Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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行事報告

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「応用生態工学会第18回大会-自由集会『小さな自然再生が中小河川を救う!』」参加報告

開会挨拶及び話題提供1(三橋弘宗さん)

話題提供2(原田守啓さん)

話題提供3(林博徳さん)

事例集制作活動の紹介(JRRN事務局・後藤勝洋)

 「小さな自然再生」事例集制作プロジェクトの編集委員としてご協力頂いている有識者が企画する自由集会「小さな自然再生が中小河川を救う!」が、9/18(木)に応用生態工学会第18回大会(東京)の中で開催されました。

 本自由集会では、「小さな自然再生」事例集制作の活動進捗や今後の予定などについてJRRN事務局からも簡単にご紹介させて頂きました。自由集会での貴重な議論を、事例集へも反映できるよう努めてまいります。

【行事名】 自由集会「小さな自然再生が中小河川を救う!」

【日時】 9月18日(木)  16:00~17:40

【場所】 首都大学東京 南大沢キャンパス12号館 [203教室](東京都八王子市)

【企画】 三橋弘宗(兵庫県立大学)・原田守啓(土木研究所)・林博徳(九州大学)

【プログラム】 
 ・小さな自然再生を導入するための計画論 三橋弘宗(兵庫県立大学)
 ・岐阜県における小さな自然再生の実施体制と狙い 原田守啓(土木研究所)
 ・上西郷川における参加型自然再生の推進プロセス 林博徳(九州大学)

【概要】
 はじめに、本自由集会の趣旨説明及び小さな自然再生をどのような局面で使えるかについての様々な具体事例を三橋弘宗さんよりご紹介頂きました。続いて、原田守啓さんからは、小さな自然再生の実施体制(スキーム)として、岐阜県での産学民官協働組織「岐阜県自然共生工法研究会」の取組みを通じた経験や教訓が紹介されました。更に林博徳さんからは、市民参加による枠組みとして、福岡県上西郷川での子ども達と進める小さな自然再生の取組みを紹介頂きました。

 後半の総合討論では、小さな自然再生の更なる促進に向けた計画論や実施体制を主テーマに、行政とのコンセンサス醸成、土木技術のPR、技術的な留意点、更なる推進に向けた制度設計や成功事例の蓄積と普及の必要性などについて、小さな自然再生への期待を含む、会場と活発な議論が交わされました。

    
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