Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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国内事例

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信濃川の自然再生事例(新潟県)

 信濃川中流域では、治水を重視した河川整備が進められた結果、河川流路の単調化、瀬や淵の減少、高水敷の陸域化、ニセアカシアなどの外来種の繁茂などの新たな問題が発生しました。
 そこで、信濃川中流域水環境改善検討協議会などにより、現在は、水際線(エコトーン)の再生やワンド、旧流路の再生などをはじめとする自然再生事業が実施されています。また、発電取水による河川流量の減少と平滑化により、瀬切れの発生や藻類の異常繁殖などが生じているため、発電事業者の協力の下で平成13年7月より試験的な西大滝ダムからの放流量を増やす取組み(フラッシュ放流)も行っています。放流量増加による下流河川の環境の復元効果や影響を検証しながら、順応的・段階的な水環境の改善に取り組んでいます。


→RIVER FRONT 信濃川の多様な自然環境の再生(2003/Vol.48)

    
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