2012年、新年おめでとうございます。皆様におかれては日頃よりJRRNのネットワークの活動にご協力いただき感謝申し上げます。
昨年我が国は3月の東日本大震災により、甚大な被害を受けました。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げるとともに、早期の復興をお祈り申し上げます。
私たちはこの大震災によって科学技術の限界を問われるような多くの課題を突きつけられました。1つは起こるはずがないと思っていたことが本当に起こったことです。今回の大震災がなかったら、現実に30mを越える津波が起こるとはだれも信じないでしょう。大震災に限らず、起こりそうもないリスクに今後どう備えていくのか提起されました。もう一つ、快適な生活とリスクの問題です。原発なしでは電力不足で生活に支障が出ると言われています。しかし、今回の原発事故のように未完成な科学技術に頼ってリスクを抱えつつ、快適な生活を追い求めることが本当に幸せなのか問われています。
河川再生でも、その技術は年々進歩して様々な河川再生ができるようになりました。しかし、技術だけでよいのでしょうか。夢想国師は「夢中問答」で「山水には得失なし、得失は人の心にあり」と述べています。日本人の心にある「自然観」は、「神話的自然感」を原点にして、時代を追って「仏教的自然感」が加わるなど、独自の自然感をつくりあげてきました。しかし、いつからか信仰心の喪失、欧米思想の導入などとともに、日本人の心に「自然感」と言えるものが消えてしまったようです。私たちは「自然感」無くしてふさわしい河川再生ができるでしょうか。河川再生とともに日本の自然感も再生する必要があるのではないでしょうか。今年はJRRNの中でもどんな「自然感」を持った河川再生を行うのかについて議論してみたらどうでしょうか。
JRRNでは、主な活動として、国内外の河川再生の話題を集約してみなさまにお知らせしている週1~2回の「ニュースメール」、月1回の「ニュースレター」の発刊、河川環境ミニ講座の開催、また、河川再生の事例収集・分析およびWebでの公開を行っています。これらに加えて、JRRN は ARRN(アジア河川・流域再生ネットワーク)事務局として活動しています。
昨年11月には4年ぶりに東京で、ARRN運営会議と国際フォーラムを開催しました。また、3月には「よみがえる川~日本と世界の河川再生事例集」を新たに発刊しました。さらに、既に作成した「アジアに適応した河川環境再生の手引き」のバージョンアップを進めています。
JRRN は現在、個人会員が約540 名、団体会員が約40団体であり、順調に増加しています。JRRN 事務局としては情報提供や会員どうしが有意義な交流ができるようにさらに努力していきたいと考えています。JRRN は皆様の協力を得て、本年も多くの課題を乗り越えて河川再生の発展に貢献できるように努力していきますので皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
JRRN事務局長 佐合純造
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日時: 2012年01月05日 21:33
JRRNの活動概要や会員特典等を案内するJRRN紹介チラシをリニューアルしました。 皆様が主催される行事等で本チラシを配布頂ける機会があれば、JRRN事務局(info@a-rr.net)まで必要部数をご連絡頂ければ幸いです。
→JRRN紹介チラシ(PDF1.2MB)
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日時: 2011年12月22日 21:32
昨年に引き続き、JRRN会員皆様より、2011年に撮影された「桜のある水辺写真」を募集致します。沖縄から北海道まで、日本の魅力を再発見させてくれる様な、素敵な桜のある水辺写真をお待ちしております。
○テーマ: 「桜のある水辺風景 2011」 ※2011年に撮影された写真に限定させて頂きます
○応募資格: JRRN会員
○作品規定:
・応募はお一人何点でも可能です。ただし応募作品は自ら撮影したものに限ります。
・写真サイズは、ハガキサイズ程度の印刷でも鮮明なレベルとします。
・個人が特定できる人物画像が含まれる場合は被写体の方の了承を得てください。
○応募方法: 別紙の「応募シート」に、題名、撮影場所、撮影年月、氏名、住所、電話、Emailアドレス、写真利用時の個人情報開示条件等をご記入の上、写真と共に以下応募先へ送付下さい。(デジタル画像の場合は応募シートと共に電子メールにて、オリジナル写真の場合は応募シートを同封し郵送願います)
○応募期間: 平成23年3月1日(火)~平成23年5月31日(火)
○応募作品の取扱いについて:
・応募期間終了後に、JRRNニュースレターや「応募写真集」上にてご紹介させて頂きます。
・(撮影者に事前にご連絡の上で)今後JRRNが発行する手引き等の冊子、またホームページ等で無償で使用させて頂きます。
