洞海湾の再生事例(福岡県・北九州市)
北九州市の北西部に位置する洞海湾では、重化学工場の集積により有害物質が蓄積され、一時は「死の海」とも呼ばれました。
しかし、洞海湾環境改善プロジェクト(市民参加による洞海湾の港湾環境修復検討事業)など、婦人会による住民運動や、北九州地区労働組合の活躍により、洞海湾の浚渫などの結果、魚介類の宝庫へと蘇りました。沿岸には現在も重化学工業工場群が残るものの、水質は著しく改善され、また洞海ビオパークや道北緑地・奥洞海緑地が計画されるなど、野鳥や動植物が多く生息する環境へと再生されています。
By JRRN事務局 | カテゴリー: 九州 | コメント(0) | トラックバック(0)
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