Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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JRRNからのお知らせ

< 2011年1月5日:日別アーカイブ >

JRRN事務局より年始のご挨拶


 2011 年新年明けましておめでとうございます。JRRN会員の皆様には日頃よりJRRNのネットワークの活動にご協力いただき感謝申し上げます。
 JRRN では、主な活動として、国内外の河川再生の話題を集約してみなさまにお知らせしている週2回の「ニュースメール」、活動報告や皆様からの投稿を掲載した月1回の「ニュースレター」の発刊、河川環境ミニ講座の開催、また、河川再生の事例収集、分析およびWebでの公開を中心に行っています。
 これに加えて、JRRN は ARRN(アジア河川・流域再生ネットワーク)事務局として活動しています。昨年9月には韓国で、ARRN運営会議やISE2010(生態水工学国際シンポジウム2010)の特別セッションの中で国際フォーラムをKRRN(韓国河川・流域再生ネットワーク)、CRRN(中国河川・流域再生ネットワーク)の協力を得て行いました。また、既に刊行している「アジアに適応した河川環境再生の手引き(ver.1)」について、CRRN やKRRN の協力を得ながら、河川再生事例を追加するなど改訂版の作業を進めています。
 JRRN は現在、個人会員が約460 名、団体会員が24 団体で、特に個人会員はこの1年で約60 名増加しています。JRRN 事務局としては情報提供や会員どうしが有意義な交流ができるようにさらに努力していきたいと考えています。
 昨今のインターネット、ブログ、ツイッターなど情報社会の進展は著しいものがあり、発信したい情報は瞬時に全世界に伝えることができるようになりました。しかし、活用の方法によっては危険な事件もおこっています。私たちネットワークはこれらのことを十分認識して、ネットワークのメリットを活かして情報交流や調査研究活動を積極的に行い、河川再生の技術向上に貢献できるように引き続き工夫をしていきたいと思います。
 国内外の社会情勢は地球環境、国際情勢、少子高齢化、経済・財政問題などきわめて厳しいものがあります。たとえば河川分野でもダム見直し、異常気象対策などが議論となっています。私たちは大きな問題から小さな問題まで先の見えない樹海の中にいるようです。このような時こそ、既成概念やシステムに頼るのではなく、個人的な利害を超えて新しい流れを見つけていく必要があると思われます。
 JRRN は皆様の協力を得て、多くの課題を乗り越えて河川再生の発展に貢献できるように努力していきますので皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

JRRN事務局長 佐合純造

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このページでは、JRRNやARRNによる主催・共催行事や出版の案内、その他事務局からのお知らせを掲載しています。

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