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第19回「小さな自然再生」現地研修会 案内チラシ(PDF 1.2MB)
第19回「小さな自然再生」現地研修会を、2023年10月15日(日)に滋賀県長浜市・米川にて開催致します。
本研修会では、米川とまちなかを実際に歩き、自然環境、まちづくり、流域治水などの観点から「ウォーカブルな米川」の未来像とその具体の方法について参加者とともに考えます。(令和5年度河川基金助成事業)
第19回「小さな自然再生」現地研修会 滋賀県長浜市・米川
【日時】令和5年10月15日(日) 10:00~17:00
【主催】米川よろず会議、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク
【協力】滋賀県立大学環境科学部・瀧研究室、公益財団法人リバーフロント研究所
【会場】滋賀県長浜市<座学:北国街道 安藤家/現地:長浜市街地 及び 米川>
【対象】高校生以上の小さな自然再生に関心のある方々
【定員】30名程度 (申込先着順)
【参加費】無料
【持ち物】胴長靴(ウェーダー)、昼食(弁当を事前注文可能 ※チラシ裏面参照)、雨具
※胴長の貸出希望の方は申込時にお伝えください。
【その他】
・座学会場はJR長浜駅から徒歩3分です。
・お車でお越しの方は近隣の有料駐車場をご利用下さい。
・少雨決行ですが、悪天候の場合は室内プログラムに変更して開催します。
・公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けて実施します。
・主催者側で行事保険に加入いたします。
【プログラム】
(10:00~12:30)概要説明、米川&まちウォーク(現地視察)
■現地案内・進行:竹村光雄(長浜まちづくり会社)
- 参加者とともに前半は「みち」、後半は「かわ」をフィールドワークしながら「かわ」と「まち」を学びます。
※胴長or濡れても良い服装に着替えて移動
(12:30 ~ 13:30)昼⾷
(13:30~17:00) 米川を活かしたまちづくりアイディア会議
■ゲスト:岩ヶ谷充(NPO法人 岡崎まち育てセンター・りた)
- 米川よろず会議のアイディア紹介
- 議論「米川&長浜 これからのまちづくり」
(事例紹介:愛知県岡崎市乙川のかわまちづくり)
(17:00)終了・閉会
【参加申込方法】
以下の案内チラシ裏面の申し込み先までお申し込みください。
→ 現地研修会案内チラシはこちら(PDF 1.2MB)
※申込〆切: 令和5年10月10日(火) 17:00まで
(申込多数の場合は先着順とさせて頂きます)
【お問合せ】
日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)事務局 担当:阿部・和田 (info@a-rr.net)
水辺でできる「小さな自然再生」の更なる普及に向け、皆様のご参加をお待ちしております。
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日時: 2023年09月22日 21:14

第21回「小さな自然再生」現地研修会 案内チラシ(PDF 1.1MB)
第21回「小さな自然再生」現地研修会を、2023年10月20日(金)に兵庫県豊岡市・円山川流域出石川にて開催致します。
本研修会では、地域資源のひとつである出石川を、まちづくりや地域活性にどう活かしていけるのか、小さな自然再生でできることを考え実践しながら参加者で愉しく学び合います。(令和5年度河川基金助成事業)
第21回「小さな自然再生」現地研修会 兵庫県豊岡市・円山川流域出石川
【日時】令和5年10月20日(金) 10:00~16:00
【主催】但東 野あそびくらぶ いつなっと、 コミュニティたかはし たかねっと、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク
【協力】滋賀県立大学環境科学部・瀧研究室
【会場】兵庫県豊岡市但東町<座学:高橋地区コミュニティセンター/現地:出石川>
【対象】小さな自然再生に関心のある方々
【定員】40名程度 (申込先着順)
【参加費】無料
【持ち物】川の中で滑らない靴(アクアシューズ、鮎たび等)、作業用手袋、雨具、昼食
【その他】
・研修会場へはお車でお越しください。
・悪天候の場合は、室内プログラムに変更して開催します。
・公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けて実施します。
・主催者側で行事保険に加入いたします。
・主催者側でライフジャケットを用意します。
【プログラム】
(10:00~11:00) 小さな自然再生についての座学研修 @高橋地区コミュニティセンター
-開会挨拶
-小さな自然再生のすすめ ~出石川でできることはたくさんある~
(三橋 弘宗:兵庫県立 人と自然の博物館)
(11:00~11:30) 出石川の移動 及び 現地活動準備
(11:30~15:30) 出石川での小さな自然再生の実践 @出石川 ※途中で昼食時間を設けます
■現地技術指導:三橋 弘宗(同上)、「小さな自然再生」研究会
水生昆虫の見分け方講座
