Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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行事報告

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『第27回「小さな自然再生」現地研修会 in 長野県長野市・千曲川流域(2024年11月30日)』開催報告

 2024年11月30日(日)に、第27回「小さな自然再生」現地研修会を長野県長野市の千曲川と犀川に挟まれた休耕田において開催致しました。

 本研修会では、休耕田を活用して、田んぼに生きものを増やすとともに、洪水時には田んぼダムとして機能する場づくり、更には環境と治水の学びを通じたコミュニティづくりを目指した「小さな流域治水」に挑戦する更北中学校の生徒たちとともに、休耕田のエコアップ活動を実践し、今後の展開について参加者とともに汗をかきながらアイデアを交換しました。(令和6年度河川基金助成事業)

【日時】令和6年11月30日(土) 10:00~16:00

【主催】更北中学校ものづくり部理科班、更北地区住民自治協議会、更北流域治水研究会、「 小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク

【協力】須坂市技術情報センター科学クラブ、公益財団法人リバーフロント研究所

【会場】長野県長野市真島町川合157-5 <座学:川合公民館/現地:千曲川流域の休耕田>

【対象】小さな自然再生に関心のある方々

【参加者】35

【参加費】無料

【プログラム】   

(10:00~12:00休耕田を治水とエコアップの道場とするための座学研修@川合公民館

-       開会挨拶

-       更北中学校ものづくり部理科班による取組み
   (佐々木 宏展:長野市立更北中学校)

-       地域で学びの場をつくる
   (山本 里江:更北ボランティアセンター室長)

-       みんなで取り組める流域治水~千曲川と犀川に挟まれた更北の地を巡る~
   (土屋 祐輔:長野西高校)

-       一石三鳥の小さな田んぼダム 及び 展示紹介
   (小さな田んぼダムプロジェクトチーム:長野市立更北中学校)

(12:00~13:00) 昼 食 

(13:00~16:00小さな流域治水の実践~休耕田で治水とエコアップを見試ししよう

-       休耕田周辺を踏査し、休耕田におけるエコアップ作業に汗をかき、最後にこれからできることを参加者で振り返りました。

■現地指導: 
上野 裕介(石川県立大学 生物資源環境学部)、 
川口 究 (いであ株式会社 生態解析部)、
鈴木 敏弘(公益財団法人リバーフロント研究所)

(16:00) 閉 会 

※研修会の概要報告は、12月発行のJRRNニュースレター 2024年12月号にてご紹介します。

 → JRRNニュースレター2024年12月号はこちらから  ※未作成

 → JRRN主催・共催行事報告書のバックナンバーはこちらから

※参考: 「第27回現地研修会」参加者募集案内ページ

 

『第26回「小さな自然再生」現地研修会 in 兵庫県上郡町・千種川(2024年11月3日)』開催報告

  2024年11月3日(日)に、第26回「小さな自然再生」現地研修会を兵庫県上郡町を流れる千種川にて開催致しました。

 本研修会では、千種川の河道内に形成された二次流路を生物の生息・生育・繁殖の場とするとともに、地域の環境教育や川遊びの拠点としていくためにできる取組について、参加者でアイデアを交換しました。(令和6年度河川基金助成事業)

【日時】令和6年11月3日(日) 10:00~16:00

【主催】千種川圏域清流づくり委員会、「 小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク

【協力】兵庫県西播磨県民局光都土木事務所、上郡町、千種川漁業協同組合、公益財団法人リバーフロント研究所

【会場】兵庫県赤穂郡上郡町苔縄67  <座学:上郡町立赤松地区公民館 / 現地:千種川>

【対象】小さな自然再生に関心のある方々

【参加者】44

【参加費】無料

【プログラム】   

(10:00~11:30) 二次流路を生物の生息・生育・繁殖の場とするための座学研修 

-      開会挨拶

-      千種川の環境に関する取り組み (横山 正:千種川圏域清流づくり委員会 ネットワーク部会長)

-      小さな自然再生のすすめ ~千種川でできることはたくさんある~

       (三橋 弘宗:兵庫県立 人と自然の博物館)

