西高瀬川の再生事例(京都府・京都市)
京都市を流れる西高瀬川は、かつて水運のための運河として開削されましたが、その後は京友禅などの染物の排水を流すことに利用され、昔から川の色が日によって変化することで知られるなど、水質の悪化が深刻になりました。
そこで、汚水源の改善に加え、平成9年からオゾン処理設備が導入され、河川の色や発泡が著しく改善し、西高瀬川の水環境は大きく回復しました。更に、清流ルネッサンスⅡの事業河川に選定され、水に親しむことのできる環境づくりや水質改善などの整備が進められた結果、京都の散策にふさわしい水環境が蘇りました。
By JRRN事務局 | カテゴリー: 近畿 | コメント(0) | トラックバック(0)
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