石組みやバーブ工による手づくりでの魚の棲み家づくり 他
(15:30~16:00) 片付け 及び 座学研修会場への移動
(16:00)閉会 @高橋地区コミュニティセンター
【参加申込方法】 ※居住地により申込方法が異なります
※豊岡市内にお住まいの方・・・
以下の「但東 野あそびくらぶ いつなっと」facebookページ内の案内チラシを通じてお申込み下さい。
→「但東 野あそびくらぶ いつなっと」案内チラシ(PDF 7MB)
※豊岡市外にお住まいの方・・・
以下のチラシ裏面の申し込み先までお申し込みください。
→現地研修会案内チラシはこちら(PDF 1.1MB)
※申込〆切: 令和5年10月16日(月) 17:00まで
(申込多数の場合は先着順とさせて頂きます)
【お問合せ】
日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)事務局 担当:和田・白尾 (info@a-rr.net)
水辺でできる「小さな自然再生」の更なる普及に向け、皆様のご参加をお待ちしております。
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日時: 2023年09月11日 20:57

第18回「小さな自然再生」現地研修会 案内チラシ(PDF 1.3MB)
※本行事は、定員に達したため、参加申込受付を終了しました。
第18回「小さな自然再生」現地研修会を、2023年9月24日(日)に岡山県和気町・吉井川流域日笠川にて開催致します。
本研修会では、日笠川を囲みながら、「小さな自然再生」の手法や地元の川との関りの歴史を専門家や先達から学び、子どもも大人も行政も、川に関わる全ての人が実践できることを模索します。(令和5年度河川基金助成事業)
第18回「小さな自然再生」現地研修会 岡山県和気町・吉井川流域日笠川
【日時】令和5年9月24日(日) 9:00~16:00
【主催】わけっこパーク、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク
【後援】和気町、和気町教育委員会
【協力】滋賀県立大学環境科学部・瀧研究室、公益財団法人リバーフロント研究所
【会場】岡山県和気町 <座学:日笠地区公民館/現地:日笠川(座学会場前)>
【対象】小さな自然再生に関心のある方々
【定員】30名程度 (申込先着順)
【参加費】無料
【持ち物】川の中で滑らない靴(アクアシューズ、鮎たび等)、作業用手袋、昼食
【その他】
・研修会場へはお車でお越しください。
・悪天候の場合は、室内プログラムに変更して開催します。
・公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けて実施します。
・主催者側で行事保険に加入いたします。
【プログラム】
(9:00~10:00) 小さな自然再生のウォーミングアップ座学研修 @日笠地区公民館
- 開会挨拶
- 日笠川の自然環境(白尾豪宏:公益財団法人リバーフロント研究所)
- 小さな自然再生でできること(瀧健太郎・三橋弘宗・和田彰:「小さな自然再生」研究会)
(10:00-13:00) 小さな自然再生の実践 @座学会場前の日笠川
- 日笠川で持続的に取組むことができる小さな自然再生のノウハウを楽しみながら見試し & 日笠川の生きもの観察
■現地指導講師:瀧健太郎(滋賀県立大学環境科学部)、三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館)
(13:00~14:00) 昼 食
(14:00~16:00) 日笠川の未来を考える座学研修 @日笠地区公民館
- 地元の先達より日笠川の昔のお話を伺いながら、日笠川の未来について参加者とともに語り合います。
(16:00)閉会
【参加申込方法】 ※居住地により申込方法が異なります
※和気町内にお住まいの方・・・
以下の「わけっこパーク」案内チラシに記載の方法でお申込みください。
→ 「わけっこパーク」案内チラシ(PDF 1.1MB)
※和気町外にお住まいの方・・・
以下のチラシ裏面の申し込み先までお申し込みください。
→ 現地研修会案内チラシはこちら(PDF 1.3MB)
※申込〆切: 令和5年9月19日(火) 17:00 まで
(申込多数の場合は先着順とさせて頂きます)
【お問合せ】
日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)事務局 担当:和田・白尾 (info@a-rr.net)
水辺でできる「小さな自然再生」の更なる普及に向け、皆様のご参加をお待ちしております。
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日時: 2023年08月16日 10:54
2006年12月18日より配信を開始しました「JRRNニュースメール」も、2023年8月7日(月)の配信をもちまして遂に1000号に到達しました。
この間、SNSなど情報発信手段も大きく変わり、川づくりに関わる情報獲得方法も多様化してまいりました。また個人情報の厳正な取り扱いが求められる中で、メールサーバーのセキュリティ強化対策により会員登録いただいている方々にニュースメールの一斉配信ができない状態が長く続いておりました。
