「川ガキ」写真家・村山嘉昭さんホームページの紹介
「川ガキ-水辺に生息する生きもの」の撮影をライフワークに、全国で川ガキ移動写真展を企画主宰する写真家・村山嘉昭さんのホームページをご紹介致します。日本のあるべき川の姿を考える上で役立つ素晴らしい写真がたくさん紹介されています。
また、今回の紹介に際し村山様よりメッセージを頂きましたので合わせてご紹介させて頂きます。
<村山さんから頂戴したメッセージ>
「川ガキ」と呼んでいる子どもたちをテーマに、各地の子どもたちを撮影して10年以上が過ぎました。私が撮影しているのは、自宅からそのまま水辺へ出かける子どもたち。
彼・彼女たちがプールへ出かけることのように当たり前なこととして川で遊ぶことのできる理由のひとつに、地域の大人たちが「川は子どもが遊ぶところ」と認識し、危険な場所をしぜんと子どもたちに教えつつ、必要以上に水辺を危険視しないことがあげられます。そのような地域は川への関心度も高く、国や県によるダム建設や河川工事に対しても必要の是非を問い、川を守っていこうという気風が高いような気がしています。そのため現在においても清冽で良好な河川環境が保たれているところが多い。
全国の水辺に「川ガキ」が生息する社会は、きっと今よりも水辺環境が豊かになるはずと思っています。
私の写真を見て、川を身近に感じてくれたのなら、どんなに嬉しいことか。川が好きになり、気付いて欲しい。日本の川の現状を。 村山嘉昭
By JRRN事務局 | カテゴリー: 新着web記事 | コメント(0) | トラックバック(0)
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日時: 2011年01月26日 20:08