Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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行事報告

< 2009年11月:月別アーカイブ >

2009.11.30中国政府派遣訪問研究者との意見交換

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意見交換後の記念撮影


 2009年11月30日(月)、中国政府派遣訪問研究員の2名がJRRN事務局を訪問し、中国東北地方の水環境問題や解決が求められている諸課題に関する意見交換を行いました。

○意見交換日時: 2009年11月30日(月) 13:00~15:00  
○場 所: JRRN事務局(財団法人リバーフロント整備センター)  
○訪問者:
   ・大連理工大学 環境・水資源研究所 許所長
  ・内蒙古大学社会学学部民族学・社会学学院 ムンへウリジ準教授  
○意見交換内容: 都市の水問題、水循環、水資源と水環境対策、自然環境保全等

 訪問した両研究員は共に中国東北部で活動され、地理的に寒冷地に属することから、意見交換を通じ中国南部や内陸部と異なる水環境に関する諸課題を抱えていること印象を受けました。特に異常気象や急激な開発による水不足が深刻で、水利用を目的とした水質改善をはじめとする都市水問題の解決が急務であり、半年~1年間の日本での研究活動を通じ、水資源や水環境管理の思想、また具体技術に関する日本の先進的知見を習得されるそうです。  JRRN事務局としては、引き続き両研究員と交流を深めながら相互の情報交換を行い、JRRNホームページ等を通じてその内容をご紹介していきます。

大連理工大学ホームページ(英語)

2009.11.13 中国湖北省水利庁視察団の来日支援

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意見交換会の開会挨拶(JRRN事務局長) 終了後の記念撮影
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あやせ清流館での講義風景 桑袋ビオトープ公園にて


 2009年11月13日(金)、中国湖北省水利庁の副庁長を団長とする河川視察団(7名)が来日し、JRRN事務局と河川環境改善の取り組みを中心に意見交換を行うとともに、水環境改善事例として東京都足立区を流れる綾瀬川の視察支援を担いました。

<意見交換及び現地視察の概要>
●午前:
 - JRRN事務局より、ARRN/JRRN及び(財)リバーフロント整備センターの概要説明。
 - 中国側より、湖北省水利庁の業務内容及び水資源・河川分野の現況と課題説明。
 - 水資源及び河川管理全般に関わる意見交換。
●午後:
 - 綾瀬川における水質改善の取り組み全般、綾瀬川清流ルネッサンスII事業の概要説明    (国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所より)
 - 桑袋ビオトープ公園・桑袋浄化施設・あやせ川清流館の概要説明    (東京都足立区あやせ清流館より)
 - 綾瀬川及び桑袋浄化施設等の見学

 本視察団一行は、日本及び韓国の河川再生に関わる関係機関との意見交換及び関連施設見学を目的とし、ARRN/JRRN事務局が日本国内の現地視察を支援するとともに、ARRN韓国窓口機関である韓国河川再生ネットワーク(KRRN)事務局を担う韓国河川協会(KRA)を紹介することで、日中韓連携の河川視察が実現致しました。
 なお、午後の綾瀬川視察に際し大変お世話になりました国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所調査課、足立区土木部みどりと講演推進室公園整備課、及びあやせ清流館の方々に厚く御礼申し上げます。
 今回の来日支援の詳細報告は、「JRRNニュースレターvol.30(2009年12月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。

 →詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.30)

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このページでは、JRRNやARRNによる主催・共催行事の開催報告及び関連資料等を掲載しています。

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