Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

Go to ARRN website

海外事例

< 記事のページ >

転河の再生事例(中国・北京市)

2011W07_zhuanhe.jpg
2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 転河ページはこちら(PDF781KB)

 

06-0021-1.JPG 06-0021-2.JPG
再生事業前の姿 復元された転河
※出典: 北京市水務局冊子「当记忆被开启」

 北京市内を流れる転河は、かつて洪水防止や北京城外堀への導水のための重要な川でしたが、1975年~1982年の間に都市化により埋め立てられ、その跡地に工場や多くの住宅が建設されました。しかし、都市部における水辺環境への重要性の高まりを受け、北京市は2002年5月に転河を従来の姿に戻す事業を開始しました。  大きな特徴はこれまでと全く異なる北京市の治水思想であり、都市河川整備における「人を本位とし、自然になじむ形をとり、人とふれあいを求め、自然と調和共存する」理念のもとで事業が進められた点であげられます。地元の歴史と都市生活を有機的に融合させる河川の機能を満たすことを前提に、生態系に配慮しながら「歴史文化圏・生態公園・置石水景・水辺回廊・親水家園・緑色水路」の6つの景観区域で形成されています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 4,672KB)
→書籍「転河設計写真集」の紹介はこちら

    
     このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事へのコメント

コメント投稿(承認後公開)

トラックバック

トラックバックURL: http://jp.a-rr.net/jp/projects/overseas/18.html/trackback


海外事例

このページでは、海外の河川再生事例を紹介しています。
本ページで掲載をご希望の河川再生事例に関わる情報、写真、関連資料等がございましたら、いつでも情報をお寄せ下さい。


運営方針・個人情報保護方針