ウトナイ湖・美々川の自然再生事例(北海道)
ウトナイ湖(平成16年8月 白尾豪宏撮影) |
現在の美々川(平成21年6月 白尾豪宏撮影) |
新千歳空港のすぐ横を流れる美々川が注ぐウトナイ湖は、平成3年にラムサール条約に登録され、湖の周辺には、原野や湿原など豊かな自然環境が形成されています。
また、ハクチョウなど渡り鳥の集団飛来地として、野生動植物の宝庫となっています。
しかしながら、流域周辺の土地開発により、美々川の湧水量減少や周辺環境の乾燥化、湧水水質の悪化、湿原面積の減少、湖岸の樹林化などが進み、貴重な自然環境や生態系が喪失しつつあります。
現在、美々川の湧水量の回復と湧水水質の改善、流速と河道の回復、ウトナイ湖周辺の湿地環境の回復を柱に、かつての美々川やウトナイ湖の姿を目指す自然再生事業がすすめられています。
→RIVER FRONT ウトナイ湖・美々川の湿地再生(2003/Vol.48 )
→リバーフロント研究所報告 美々川自然再生計画の取り組みについて(2003/Vol.48 )
By JRRN事務局 | カテゴリー: 北海道 | コメント(0) | トラックバック(0)
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