Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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マージ川の再生事例(イギリス)

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2011年発刊『よみがえる川~河川再生事例集』 マージ川ページはこちら(PDF752KB)

 マージ川は、産業革命の進展とともに汚染され、約200 年にわたりヨーロッパでもっとも汚染された川と言われてきました。その水環境に改善が見られるようになったのは、1960 年代になってからで、経済の衰退、都市の荒廃、環境の問題等を内包するマージ川流域をどのように復活させるかという、経済の再生、環境の再生に向けた活動が始められました。  1980 年からは、マージ川の河口のクリーンアップ作戦として、下水排水の浄化を図る政府の15年間投資計画(1 億7 千万ポンド、340 億円)が開始され、これが1985 年には環境省が中心となった「マージ川流域キャンペーン」へと引き継がれました。政府、企業等で総額40 億ポンド、25 年間継続するプログラムで、この活動は「世界でも勇気の湧く先進事例」と言え、イギリス国内及びEU内でも高く評価されています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 30KB)

    
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