JRRNでは、こうした情報発信環境の変化を勘案し、今後は限られた運営リソースを、水辺の「小さな自然再生」をはじめとする双方向の協働活動によりリソースをより集中させていくこととし、第1000号をもちましてJRRNニュースメールの配信を終了させていただくこととなりました。
約16年半に渡りご通読頂きまして誠にありがとうございました。
今後は、JRRNのfacebookやInstagramで川づくりに関わるホットな話題や素敵な写真を発信してまいります。
■JRRNのfacebook:
https://www.facebook.com/JapanRRN
■JRRNのInstagram:
https://www.instagram.com/jrrn01/
なお、全1000号のバックナンバーはJRRNウェブサイトの以下のページでご覧いただくことができます。
■全JRRNニュースメールのバックナンバー
http://jp.a-rr.net/jp/activity/newsmail/
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日時: 2023年08月09日 21:00

「桜のある水辺風景2023」にご応募頂きまして誠にありがとうございました。
この度、JRRN事務局メンバー5名で審査を行い選定した最優秀賞1点、優秀賞2点を発表させて頂きます。
→結果発表案内チラシはこちらから(PDF 784KB)
JRRN では、今後もInstagram での情報発信を続けていきます。是非、「チェック」「フォロー」「いいね!」をよろしくお願いいたします。
→ https://www.instagram.com/jrrn01/
JRRN事務局一同
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日時: 2023年06月02日 19:26

「小さな自然再生」現地研修会の開催地募集チラシ (全4ページ/PDF 1.1MB)
※今年度の募集は5/12(金)に締め切りました。
5月中を目標に、今年度の開催地を決定させて頂く予定です。
様々な主体と協働しながら、多種多様な生きものが生育・生息できる環境づくりに取組む仲間を増やし育成することを目的に、今年度も「小さな自然再生」現地研修会(3回程度)を開催します。
現地の川づくり・流域づくりの担い手の方々、研修会の一般参加者、そして「小さな自然再生」研究会の専門家とともに、身近な水辺でできる小さな自然再生の見試しを通じて、技術やノウハウ、工夫等々を一緒に学ばせて頂くフィールドはありませんか?
下記募集要項をご確認の上、ご興味のある方はご応募、ご相談をお待ちしております。
「小さな自然再生」現地研修会の開催地を募集します! (5/12応募締切)
【応募条件】
水辺の小さな自然再生に関わる取組みを既に実践している、またはこれから取組もうと考えている現場を有する川づくりの担い手の方々。(市民団体、河川管理者、研究者、実務者 etc.)
※ご応募頂いた後、事務局より詳細な面談・調整をさせて頂き、開催地を最終決定します。
【”応募者(地元主催者)”と”JRRN”の主な役割分担】
◇応募者:地元調整(管理者等との調整、会場手配、資材調達、地元広報 等)と運営補助
◇JRRN:専門家推挙・派遣(旅費等の費用負担含む)、会場費や資材等の費用負担、地元外広報、研修会運営・進行、研修会成果とりまとめ・普及 等
※研修プログラムは、応募者のご要望を踏まえJRRNや研究会専門家と一緒に考えます。
【応募期間 及び 今後のスケジュール】
◇応募期間: 2023年4月14日(金)~5月12日(金)
◇今後のスケジュール:
・~5/12(金): 開催を希望する現場の公募 ※応募者との詳細調整は5/14以降に実施
・~5月末: 各応募者との面談(オンライン形式) ⇒ 開催地を決定(3箇所程度)
・6月~: 企画調整 及び 開催に向けた準備開始
・9月~12月頃: 「小さな自然再生」現地研修会の開催
【応募申込み・お問い合わせ】
氏名、所属、連絡先(住所・電話・e-mail)とともに下記申込先までEメールにてご応募下さい。
(応募申込み先) E-mail: info@a-rr.net
日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)事務局 担当: 和田彰・白尾豪宏
Tel: 03-6228-3861
皆様からのご応募をお待ちしております。
※募集チラシはこちらから (PDF 1.1MB)
※本活動は、公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けて実施します。
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日時: 2023年04月14日 15:47

応募案内チラシ(PDF 458 KB)
2009年に「桜のある水辺風景」の募集を開始してから今年で15年目となりました。
今年も「桜のある水辺風景」の写真をInstagramで募集します。
応募方法は以下の通りです。(詳細は応募案内チラシをご確認ください。)
多数の皆様のご応募をお待ちしております!