-      千種川水系における小さな自然再生とその展開(梶島佑太:兵庫県 光都土木事務所)

(12:00~13:00) 昼 食  

(13:00~16:00) 小さな自然再生ワークショップ~二次流路でのエコアップを考える

-      千種川の現地踏査

- 二次流路のエコアップに向けてできることを考える

   ■現地技術指導:三橋 弘宗(同上)、岩瀬 晴夫(株式会社北海道技術コンサルタント)

(16:00) 閉 会

※研修会の概要報告は、12月発行のJRRNニュースレター 2024年12月号にてご紹介します。

 → JRRNニュースレター2024年12月号はこちらから  ※未作成

 → JRRN主催・共催行事報告書のバックナンバーはこちらから

 

※参考:「第26回現地研修会」参加者募集案内ページ

 

 

『第25回「小さな自然再生」現地研修会 in 滋賀県長浜市・大浦川(2024年11月2日)』開催報告

 

 2024年11月2日(土)に、第25回「小さな自然再生」現地研修会を滋賀県長浜市の大浦川にて開催致しました。

 本研修会では、地元で農業から盛り上げる若者集団「ONE SLASH」とともに仮設⿂道の設置を行い、合わせてゲリラ炊飯も体験し、川を活かして過疎化した地域をどのように活性化させていくかについて参加者とともに考えました。(令和6年度河川基金助成事業)

【日時】令和6年11月2日(土) 10:00~17:00

【主催】ONE SLASH、「 小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク

【協力】エネシフ湖北、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター、公益財団法人リバーフロント研究所

【会場】滋賀県長浜市西浅井町庄929 <座学:庄農業者トレーニングセンター/現地:大浦川>

【対象】小さな自然再生に関心のある方々

【参加者】35

【参加費】無料

【プログラム】   

(10:00~10:10) 開会挨拶 (浅見宣義:長浜市長)

(10:10~12:30) 小さな自然再生の実践~ラバー堰に手づくり魚道を設置する

- ビワマス遡上の観察、落差1.2m取水堰に手づくり魚道設置、昨年バーブ工設置現場の視察

■現地技術指導:岩瀬晴夫(株式会社北海道技術コンサルタント)・田原大輔(福井県立大学)・佐藤祐一(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)

(12:30~13:30) 昼 食: 〈ONE SLASH〉のゲリラ炊飯

(14:00~17:00) 琵琶湖湖北地区のネイチャーポジティブに向けた取組を学ぶ座学研修

-    RICE IS COMEDY 人口4000人のまちで仕掛ける「地域の生存戦略」

   (清水 広行:ONE SLASH)

-    滋賀県で広がる市民発意のビワマス魚道

   (佐藤 祐一:滋賀県琵琶湖環境科学研究センター)

-    田んぼ×川の地域再生と自然再生ワークショップ

(17:00)閉会 

※研修会の概要報告は、12月発行のJRRNニュースレター 2024年12月号にてご紹介します。

 → JRRNニュースレター2024年12月号はこちらから  ※未作成

 → JRRN主催・共催行事報告書のバックナンバーはこちらから

※参考:「第25回現地研修会」参加者募集案内ページ

 

ARRN主催「第20回水辺・流域再生にかかわる国際フォーラム」開催報告

 

座長より開会挨拶

JRRNからの発表

 

KRRNからの発表

CRRNからの発表

 

座長とJRRN事務局メンバーの集合写真

※現在入手中

全体集合写真

 2024年9月25日(水)、ARRN主催『第20回ARRN水辺・流域再生にかかわる国際フォーラム』を第3回アジア国際水週間(3rd ASIA International Water Week)の分科会として中国の北京市にて開催しました。

(1) 日時:   2024年9月25日(水) 14:00-17:30

(2) 場所:   中国・北京市 北京国際会議場

(3) 主催:  アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)

(4) テーマ:   Framework and Strategy for River Restoration from the Perspective of Climate Change

(5) プログラム:

 日本JRRN及び韓国KRRNより各2題、中国CRRNより3題を発表。

  ※プログラムの詳細は以下よりダウンロードしてください。(PDF 166 KB)

