撥川の再生事例(福岡県・北九州市)
撥川(ばちがわ)は、黒崎の中心部を通り洞海湾に注いでいます。かつては鮒が釣れ、水辺に多くの子供たちが集う川でしたが、昭和28年の大水害を契機にコンクリート三面張りの河川改修が行われ、地域住民から背を向けられる排水路となりました。
その後、平成7年から河川再生事業が始まり、市民の意見を最大限に活かすための作業部会が組織され、様々な立場の関係者と共に川のあり方を議論した結果として、「撥川ルネッサンス計画・基本構想」が策定されました。
現在は撥川にホタルが戻り、平成18年からは「撥川ほたる祭り」が始まっています。なお、撥川は平成16年度手作り郷土賞に選ばれています。
→「手作り郷土賞」(国土交通省総合政策地域づくりホームページへリンク)
By JRRN事務局 | カテゴリー: 九州 | コメント(0) | トラックバック(0)
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