ミズーリ川の再生事例(アメリカ)
北米で最大・最長の川の一つであるミズーリ川は、過去150 年の間、広範囲に渡って改変を受けてきました。しかし、1960 年代に始まったアメリカ国民の環境倫理への目覚めは、国の主要な河川の劣悪化に対しその焦点が向けられるようになり、河川管理の優先順位の再検討が行われるようになりました。この結果、連邦レベルと州レベルの両方で新たな法律が制定され、アメリカの多くの大河川の復元を支援する手段・方策が提供されました。 ミズーリ川では、1986 年のミズーリ川ミティゲーション(訳注:環境破壊に対する代償行為)法に基づくプロジェクトが実施され、湿地や河畔林復元、堤防の引き堤、堰の変更、シュート(高水時水路)の本流との再合流等が行われています。
By JRRN事務局 | カテゴリー: アメリカ | コメント(0) | トラックバック(0)
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