ドナウ川の再生事例(オーストリア)
大河川とその隣接する氾濫原の生態環境を決定づける重要な要素は、河川と氾濫原とが表層流および地下水流の両方を通じて水文学的に連結している範囲、期間、そしてその動態と言われています。ヨーロッパのあらゆる大河川において、この水文学的な連結性は水路の改修やダム建設により大幅に失われてきました。 オーストリアの「沖積層地帯国立公園」の管轄区域内を流れるドナウ川では、自由に流れる河川を目指した復元戦略の最初のステップとして、河川―氾濫原システムの水文学的かつ生態学的な完全性を復元するための大規模なパイロットプロジェクトが展開されてきました。
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By JRRN事務局 | カテゴリー: オーストリア | コメント(0) | トラックバック(0)