Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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国内事例

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北川の自然再生事例(福井県)

 福井県を流れる北川では、平成9年の台風19号により広範囲にわたる激甚な被害をこうむりました。この災害が契機となり、日本で最初の河川激甚災害対策特別緊急事業が採択され、抜本的な河川改修がなされています。
 この緊急事業の実施に当たり、専門家や地元代表者、また関係機関の人々で構成される「北川・川づくり検討委員会」が設置され、瀬や淵の連続性を確保し、また自然な水際部を存在させることで樹木群の適切な伐採・保全を図る治水対策が実施されています。
 また、平成6年に「魚がのぼりやすい川づくり推進モデル事業」の指定を受け、河川の縦断的連続性の確保の視点から、河床掘削により人工的に瀬・淵の再生を行うのではなく、自然の力による土砂移動により瀬・淵を作りだし、水生生物の生息場を再生する取組みも行われています。


→RIVER FRONT 北川の多様な自然環境の再生(2003/Vol.48)
→RIVER FRONT 北川の「魚がのぼりやすい川づくり」から「魚がすみやすい川づくり」へ(2004/Vol.50)

    
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