「桜のある水辺風景 2023」 応募要項
○応募資格: 下記応募方法に従い、以下の条件を満たす方であればどなたでもご応募いただけます。
①下記作品規定に同意して頂いた方
②Instagramのアカウントを保有し、公開設定にして頂いた方※
※Instagramアカウントをお持ちでない方は、アカウントを作成してご応募ください。
※非公開設定となっている投稿は無効となりますので、必ず公開に設定してください。
○作品規定: ご本人が撮影したデジタル写真のみとさせていただきます。
JRRNの刊行物・ウェブサイトで使用させて頂く場合があります。
個人が特定できる画像を含む場合は被写体の方の了承を得てください。
○応募方法: 以下の手順に従って、ご応募ください。
Step1:JRRN公式アカウントをフォロー
Instagramで 「jrrn01」で検索してJRRNのアカウントをフォローしてください。
下記QRコードからアクセスできます。
JRRN公式アカウントをフォロー

Step2:水辺の桜風景を撮影
感染症対策に十分気を付けて、あなたが見つけた、素敵な水辺の桜風景を撮影してください。
スマートフォン、デジタルカメラで水辺の桜風景を撮影

Step3:「#桜のある水辺風景2023」へ投稿
タイトル、撮影時期、想いなどのコメントを自由にご記入いただき、企画名のハッシュタグをつけて投稿してください。
それ以外のハッシュタグも自由に設定OK!
ハッシュタグ「#桜のある水辺風景2023」をつけて投稿
○応募期間: 2023年3月1日(水) ~ 2023年5月8日(月)
○表彰:
事務局において優秀作品を選定し、JRRNホームページで公表するとともに、各種刊行物・ウェブサイト等の広報媒体に、リバーフロント研究所など関係機関の協力も得て、全国に積極的に広報します。なお、金品の副賞はございませんので、予めご承知おきください。
※昨年の最優秀賞、優勝賞の情報はコチラから
○問合せ先: 〒104-0033 東京都中央区新川1丁目17番24号
(公財)リバーフロント研究所内
日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)
事務局 担当: 阿部・後藤(Eメール: info@a-rr.net )
皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております。
→企画チラシはこちら(PDF 458 KB)
→『桜のある水辺風景写真集』全バックナンバーはこちら(2010年-2019年)
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日時: 2023年02月28日 18:57



オンライン会議の様子
2022年12月7日(水)、アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)の理事会に相当する「第16回ARRN運営会議」をオンライン開催し、日中韓の各RRNメンバーが参加し、ARRNの組織体制や次年度活動計画についての審議が行われました。
本運営会議では、ARRN会長及び事務局の任期満了を受け、新たな会長及び事務局体制について協議を行い、今後3年間について、引き続きXiaogang Wang教授(中国水利水電科学研究院・副院長)がARRN会長を、また中国CRRNを運営する中国水利水電科学研究院(IWHR)がARRN事務局を担うことが決議されました。
また世界的な新型コロナウイルス感染拡大により中断していた対面によるアジアの河川再生技術交流を来年より再開していく方向で準備を進めることが決まりました。
<報告事項>
・ARRN, CRRN(中国), KRRN(韓国), JRRN(日本)の過去1年間の活動概要報告
<審議事項>
・ARRN規約の変更(過年度協議結果の決議)
・2023年のARRN活動計画について
→第16回運営会議「議事次第」(英語版)はこちら
<過去の運営会議はこちらから>
→第15回運営会議開催報告はこちら(2021年11月・オンライン開催)
→第14回運営会議開催報告はこちら(2019年10月・オーストラリア/ブリスベン開催)
→第13回運営会議開催報告はこちら(2018年8月・東京開催)
→第12回運営会議開催報告はこちら(2017年8月・マレーシア/クアラルンプール開催)
→第11回運営会議開催報告はこちら(2016年8月・韓国/仁川開催)
