ゴライ川の再生事例(バングラデシュ)
ガンジス川の派川の一つであるゴライ川は、この地域の貴重な淡水供給源ですが、この20 年間、ガンジス川の流量低下の影響により乾季(12 月-4月)の流量が減少し続け、また保護林周辺の沿岸地域においては塩水の浸入が増加している。 そこで、バングラデシュ政府は、乾季流量と生態系バランスを復元するためにはゴライ川を直ちに浚渫する必要があると判断し、1996 年12 月に『ゴライ川復元プロジェクト(GRRP)』の実施を決定しました。この結果、乾季に閉ざされていたゴライ川の流入口は、オランダ政府とベルギー政府からの出資のもと、PPW(Pilot Priority Work)プログラムにより浚渫が行われ、流入口は開かれた状態に維持されています。
By JRRN事務局 | カテゴリー: バングラデシュ | コメント(0) | トラックバック(0)
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