瀬戸川用水の再生事例(岐阜県・飛騨市)
瀬戸川用水は、約400年前にお濠の水を引き町尻に開田するために開削され、瀬戸屋がその工事を請け負ったことから瀬戸川と呼ばれています。
高度経済成長期には水質悪化が進みましたが、地域の人々の提言により瀬戸川に鯉が放流されることになりました。
その後、およそ1,000匹の鯉が悠々と泳ぐ光景は市内観光一番の目玉になり、現在は町並み整備も完了し、瀬戸川と白壁の土蔵が建ち並ぶ落ち着いた町並みが観光客に親しまれています。また、ゴミのないきれいな川を目指した地域住民による自主的な管理・保全の体制も整っています。
なお、疏水百選に選ばれています。
→疎水百選(全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)ホームページへリンク)
【瀬戸川用水に関する書籍はこちら】
暮らしを潤す身近な水路
By JRRN事務局 | カテゴリー: 中部 | コメント(0) | トラックバック(0)
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