Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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海外事例

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清渓川の再生事例(韓国・ソウル市)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 清渓川ページはこちら(PDF838KB)

 

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再生事業前の姿 復元された清渓川
※写真(ソウル市ホームページより引用)
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現在の清渓川 (平成21年9月撮影)

 清渓川は、かつて鍾路と乙支路の間を流れていた川でしたが、川にふたをして上に道路が走るようになり、さらにその上に高架道路が造られ、都市化の中で川は完全に暗渠となりました。しかし、1968 年に建設された清渓川高架道路が築30 年を経て老朽化が目立ちはじめ、そのままでは危険な状態となったため、高架道路を撤去し、河川を復活させる都市再開発事業が行われました。清渓川再生事業は、都市部での河川の復元事例として、世界的な注目を集めています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 229KB)
→更に詳しい情報はこちら(JRRN Newsletter vol.27 PDF 1.4MB)
→書籍「清渓川復元 ソウル市民葛藤の物語」の紹介はこちら

良才川の再生事例(韓国・ソウル市)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 良才川ページはこちら(PDF882KB)


烏山川の再生事例(韓国・水原市)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 烏山川ページはこちら(PDF836KB)


水原川の再生事例(韓国・水原市)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 水原川ページはこちら(PDF1427KB)


安養川の再生事例(韓国・ソウル市)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 安養川ページはこちら(PDF882KB)


辛江塘河の再生事例(中国・浙江省)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 辛江塘河ページはこちら(PDF799KB)


転河の再生事例(中国・北京市)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 転河ページはこちら(PDF781KB)

 

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再生事業前の姿 復元された転河
※出典: 北京市水務局冊子「当记忆被开启」

 北京市内を流れる転河は、かつて洪水防止や北京城外堀への導水のための重要な川でしたが、1975年~1982年の間に都市化により埋め立てられ、その跡地に工場や多くの住宅が建設されました。しかし、都市部における水辺環境への重要性の高まりを受け、北京市は2002年5月に転河を従来の姿に戻す事業を開始しました。  大きな特徴はこれまでと全く異なる北京市の治水思想であり、都市河川整備における「人を本位とし、自然になじむ形をとり、人とふれあいを求め、自然と調和共存する」理念のもとで事業が進められた点であげられます。地元の歴史と都市生活を有機的に融合させる河川の機能を満たすことを前提に、生態系に配慮しながら「歴史文化圏・生態公園・置石水景・水辺回廊・親水家園・緑色水路」の6つの景観区域で形成されています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 4,672KB)
→書籍「転河設計写真集」の紹介はこちら

愛河の再生事例(台湾・高雄市)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 愛河ページはこちら(PDF769KB)


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愛河の親水施設(2007.6撮影) 愛河の夜景(2007.6撮影)

 台湾第二の都市・高雄市は、香港・シンガポールに次ぐ世界第三のコンテナ港を有し、台湾の海の玄関の役割を果たすとともに、「海上首都」「水岸城市」をコンセプトに水辺を軸に発展してきた台湾を代表する水の都です。  高雄市を流れる「愛河」は、かつてその汚濁と悪臭から長く市民に背を向けられてきましたが、1985年前後に水質汚染対策計画が策定され、その後下水道整備をはじめとする水質改善事業が行われてきました。現在は水辺に沿って遊歩道や街路樹が整備され、観光船が行き交う高雄市再生のシンボル的存在となっています。


→JRRN共催行事「川からの都市再生~台湾・高雄市の事例 愛河」開催報告はこちら
→書籍「美しさ発見・新高雄 高雄市工務建設博覧」の紹介はこちら

テムズ川の再生事例(イギリス)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 テムズ川ページはこちら(PDF748KB)


マージ川の再生事例(イギリス)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 マージ川ページはこちら(PDF752KB)

 マージ川は、産業革命の進展とともに汚染され、約200 年にわたりヨーロッパでもっとも汚染された川と言われてきました。その水環境に改善が見られるようになったのは、1960 年代になってからで、経済の衰退、都市の荒廃、環境の問題等を内包するマージ川流域をどのように復活させるかという、経済の再生、環境の再生に向けた活動が始められました。  1980 年からは、マージ川の河口のクリーンアップ作戦として、下水排水の浄化を図る政府の15年間投資計画(1 億7 千万ポンド、340 億円)が開始され、これが1985 年には環境省が中心となった「マージ川流域キャンペーン」へと引き継がれました。政府、企業等で総額40 億ポンド、25 年間継続するプログラムで、この活動は「世界でも勇気の湧く先進事例」と言え、イギリス国内及びEU内でも高く評価されています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 30KB)

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