釣川の再生事例(福岡県・宗像市)
釣川は、県西北部にある宗像市のほぼ中心を東西に流れ、玄界灘に注ぐ、延長16km程の河川です。新立山を源流とした釣川の水は大切な上水源で、宗像市民の「生命の水」でもあり、古くから護岸工事、井堰や段差の築造、河川の浚渫などが行われました。
また最近では景観向上の一環として桜づつみモデル事業を行い、川辺に桜並木、散策コース、サイクリングロード、水辺の階段などを設けて家族連れを中心に親しまれています。
宗像市は、かつてホタルやメダカが全域で広く生息していましたが、近年の急速な都市開発で生物の環境が悪化し、その数も減ってきました。そこで市では豊かな自然環境を回復させるために「ほたるの里」づくりに力を入れて河川の美化や、水辺環境に対する意識をたかめる働きかけをしています。
By JRRN事務局 | カテゴリー: 九州 | コメント(0) | トラックバック(0)
Tweet |
コメント投稿(承認後公開)