通船川・栗ノ木川の再生事例(新潟県・新潟市)
通船川は、新潟市津島屋(つしまや)で阿賀野川と分かれ、山の下閘門のわきで栗ノ木川を合流して信濃川に注いでいます。
古くは木材加工業が盛んで、舟運が発達しており重要な交通路でしたが、昭和41年に完成した山の下閘門排水機場により生活・工場排水が集中化し、この二本の川は日本ワーストワンの水質になったこともあります。
しかしながら、通船川・栗ノ木川ルネッサンスをはじめとする活発な市民活動を土壌とした「通船川・栗ノ木川下流再生市民会議」による住民参加、激特事業を利用した河川敷地の緑化、「河口の森」での植樹などにより、自然豊かで、子供が泳ぎ、船が通い、流域に活気が溢れ、次世代に誇りをもって贈れる川づくり(自然再生)が実現しています。
→RIVER FRONT 通船川・栗ノ木川再生物語(2004/Vol.49)
【通船川・栗ノ木川に関する書籍はこちら】
通船川物語-『愛されて、誇れる川を目指して』, 通船川物語編集委員会,合資会社エコライン (2002/7)
By JRRN事務局 | カテゴリー: 北陸 | コメント(0) | トラックバック(0)
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