三峰川の自然再生事例(長野県)
三峰川は、「あばれ天竜」の異名を持つ中部地方の天竜川の上流域左岸側に位置する、天竜川最大の支川です。
中流域では、昭和30年代のダム建設以降、上流からの土砂供給の減少による問題が生じたため、現在は三輪ダムの貯水地内土砂をしゅんせつし、洪水バイパストンネルにより堆砂を抑制する再開発事業が進められています。
また下流域においては、礫河原の減少や樹林化の進展、アレチウリなどの外来種の侵入による貴重種であるカワラニガナなどへの影響も懸念されており、礫河原を復元し三峰川固有の種が生育・生息する原風景に近くい姿を目標にした自然再生が進められています。
→RIVER FRONT 三峰川本来の自然環境の再生(2003/Vol.48)
By JRRN事務局 | カテゴリー: 北陸 | コメント(0) | トラックバック(0)
Tweet |
コメント投稿(承認後公開)