・応募作品は返却致しませんのでご了承ください。
○応募先:
〒104-0033 東京都中央区新川1丁目17番24号 新川中央ビル7階
財団法人リバーフロント整備センター企画グループ内
JRRN事務局 担当: 沼田 (E-mail: jrrn-secre@rfc.or.jp Tel: 03-6228-3862)
○問合せ: JRRN事務局 担当:沼田 (E-mail: info@a-rr.net Tel: 03-6228-3862)
→企画チラシ(含:応募シート)はこちら(PDF 200KB)
→応募シート(Wordファイル)のダウンロードはこちら(Ms-Word 45KB)
→昨年の『桜のある水辺風景2010写真集』ダウンロードはこちら
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日時: 2011年02月25日 21:16
2011 年新年明けましておめでとうございます。JRRN会員の皆様には日頃よりJRRNのネットワークの活動にご協力いただき感謝申し上げます。
JRRN では、主な活動として、国内外の河川再生の話題を集約してみなさまにお知らせしている週2回の「ニュースメール」、活動報告や皆様からの投稿を掲載した月1回の「ニュースレター」の発刊、河川環境ミニ講座の開催、また、河川再生の事例収集、分析およびWebでの公開を中心に行っています。
これに加えて、JRRN は ARRN(アジア河川・流域再生ネットワーク)事務局として活動しています。昨年9月には韓国で、ARRN運営会議やISE2010(生態水工学国際シンポジウム2010)の特別セッションの中で国際フォーラムをKRRN(韓国河川・流域再生ネットワーク)、CRRN(中国河川・流域再生ネットワーク)の協力を得て行いました。また、既に刊行している「アジアに適応した河川環境再生の手引き(ver.1)」について、CRRN やKRRN の協力を得ながら、河川再生事例を追加するなど改訂版の作業を進めています。
JRRN は現在、個人会員が約460 名、団体会員が24 団体で、特に個人会員はこの1年で約60 名増加しています。JRRN 事務局としては情報提供や会員どうしが有意義な交流ができるようにさらに努力していきたいと考えています。
昨今のインターネット、ブログ、ツイッターなど情報社会の進展は著しいものがあり、発信したい情報は瞬時に全世界に伝えることができるようになりました。しかし、活用の方法によっては危険な事件もおこっています。私たちネットワークはこれらのことを十分認識して、ネットワークのメリットを活かして情報交流や調査研究活動を積極的に行い、河川再生の技術向上に貢献できるように引き続き工夫をしていきたいと思います。
国内外の社会情勢は地球環境、国際情勢、少子高齢化、経済・財政問題などきわめて厳しいものがあります。たとえば河川分野でもダム見直し、異常気象対策などが議論となっています。私たちは大きな問題から小さな問題まで先の見えない樹海の中にいるようです。このような時こそ、既成概念やシステムに頼るのではなく、個人的な利害を超えて新しい流れを見つけていく必要があると思われます。
JRRN は皆様の協力を得て、多くの課題を乗り越えて河川再生の発展に貢献できるように努力していきますので皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
JRRN事務局長 佐合純造
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日時: 2011年01月05日 21:13
JRRN事務局より週二回配信させて頂いているJRRNニュースメールが、2010年5月24日(月)配信号をもちまして第300号に到達しました。
JRRN会員皆様のニーズにお応えする情報媒体となるよう、ニュースメールの質の向上に努めてまいりますので、引き続き皆様からのご意見やご要望もお待ちしております。
また、月一回を目標に、本ニュースメールの英訳版を海外のARRN関係者に配信しておりますので、JRRN及びARRNからの英語情報メールの受信をご希望の方は、JRRN事務局(info@a-rr.net)までご連絡ください。
※過去のJRRNニュースメールのバックナンバーは以下からご覧いただけます。 →http://www.a-rr.net/jp/info/letter/newsmail/
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日時: 2010年05月26日 20:54
現在JRRNが事務局を担う「アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)」のホームページが3年ぶりにリニューアルしました。(2010年4月1日) ARRN関連情報に加え、ARRN構成メンバーであるJRRN(日本)、CRRN(中国)、KRRN(韓国)等のホームページへのリンク先もあります。
