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中島川に架かる「眼鏡橋」は、日本最古のアーチ型石橋として国の重要文化財の指定を受け、長崎市中心部の主要な観光スポットの一つとして多くの観光客が訪れています。
中島川の治水計画策定に際しては(中島川河川改修事業)、河道の拡幅により橋の撤去が必要となりましたが、市民の意向と模型実験の結果を踏まえ、洪水を安全に流下させるための両岸バイパス水路が設置され、その結果、重要文化財である眼鏡橋は現在の位置のまま保全されました。現在、眼鏡橋周辺は中島川公園として整備され、人々の憩いの場となっています。
→手作り郷土賞(国土交通省総合政策地域づくりホームページへリンク)
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石井樋は、今から約400年前の江戸時代に、当時頻繁に断水と干ばつに襲われていた佐賀城下の水道用水や佐賀平野の農業用水確保を目的に築造されました。 その後、昭和35年に上流の川上頭首工が建設されるまでの約350年間に渡り利水施設として利用されてきましたが、昭和38年の大洪水により被害を受けました。
その後、佐賀県・佐賀市・大和町・国土交通省が互いに連携し、石井樋地区歴史的水辺整備事業が始まりました。
「ふるさとの 水の流れを ふたたび明日へ」を基本テーマに、貴重な文化遺産である石井樋の保全・再生・活用を通じて、土木史上重要な河川技術を未来に伝承するとともに、佐賀の水と土を拓いた歴史を学び、嘉瀬川の自然豊かな水辺環境とふれあえる地域の交流拠点づくりを目指した取組みが行われています。
→疏水百選(全国水土里ネット(全国土地改良事業団体連合会)ホームページへリンク)
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島原市は、海と山の豊かな自然に囲まれた小京都として、雲仙山系で涵養された水が市内の随所から湧出し、古くから「水の都」と呼ばれてきました。しかし、雲仙普賢岳の噴火により島原は甚大な災害を被り、その後は「水」を軸とした復興が進められています。
湧水ネットワーク整備事業や街なみ環境整備事業などを通して、ポケットパーク、水飲み場、池、オブジェなど、「水」をテーマとしたまちづくりが始まり、現在では、島原市湧水ネットワーク整備事業として、市内各所に見られる湧水を活かした施設整備を行うことにより、良好な景観と楽しく快適な歩行者動線を確保し、魅力ある中心市街地の形成と集客力の向上を図っています。
手作り郷土賞に選定されているほか、水の郷百選、名水百選に選ばれています。
→水の郷百選(国土交通省土地・水資源局ホームページへリンク)
→手作り郷土賞 平成17年度(国土交通省総合政策地域づくりホームページへリンク)
→名水百選(環境省ホームページへリンク)
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大分川支川七瀬川は、大分市においる良好な水質と水辺環境に恵まれた貴重な河川空間を有し、旧河川を環境保全等の観点から廃川せず整備が行われています。
新旧河川に囲まれた地域及びその周辺の自然環境を最大限に生かしながら、親水性のある多目的空間として有効利用するため、「活力と潤いに満ちた豊の川」を基本方針とした「七瀬川ふるさとの川整備事業」(七瀬川自然公園)が実施され、市民のスポーツ・レクリエーション需要に対応できる地域と一体となった街づくりが行われています。
【七瀬川に関する書籍はこちら】
ふるさとの川をつくり育てる-ふるさとの川整備事業事例集-
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福島川は、宮崎県の最南端に位置し、その源を都城市尾平野地区周辺の山々に発し、布志湾に注ぐ二級河川です。
福島川は串間市における社会・経済の基盤をなすとともに、豊かな水と美しい自然に恵まれ、古くから人々の生活・文化を育んできました。また、堤防上には桜づつみモデル事業により桜並木が整備され、高水敷は親水公園やグランドゴルフ、サッカー場等の整備が行われています。8月のお盆には灯篭流しが行われ、沿川住民の憩いの場、スポーツやリクリエーションの場として親しまれています。
【福島川に関する書籍はこちら】
○河川を活かしたまちづくり事例集Ⅱ
○ふるさとの川をつくる ふるさとの川モデル事業整備計画事例集(Ⅰ)
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白川は、自然豊かな阿蘇カルデラに源を発し、急流となって田畑の広がる中流部を流下します。下流部では熊本市の密集市街地の中心を貫流し、軟弱な低平地に広がる穀倉地帯を経て有明海に注いでいます。
白川流域は、上流域に阿蘇くじゅう国定公園を抱え、中流域は熊本の地下水の主要な涵養域となっています。また下流域は立田山や熊本城をはじめとした歴史的価値の高い史跡も多く、河川沿いの樹木がこれらと相まって雄大で落ち着きのある景観を創りだしています。
また、白川流域住民交流センター(白川わくわくランド)が開設され、白川の歴史や役割、川のしくみなどを楽しみながら学ぶことができます。
なお、白川は名水百選に選ばれています。
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坪井川は、熊本県熊本市を流れる熊本県が管理する二級河川です。
熊本城の内堀として活用されており、流れに沿って長さ242メートルの長塀が走っていますが、これは国の重要文化財にも指定されています。また、旧市街地を貫く河川であり、橋本勘五郎の手による明八橋や明十橋など歴史を感じさせる石橋も架けられています。
ふるさとの川整備事業などによって坪井川遊水公園・坪井川緑地が整備され、市民の憩いの場として、また緑地公園はスポーツ施設も整備され、多くの市民が訪れています。
【坪井川に関する書籍はこちら】
○ふるさとの川をつくる ふるさとの川モデル事業整備計画事例集(Ⅰ)
○坪井川とともにくらす (熊本大学政創研叢書 (2)) ,柿本 竜治 ,成文堂 (2007/03)
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川棚川は、川棚町と波佐見(はさみ)町の中央を流れ、大村湾に注ぐ、延長約19.4km、流域面積約81.4㎞2の二級河川です。
川棚川は、長崎県内ではじめて平成元年に「桜づつみモデル事業」の指定を受け、周辺住民をはじめ町と一体となった河川整備が進められました。
その結果、現在では春になれば川辺には桜が咲き誇り、水辺で遊ぶ子供たちの姿も多く見られるようになりました。
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江ノ串川は、東彼杵町の南部に位置し、緑の山々と大樽・小樽という2つの滝に囲まれた自然豊かな二級河川です。
この滝の下流部に平成3年より「ふるさとの川モデル事業(現ふるさとの川整備事業)」により「豊かな自然とやすらぎの水辺、江ノ串川」を基本テーマとした水に親しみやすい川づくりが進められ、平成10年に完成しました。
またこの事業に合わせ、町が進めてきた水性植物園・桜広場・梅園・多目的広場などを有する「やすらぎの里公園」も同時に完成し、河川の水辺空間と一体となったやすらぎの場として人々に親しまれています。
【江の串川】
ふるさとの川をつくるⅢ ふるさとの川モデル事業整備計画事例集(Ⅲ)
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巌木川は、支川の合流点で水の流れの変化により瀬や淵ができ、 河原があるものの水辺まで近づけない、水辺で遊びにくく対岸の河原へ渡れない等の問題を抱えていました。
そこで、中山ニュータウン事業等と歩調を合わせ、美しい景観をもった街づくりを行うため、 心の安らぐ水辺空間となるよう桜づつみモデル事業を実施し、水辺を楽しい自然の学校として利用できるような整備が進められました。
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