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鶴見川は、流域に新興都市を抱える典型的な都市河川で、平常時の河川水の大部分を生活排水が占め、下水道整備により水質は改善されつつあるものの、更なる水環境の改善が望まれています。
こうした中、「鶴見川流域水マスタープラン」が策定され、治水・水環境・自然環境・震災時の対応などの各分野に関し、専門家による委員会や市民参加型の流域懇談会を開催し、地域一体となった議論や活動を通じ河川の再生が進められています。
また、鶴見川は多様性に富んだ河川形態を有しており、アブラハヤやホトケドジョウなとの比較的清流を好む魚類も生息しています。
河川整備事業では、今後も生きものの生息・生育・繁殖環境を保全・創出していくとともに人々が水辺に親しめる空間の確保を図っています。
「第2回関東のいい川づくり」(2007年度)第10位に選ばれています。
→更に詳しい情報はこちら(PDF 30KB)
→RIVER FRONT 鶴見川流域水マスタープラン策定に向けて(2005/Vol.45)
→鶴見川流域ネットワーキング(TRネット)
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大分川支川七瀬川は、大分市においる良好な水質と水辺環境に恵まれた貴重な河川空間を有し、旧河川を環境保全等の観点から廃川せず整備が行われています。
新旧河川に囲まれた地域及びその周辺の自然環境を最大限に生かしながら、親水性のある多目的空間として有効利用するため、「活力と潤いに満ちた豊の川」を基本方針とした「七瀬川ふるさとの川整備事業」(七瀬川自然公園)が実施され、市民のスポーツ・レクリエーション需要に対応できる地域と一体となった街づくりが行われています。
【七瀬川に関する書籍はこちら】
ふるさとの川をつくり育てる-ふるさとの川整備事業事例集-
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福島川は、宮崎県の最南端に位置し、その源を都城市尾平野地区周辺の山々に発し、布志湾に注ぐ二級河川です。
福島川は串間市における社会・経済の基盤をなすとともに、豊かな水と美しい自然に恵まれ、古くから人々の生活・文化を育んできました。また、堤防上には桜づつみモデル事業により桜並木が整備され、高水敷は親水公園やグランドゴルフ、サッカー場等の整備が行われています。8月のお盆には灯篭流しが行われ、沿川住民の憩いの場、スポーツやリクリエーションの場として親しまれています。
【福島川に関する書籍はこちら】
○河川を活かしたまちづくり事例集Ⅱ
○ふるさとの川をつくる ふるさとの川モデル事業整備計画事例集(Ⅰ)
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白川は、自然豊かな阿蘇カルデラに源を発し、急流となって田畑の広がる中流部を流下します。下流部では熊本市の密集市街地の中心を貫流し、軟弱な低平地に広がる穀倉地帯を経て有明海に注いでいます。
白川流域は、上流域に阿蘇くじゅう国定公園を抱え、中流域は熊本の地下水の主要な涵養域となっています。また下流域は立田山や熊本城をはじめとした歴史的価値の高い史跡も多く、河川沿いの樹木がこれらと相まって雄大で落ち着きのある景観を創りだしています。
また、白川流域住民交流センター(白川わくわくランド)が開設され、白川の歴史や役割、川のしくみなどを楽しみながら学ぶことができます。
なお、白川は名水百選に選ばれています。
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坪井川は、熊本県熊本市を流れる熊本県が管理する二級河川です。
熊本城の内堀として活用されており、流れに沿って長さ242メートルの長塀が走っていますが、これは国の重要文化財にも指定されています。また、旧市街地を貫く河川であり、橋本勘五郎の手による明八橋や明十橋など歴史を感じさせる石橋も架けられています。
ふるさとの川整備事業などによって坪井川遊水公園・坪井川緑地が整備され、市民の憩いの場として、また緑地公園はスポーツ施設も整備され、多くの市民が訪れています。
【坪井川に関する書籍はこちら】