→第10回運営会議開催報告はこちら(2015年4月・韓国/慶州開催)
→第9回運営会議開催報告はこちら(2014年11月・ウィーン開催)
→第8回運営会議開催報告はこちら(2013年9月・成都開催)
→第7回運営会議開催報告はこちら(2012年11月・北京開催)
→第6回運営会議開催報告はこちら(2011年11月・東京開催)
→第5回運営会議開催報告はこちら(2010年9月・韓国・ソウル開催)
→第4回運営会議開催報告はこちら(2009年9月・韓国・ソウル開催)
→第3回運営会議開催報告はこちら(2008年11月・中国・北京開催)
→第2回運営会議開催報告はこちら(2007年12月・東京開催)
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日時: 2023年01月06日 20:29

日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN) 代表 土屋信行
2023年、新年明けましておめでとうございます。
皆様は日ごろよりJRRNのネットワーク活動にご協力いただきまして大変ありがとうございます。
昨年は「流域治水元年」の年でしたが、皆様の地域では変革が始まりましたでしょうか。なかなか実感がわかないというのが実態のような気がします。でも、変化は確実に始まっています。耳を澄まし、目を凝らしてみてください。きっと流域のどこかで誰かが何かに取り組んでいるに違いありません。私たちが取り組んでいる「水辺の小さな自然再生」活動もそうです。
今から20年ほど前の話になりますが、こんなことがありました。
関東地方の江戸川という川は昭和5年に放水路を開削し、下流部が放水路と旧江戸川という川に分派しています。放水路には行徳水門が、旧江戸川には江戸川水閘門が設置されています。その主な運用目的は高潮防御ですが、それに加えて水道浄水場の取水のために塩水の遡上を止めることもあり、年間を通じてほとんどの時間閉鎖されています。そのためアユの稚魚が遡上する5月の時期、江戸川水閘門の下流側には稚魚が大量に群れを成し、黒い団塊になって水しぶきが上がるほどになっていました。この地域にはこのアユの稚魚を網ですくって佃煮にして食べる習慣があり、春の風物詩になっていました。
この鮎の稚魚の量があまりにも多いので、少しでも上流へ遡らせてやりたいと思い、水閘門の管理者に相談したところ、「水閘門は舟運のために設置されています。船の航行が無ければ開門は出来ません。」との回答でした。そこで私たちは船の航行があれば開閉してくださるのですねと確認したうえで、防災担当部署が管理していた防災用のゴムボートの航行確認と称して毎年この時期にボートを出し、新人職員の訓練もかねて毎日2回、江戸川水閘門を通過することにしました。水門が開くと同時にものすごい量の黒い塊になった稚魚たちが泳ぎだす様は壮観で、「元気に上流まで行けよ!!」と思わず声を掛けたものでした。
この様子を管理者の国交省江戸川河川事務所へ報告をしたところ、その翌年には国土交通省の水門管理事務所の方々が単管パイプとコンパネ、ブルーシートで簡易の魚道を作って下さいました。何度か勾配や水路幅を変えながら挑戦してくださいましたがなかなかうまくいかず、結局はカヌー協会の方々も協力して、毎日、船の航行のためと称して閘門を開閉することになりました。毎年5月の連休にはアユの遡上のための水閘門の開閉を年中行事にして、一昨年他界した「おさかなポスト」の山崎さんにもご参加いただき、毎年恒例の大イベントにしてしまいました。この報告を「全国川サミット」で報告したところ、ある年、利根川の上流の漁協の方々がこのイベントに参加して「なんか最近、鮎の自然遡上の数が急激に増えている。これはいったいどうしたことかと調べたら、皆さんが鮎のために水閘門の開閉をイベントにして取り組んでいることを知りました。大変有難うございます。」というお話をいただいたのです。
結果としてみると河川管理者が水閘門の開閉は舟運の為だけにあるというマニュアル解釈を少し変えただけで大きな変化を生み出したのです。今では、毎年5月の一定期間、船が通らなくても水閘門は一日2回開閉されています。「水辺の小さな自然再生」活動が始まる前のことです。
