家田川・川坂川の自然再生事例(宮崎県)
家田川及び川坂川の中下流域は、以前はいく筋もの小川が流れる広い湿地帯であり、年中水の切れることのない豊かな湿地環境を有していました。
しかし、河川改修による河道の固定化や直線化また河床低下等により湿地の冠水頻度が減少し、湿地の乾燥化を招いた結果、貴重な生態系が失われつつあります。 そこで、周辺の自然環境・社会環境と調和を図りながら、家田川・川坂川を含めた周辺の湿地を保全・再生を行うために、自然再生事業計画検討委員会が平成15年に設けられました。
現在は、自然再生計画に基づいた事業が展開され、湿地の価値を紹介する講習会や、地域の継承行事である「田焼き」「藻狩り」などの活動が行われています。
→RIVER FRONT 家田川、川坂川の多様な自然環境の再生(2003/Vol.48)
By JRRN事務局 | カテゴリー: 九州 | コメント(0) | トラックバック(0)
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