山形五堰の再生事例(山形県・山形市)
山形市内にある農業用水路「五堰」は、笹堰・御殿堰・八ヶ郷堰・宮町堰・双月堰の五つの堰の総称で、総延長は115kmあり、市街地に残る農地と下流域の農地を潤す用水として重要な役割を担っていました。
しかし、コンクリート水路等への改修により、暗渠化されたり蓋を掛けられ、昔の石積水路が完全な形で残存するのはわずか8kmとなりました。
そこで、地域用水機能増進事業や地域用水環境整備事業により、山形市の歴史的財産である山形五堰を親水・景観・歴史・生態系に配慮した憩いの場所として提供するため改修整備が行われています。
なお、山形五堰は疏水百選に選ばれています。
→疎水百選(全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)ホームページへリンク)
【山形五堰に関する書籍はこちら】
暮らしを潤す身近な水路
By JRRN事務局 | カテゴリー: 東北 | コメント(0) | トラックバック(0)
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