藍場川の再生事例(山口県・萩市)
藍場川は、城下町のたたずまいを色濃く残す平安古・江向・川島の武家屋敷地域を縫うように東西に流れる、延長2.6km、幅員4mの小河川です。川端には藩営の藍場ができ、川が一藍色に染まったことから、いつのまにか藍場川と呼ばれるようになりました。 元来は農業用水や生活用水として利用されていた藍場川ですが、江戸時代中期に川舟が通れるように開削され、薪や炭などの運搬にも利用されるようになりました。
萩市ではこの運河及び周辺を「萩市歴史的景観保存地区」に指定し、現在でも、かんがい用水、防火用水、生活用水として利用され、官民連携の下、景観、環境保全(藍場川修景事業)がなされており、城下町・萩の観光スポットとして市民生活になくてはならない疏水となっています。
疏水百選に選定されるほか、昭和63年度手作り郷土賞に選ばれています。
→疏水百選(全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)ホームページへリンク)
→「手づくり郷土賞」(国土交通省総合政策地域づくりホームページへリンク)
By JRRN事務局 | カテゴリー: 中国 | コメント(0) | トラックバック(0)
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