 

発表プログラム英語版

 なお、本フォーラムの開催報告は、JRRNニュースレター2024年10月号で詳しくご紹介させて頂きます。

 →詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter 2024年10月号) ※未作成

<過去の国際フォーラムはこちらから>

第19回国際フォーラム(2023年)の結果報告はこちら(中国・十堰市にて開催)
第18回国際フォーラム(2022年)の結果報告はこちら(オンラインにて開催)
第17回国際フォーラム(2021年)の結果報告はこちら(オンラインにて開催)
第16回国際フォーラム(2019年)の結果報告はこちら(オーストラリア・ブリスベンにて開催)
第15回国際フォーラム(2018年)の結果報告はこちら(東京にて開催)
第14回国際フォーラム(2017年)の結果報告はこちら(マレーシア・クアラルンプール市にて開催)
第13回国際フォーラム(2016年)の結果報告はこちら(韓国・仁川市にて開催)
第12回国際フォーラム(2015年)の結果報告はこちら(韓国・慶州市にて開催)
第11回国際フォーラム(2014年)の結果報告はこちら(オーストリア・ウィーン市にて開催)
第10回国際フォーラム(2013年)の結果報告はこちら(中国・成都市にて開催)
第9回国際フォーラム(2012年)の結果報告はこちら(中国・北京市にて開催)
第8回国際フォーラム(2011年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)
第7回国際フォーラム(2010年)の結果報告はこちら(韓国・ソウル市にて開催)
第6回国際フォーラム(2009年)の結果報告はこちら(韓国・ソウル市にて開催)
第5回国際フォーラム(2008年)の結果報告はこちら(中国・北京市にて開催)
第4回国際フォーラム(2007年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)
第3回国際フォーラム(2006年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)

『第24回「小さな自然再生」現地研修会 in 新潟県新発田市・古太田川(2024年6月30日)』開催報告

 

 

 2024年6月30日(日)に、第24回「小さな自然再生」現地研修会を新潟県新発田市の阿賀野川流域古太田川にて開催致しました。

 本研修会では、手づくりのカワドや護岸など今も残る素敵な地域の宝を楽しみながら保全・継承していくために何ができのるかについて、魚や水生植物など生き物の視点から参加者で学び合い、古太田川の多様な魅力を再発見しました。(令和6年度河川基金助成事業)

【日時】令和6年6月30日(日) 10:00~16:00

【主催】下興野自治会、早稲田大学景観デザイン研究室、「 小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク

【協力】新発田市、豊浦郷土地改良区、NPO 加治川ネット21、公益財団法人リバーフロント研究所

【会場】新潟県新発田市下興野 <座学:長願寺本堂(登録有形文化財)/現地:古太田川>

【対象】小さな自然再生に関心のある方々

【参加者】35

【参加費】無料

【プログラム】   

(10:00~11:00)古太田川を巡る @古太田川

-      古太田川沿いを歩きながらカワドや護岸を観察し、生き物の視点から自然環境を学びました。

(11:00~12:30)座学研修 @長願寺本堂

-      開会挨拶

-      古太田川のステキを地域の力で守るために(佐々木葉:早稲田大学景観・デザイン研究室)

-      川の環境と魚類の関係(白尾豪宏/和田彰:公益財団法人リバーフロント研究所)

-      川の環境と水生植物の関係(鈴木敏弘:公益財団法人リバーフロント研究所)

(12:30~13:30食 

(13:30~15:30)小さな自然再生の実践 @古太田川

-      古太田川に生息・生育する魚や水生植物を観察しながら、保全・再生のためにできる工夫を学びました。

※技術指導: 山下博康(株式会社ウエスコ)/鈴木敏弘(同上)

(16:00)閉会 

 

※研修会の概要報告は、8月発行のJRRNニュースレター 2024年8月号にてご紹介します。

JRRNニュースレター2024年8月号はこちらから

JRRN主催・共催行事報告書のバックナンバーはこちらから

※参考:「第24回現地研修会」参加者募集案内ページ

 

