Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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JRRNからのお知らせ

< 2018年6月:月別アーカイブ >

第20回日本水大賞 「国際貢献賞」をいただきました

 2006年11月の日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)の設立以降、JRRNが国内外の川づくりの担い手の皆さまと共に取組んで参りました河川再生に関わる国内外の情報共有と人材交流活動に対し、この度「日本及びアジアの河川再生の担い手をつなぐ協働基盤構築」として第20回日本水大賞の「国際貢献賞」の栄誉に浴することが出来ました。これも偏に皆様方との協働の賜物と感謝申し上げます。

 JRRNが目標とする河川再生の協働基盤構築に向けては、活動の主役はあくまで河川再生を担う国内外の活動主体であり、その主体を横断的に繋ぎ、後方支援し、それぞれの知見を共有しながら諸活動の更なる推進と最適化を図るというネットワーク本来の『触媒的機能』を常に意識して諸活動に取組んで参りました。中でも、河川再生に向けた新たな行動を起こす人材を増やし育成することや、アジアに向けては、毎年開催する国際フォーラムや海外視察団の受入支援を通じて日本が培った経験を普及し、国内では、河川再生に関わる情報共有ツール(ホームページ、刊行物)の整備や産官学民を交えた講演会や研修行事等を継続的に開催してきました。

 これまでJRRNが取組んできたあらゆる活動は、川づくりに関わる地域の担い手、国内外の専門家、河川を管理する行政関係者等のたくさん方々のご支援により成立ってきたものであり、この度の「国際貢献賞」の受賞は、JRRN設立準備期間を含む約15年間に渡り共に協働してきた皆様と一緒に受賞したものです。

 この第20回日本水大賞「国際貢献賞」の受賞を更なる励みとして、今後も国内活動と国際貢献を有機的に連動させながら、地域が主体となる持続可能な河川の管理に資する諸活動を後押し、その担い手を育成するための知見や技術の汎用化とその普及に努めてまいります。また、河川再生に関わるアジアのネットワーク活動のハブ機能をJRRNが担い、日本の河川再生の成功や失敗経験を謙虚に海外に伝承しながら、川づくりを通じてアジア諸国との更なる友好関係の構築に貢献していきたいと考えております。

 今後とも、JRRNへのご支援とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)  事務局一同

平成30年度 第1回理事会開催報告

 日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)の『平成30年度 第1回理事会』が下記の通り開催され、全議案が承認されました。

 JRRN設立から12年目となる本年は、これまでの国内外活動での経験を礎に日本及びアジアの豊かな河川環境の実現に益々貢献していけるよう、国内外の川づくりの担い手との協働活動を推進するとともに、持続的な活動の展開を目指し、JRRNのNPO法人化に向けた検討に着手することなどが決まりました。

1.   開催日時: 2018年6月1日(金) 16:00-17:30

2.   開催場所: (公財)リバーフロント研究所 会議室

3.   理事総数: 4名(内、1名はJRRN定款第26条に基づく書面表決)

4.   議案:

 議案第1号 平成29年度 事業報告及び収支決算  (PDF 234KB)
 議案第2号 平成30年度 事業計画及び収支予算 (PDF 947KB)
 議案第3号 事務局の組織及び運営
 議案第4号 その他運営に関する重要事項(事務局の自立化)

 ※参考: JRRN定款 (PDF 112KB)

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