旧江戸川の再生事例(東京都・江戸川区)
旧江戸川は、東京都江戸川区篠崎町付近で江戸川から分かれ、東京湾に注ぐ全長約9.4kmの河川です。
昭和30年代から40年代にかけて整備された防潮堤を根固め補強して高水敷を整備しています。この高水敷整備により防潮堤の耐震性を向上させるとともに、散策やジョギングなど都民が身近なところで水に親しめるような水辺の再生が図られています。
上流部では、アシ・ヨシといった水生植物が自生しており、スーパー堤防整備事業の工事後にアシ・ヨシ保全区域として復元しました。また、河口付近に整備した緩傾斜型堤防では水際まで近づいたり、土手に座ってゆっくりと川を眺めることができ、感潮河川でトビハゼ、マハゼ、スズキなどが生息し、釣りを楽しむこともできます。
【旧江戸川に関する書籍はこちら】
環境に配慮した川づくり整備事例集(東京都)
By JRRN事務局 | カテゴリー: 関東 | コメント(0) | トラックバック(0)
Tweet |
コメント投稿(承認後公開)