Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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広瀬川の再生事例(宮城県・仙台市)

 名取川支川の広瀬川は、市民の憩いの場として年間を通じて親しまれ、8月には「灯籠流し」や花火大会も実施され、「杜と水の都”仙台”」の象徴となっています。
 仙台市街地は、藩政時代、生活用水や農業用水として市民生活を支えるために、名取川・広瀬川から導水するために建設された堀や水路が今も残っています。この水路も、都市化による生活排水の流入や水利用形態の変化によって水環境が悪化していましたが、昭和49年に「広瀬川の清流を守る条例」を制定し、市民との協働により水質浄化や景観・自然環境の保全に取り組み、川を軸とした”まちづくり”として、修繕事業などの取組みが注目されています。加えて、堀を活用した広瀬川への環境用水の導水も行われています。
 こうした取組みの結果、広瀬川は「21世紀に残したい日本の自然100選」や「名水100選」「日本の音風景百選」に選ばれるなど高い評価を受け、今日では全国的に名を知られる、市民共有の貴重な財産となっております。


→名水百選(環境省ホームページへリンク)

    
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