矢田川の再生事例(兵庫県・村岡町)
氷ノ山に源を発する矢田川は、香美町村岡区北部付近で固い矢田川層群の岩を深く削って峡谷をつくり、村岡区和田で支流湯舟川を加え、さらに大小いくつかの支流を合流しながら鉢伏支脈と妙見支脈との間を北流し、霞駆虫奥部を貫いて日本海に流れます。
ふるさとの川整備事業のモデル整備区間は中流に属し、良好な水質と、見事な河床露岩、そして豊かな山林に恵まれた自然環境を誇ります。また、生活に密着した河川として住民の愛着・関心も大きいが一方で、急勾配で河道幅が狭いため、浸水被害も記録されています。このため河川局部改良事業の対象区間となっており、現在の自然景観を活かしつつ、安全な河川としての整備が進められています。
【矢田川に関する書籍はこちら】
○ふるさとの川をつくるⅣ ふるさとの川モデル事業整備計画事例集(Ⅳ)
○揖保川-矢田川を歩く,高井 薫 (著) ,吉備人出版 (2000/3/9)
By JRRN事務局 | カテゴリー: 近畿 | コメント(0) | トラックバック(0)
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