新ARRNホームページ: http://www.a-rr.net/
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日時: 2010年04月01日 20:51
JRRN会員皆様より、2010年に撮影された「桜のある水辺写真」を募集致します。北海道から沖縄まで、日本の魅力を再発見させてくれる様な、素敵な桜のある水辺写真をお待ちしております。
○テーマ: 「桜のある水辺風景 2010」 ※2010年に撮影された写真限定
○応募資格: JRRN会員
○作品規定:
・応募はお一人何点でも可能です。ただし応募作品は自ら撮影したものに限ります。
・サイズはキャビネ以上、デジタルであればキャビネサイズ印刷で鮮明なレベル。
・個人が特定できる人物画像が含まれる場合は被写体の方の了承を得て下さい。
○応募方法: 別紙の「応募シート」に、題名、撮影場所、撮影年月、氏名、住所、電話、Emailアドレス、写真利用時の個人情報開示条件 をご記入の上、写真と共に以下応募先へ送付下さい。(デジタル画像の場合は応募シートと共に電子メールにて、オリジナル写真の場合は応募シートを同封し郵送願います)
○応募期間: 平成22年3月15日(月)~平成22年5月31日(月)
○応募作品の取扱いについて:
・応募期間終了後に、JRRNニュースレター上にてご紹介させて頂きます。
・(撮影者に事前にご連絡の上で)今後JRRNが発行する手引き等の冊子、またホームページ等で無償で使用させて頂きます。
・応募作品は返却致しませんのでご了承ください。
○応募先:
〒104-0033 東京都中央区新川1丁目17番24号 ロフテー中央ビル7階
財団法人リバーフロント整備センター企画グループ内 JRRN事務局
担当: 沼田 (E-mail: jrrn-secre@rfc.or.jp Tel: 03-6228-3860)
○問合せ: JRRN事務局 担当:沼田 (E-mail: info@a-rr.net Tel: 03-6228-3860)
→企画チラシ(含:応募シート)はこちら(PDF 254KB)
→応募シート(Wordファイル)のダウンロードはこちら(Ms-Word 45KB)
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日時: 2010年03月08日 20:49
「日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)」は、2006年11月に「アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)」の日本支部組織としてARRNと同時に設立され、現在、JRRNはARRNの規約に基づき活動しています。
この度、2006年11月に策定された「ARRN規約」が改定(2009年9月)されましたので、ARRN規約改定版(日本語仮訳)をホームページに掲載させて頂きます。
なお、本規約は、第4回ARRN運営会議(2009年9月・ソウル開催)において、日本・中国・韓国関係機関の合意により改定されました。
→ARRN規約改定版(日本語仮訳)はこちら (PDF94KB)
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日時: 2009年12月01日 20:46
JRRN事務局より週二回配信させて頂いているJRRNニュースメールが、2009年11月20日(金)配信号をもちまして第250号に到達しました。
JRRN会員皆様のニーズにお応えする情報媒体となるよう、ニュースメールの質の向上に努めてまいりますので、皆様からのご意見やご要望もお待ちしております。
なお、前回の200号達成時に引き続き、本250号も英訳版を海外のARRN関係者に配信いたしましたので、以下にご紹介させて頂きます。JRRN及びARRNからの英語情報メールの受信をご希望の方は、JRRN事務局(info@a-rr.net)までご連絡ください。
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日時: 2009年11月24日 20:45
ARRNでは、日中韓の専門家で構成される「ARRN技術委員会」での協議を通じ、「河川再生技術指針」をはじめとするアジアで共有すべき河川環境分野の技術情報の蓄積を進めております。
この度、ARRN技術委員の日本代表として、前任の中村圭吾委員に代わり、白川直樹委員(筑波大学)が就任されました。白川委員のプロフィール、及び就任のご挨拶については、以下のJRRNニュースレター最新号をご覧下さい。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.22)
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日時: 2009年04月06日 20:32