○ふるさとの川をつくる ふるさとの川モデル事業整備計画事例集(Ⅰ)
○坪井川とともにくらす (熊本大学政創研叢書 (2)) ,柿本 竜治 ,成文堂 (2007/03)
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川棚川は、川棚町と波佐見(はさみ)町の中央を流れ、大村湾に注ぐ、延長約19.4km、流域面積約81.4㎞2の二級河川です。
川棚川は、長崎県内ではじめて平成元年に「桜づつみモデル事業」の指定を受け、周辺住民をはじめ町と一体となった河川整備が進められました。
その結果、現在では春になれば川辺には桜が咲き誇り、水辺で遊ぶ子供たちの姿も多く見られるようになりました。
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江ノ串川は、東彼杵町の南部に位置し、緑の山々と大樽・小樽という2つの滝に囲まれた自然豊かな二級河川です。
この滝の下流部に平成3年より「ふるさとの川モデル事業(現ふるさとの川整備事業)」により「豊かな自然とやすらぎの水辺、江ノ串川」を基本テーマとした水に親しみやすい川づくりが進められ、平成10年に完成しました。
またこの事業に合わせ、町が進めてきた水性植物園・桜広場・梅園・多目的広場などを有する「やすらぎの里公園」も同時に完成し、河川の水辺空間と一体となったやすらぎの場として人々に親しまれています。
【江の串川】
ふるさとの川をつくるⅢ ふるさとの川モデル事業整備計画事例集(Ⅲ)
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巌木川は、支川の合流点で水の流れの変化により瀬や淵ができ、 河原があるものの水辺まで近づけない、水辺で遊びにくく対岸の河原へ渡れない等の問題を抱えていました。
そこで、中山ニュータウン事業等と歩調を合わせ、美しい景観をもった街づくりを行うため、 心の安らぐ水辺空間となるよう桜づつみモデル事業を実施し、水辺を楽しい自然の学校として利用できるような整備が進められました。
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釣川は、県西北部にある宗像市のほぼ中心を東西に流れ、玄界灘に注ぐ、延長16km程の河川です。新立山を源流とした釣川の水は大切な上水源で、宗像市民の「生命の水」でもあり、古くから護岸工事、井堰や段差の築造、河川の浚渫などが行われました。
また最近では景観向上の一環として桜づつみモデル事業を行い、川辺に桜並木、散策コース、サイクリングロード、水辺の階段などを設けて家族連れを中心に親しまれています。
宗像市は、かつてホタルやメダカが全域で広く生息していましたが、近年の急速な都市開発で生物の環境が悪化し、その数も減ってきました。そこで市では豊かな自然環境を回復させるために「ほたるの里」づくりに力を入れて河川の美化や、水辺環境に対する意識をたかめる働きかけをしています。
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筑後川が流れる久留米市では、久留米百年公園、河川情報館くるめウス、ゆめタウン久留米などの利用を促進するため、老朽化した護岸を整備するにあたり、水辺への近づきやすさ、生き物の棲みやすさを配慮した整備を行っています。また、環境学習や憩いの場として利活用できる川づくりを進めています。さらに、筑後川水辺整備事業において、桜づつみモデル事業を実施しています。
その他、筑後川花火大会ではたくさんの観光客で賑わいを見せており、筑後川が地域活性化の重要な役割を担っています。
【筑後川に関する書籍はこちら】
○河川景観デザイン(p.130)
○筑後川を道として―日田の木流し、筏流し,渡辺 音吉 (著), 竹島 真理 (著) ,不知火書房 (2007/08)
○地域経済の視点―筑後川流域圏の経済社会と住民生活,駄田井 正 (編集), 浅見 良露 (編集), 鶴田 善彦 (編集) ,九州大学出版会 (1999/01)
○筑後川の農業水利―水利集団の法社会学,江渕 武彦 (著) ,九州大学出版会 (1994/09)
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