境川水系いたち川の自然再生事例(神奈川県・横浜市)
再生事業前の姿 (出典:リバーフロント整備センターHP) |
再生事業後のいたち川 (出典:リバーフロント整備センターHP) |
横浜市を流れる二級河川のいたち川は、過去の河川改修によって平瀬化して貧相な環境となりましたが、失われた自然を復元するため、昭和57年から低水路整備による水辺の自然復元が始まり、現在までに約3kmの再生事業が完了しています。また、平成3年度よりふるさとの川整備事業が導入され、公園施設や市民利用の施設等を取り込んで、周辺の景観や地域整備と一体的に河川改修により、良好な水辺空間の形成が住民参加のもと進められています。 いたち川の再生では、平常時における水深を確保(河川改修される前の水深に復元)すること、水辺に植生を回復すること、そして瀬や淵などの河床の微地形を復元することをねらい、試行錯誤を重ねながらさまざまな工法の適用の結果、現在では自然豊かな水辺が復元し、地域に愛される川となっています。
なお、平成7年度、平成10年度手作り郷土賞に選ばれています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 31KB)
→いたち川都市基盤河川改修事業の効果についてはこちら(国土交通省 関東地方整備局 ホームページへリンク)
→手作り郷土賞 平成10年度(国土交通省総合政策地域づくりホームページへリンク)
【いたち川に関する書籍はこちら】
○ふるさとの川をつくる ふるさとの川モデル事業整備計画事例集(Ⅰ)
○うるおいのある水辺づくり かながわの多自然水辺づくり事例集(神奈川県県土整備部)
By JRRN事務局 | カテゴリー: 関東 | コメント(0) | トラックバック(0)
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