この事実は流域治水を考えた時、目の前の事象だけにとらわれることなく、全体を俯瞰して物事を捉え、広い視野での取り組みが必要であることを示しています。「知の巨人」の立花隆さんは「学者も技術者も検討が進めば進むほど総合的判断力を失って、狭い分野だけしかわからない専門家になっていってしまう。」いわゆる「総合知」の必要性を説き「専門性の細分化」は文明の崩壊を招くと論じています。
私たちは今、目前の課題解決に対し「小さな取り組み」から始め、「大きな自然再生」を目指していこうとしています。
今年も全国各地で「大きな自然再生」に取り組もうではありませんか。大いにご活躍ください。どうぞよろしくお願いいたします。
2023年元旦
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日時: 2023年01月04日 17:17

第17回「小さな自然再生」現地研修会 案内チラシ(PDF 733KB)
第17回「小さな自然再生」現地研修会を、2023年1月14日(土)に茨城県の霞ケ浦にて開催致します。
本研修会では、湖の水質改善や湖岸植生帯の保全を目的とした植生浄化施設の生物多様性を更に高め、地域との連携による新たな価値を創造することを目的に、浄化施設導水路と湖の連続性を回復する手づくりの魚道を製作・設置し、この魚道の役割や生物モニタリング方法について、座学と実践を通じて参加者とともに学び合います。(令和4年度河川基金助成事業)
なお、本行事は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加人数を制限し、感染防止対策を行った上で開催致します。
第17回「小さな自然再生」現地研修会 茨城県・霞ケ浦
【日時】令和5年1月14日(土) 9:30~16:00
【主催】特定非営利活動法人水辺基盤協会、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク
【協力】国土交通省関東地方整備局霞ヶ浦河川事務所、公益財団法人リバーフロント研究所
【会場】茨城県土浦市 他 <座学:霞ヶ浦河川事務所 土浦出張所/現地:清明川植生浄化施設>
【対象】小さな自然再生に関心のある方々
【定員】30名 (申込先着順)
【参加費】無料
【持ち物】長靴(お持ちの方は胴長)、作業用手袋、防寒着、昼食
【その他】
・新型コロナウイルス感染防止のため、参加者はマスクの着用をお願いします。
・参加者移動のためのバス等は手配しませんので、研修会場へはお車でお越しください。
・消毒液の設置等、主催者側でも感染拡大防止対策を行います。
・悪天候の場合は、翌日1/15(日)に延期して開催します。
・公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けて実施します。
・主催者側で行事保険に加入いたします。
【プログラム】
(9:30~11:30)小さな自然再生の座学研修
- 開会挨拶
- 清明川植生浄化施設における地域連携と新たな価値の創造
(小野正人:国土交通省霞ヶ浦河川事務所)
- 清明川植生浄化施設の維持管理活動と環境教育の取組み
(吉田幸二:NPO法人水辺基盤協会)
- 魚の道の役割と維持管理について
(岩瀬晴夫:株式会社北海道技術コンサルタント)
- 魚の道の生物モニタリングについて
(白尾豪宏:公益財団法人リバーフロント研究所)
(11:30~13:00)昼食 及び 清明川植生浄化施設への移動
(13:00-16:00) 魚の道づくりを通じた小さな自然再生の実践 @清明川植生浄化施設
- 魚の道づくり 及び 浄化施設周辺の生物観察
■現地技術指導:岩瀬晴夫(同上)、白尾豪宏(同上)
(16:00)閉会
【参加申込方法】
以下のチラシ裏面の申し込み先までお申し込みください。
※現地研修会案内チラシはこちら(PDF 733KB)
※申込〆切: 令和5年1月10日(火) 17:00まで
(申込多数の場合は先着順とさせて頂きます)
【お問合せ】
日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)事務局 担当:和田・白尾 (info@a-rr.net)
水辺でできる「小さな自然再生」の更なる普及に向け、皆様のご参加をお待ちしております。
By JRRN事務局 | カテゴリー: JRRN行事開催案内 | コメント(0) | トラックバック(0)
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日時: 2022年12月15日 21:14