『第23回「小さな自然再生」現地研修会 in 滋賀県&福井県・北川上流域河内川(2024年5月25日)』開催報告

 2024年5月25日(土)に、第23回「小さな自然再生」現地研修会を滋賀県と福井県の県境に位置する熊川宿・北川上流域の河内川にて開催致しました。

 本研修会では、北川上流域でのサクラマスの復活を夢見て県境をまたぐ上下流の地域の協働により始まった「北川サクラマス越境プロジェクト」の第一弾として、サクラマス復活に向けた課題を参加者とともに座学で共有し、その第一歩として手づくり魚道やバーブ工を試作しました。(令和6年度河川基金助成事業)

【日時】令和6年5月25日(土) 10:00~16:00

【主催】北川を遊べる川にする有志の会、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク

【協力】熊川地区地域づくり協議会、若狭熊川宿まちづくり特別委員会、結いの里・椋川、滋賀県立大学環境科学部・瀧研究室、公益財団法人リバーフロント研究所

【会場】福井県三方上中郡若狭町熊川 <座学:熊川児童館 / 現地:河内川>

【対象】小さな自然再生に関心のある方々

【参加者】49名

【参加費】無料

【プログラム】   

(10:00~12:00北川サクラマス越境プロジェクト 座学研修 @熊川児童館

-      開会挨拶
-      北川サクラマス越境プロジェクトについて(是永 宙:結いの里 椋川)
-      熊川地区及び椋川地区での北川とのかつての関わりを振り返る(宮本 哲男:熊川地区/井上四郎太夫:椋川地区)
-      サクラマスの生態について(田原 大輔:福井県立大学 海洋生物資源学部)
-      小さな自然再生でできる河川環境の改善(瀧 健太郎:滋賀県立大学 環境科学部)
-      午後の河内川での実践活動の概要紹介及び安全管理について

(12:00~13:00食 

(13:00~16:00小さな自然再生の実践~手づくり魚道を試作する @河内川

-      落差1.5mの落差工に手づくりで魚道を製作 ■現地技術指導:田原大輔、瀧健太郎

(16:30)閉会 

 

※研修会の概要報告は、6月発行のJRRNニュースレター 2024年6月号にてご紹介します。

 →JRRNニュースレター2024年6月号はこちらから

 →JRRN主催・共催行事報告書のバックナンバーはこちらから

※参考:「第23回現地研修会」参加者募集案内ページ

 

ARRN主催「第19回水辺・流域再生にかかわる国際フォーラム」開催報告

 

ARRNフォーラムの様子

終了後の集合写真

 2023年11月21日(火)、ARRN主催『第19回ARRN水辺・流域再生にかかわる国際フォーラム』を中国湖北省の十堰市にて開催しました。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン開催が続いておりましたが、2019年以来の4年ぶりの対面での開催となりました。

(1) 日時:   2023年11月21日(火) 9:00-12:00

(2) 場所:   中国湖北省・十堰市

(3) 主催:  アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)

(4) テーマ:   Lake and Reservoir Source Water Conservation and Near-Natural Restoration of Watersheds

(5) プログラム:

 日本JRRN及び韓国KRRNより各2題、中国CRRNより3題を発表。

  ※プログラムの詳細は以下よりダウンロードしてください。(PDF 350KB)

 発表プログラム英語版

  なお、本フォーラムの開催報告は、JRRNニュースレター2023年12月号で詳しくご紹介させて頂きます。

詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter 2023年12月号)

<過去の国際フォーラムはこちらから>

第18回国際フォーラム(2022年)の結果報告はこちら(オンラインにて開催)
第17回国際フォーラム(2021年)の結果報告はこちら(オンラインにて開催)
第16回国際フォーラム(2019年)の結果報告はこちら(オーストラリア・ブリスベンにて開催)
第15回国際フォーラム(2018年)の結果報告はこちら(東京にて開催)
第14回国際フォーラム(2017年)の結果報告はこちら(マレーシア・クアラルンプール市にて開催)
第13回国際フォーラム(2016年)の結果報告はこちら(韓国・仁川市にて開催)
第12回国際フォーラム(2015年)の結果報告はこちら(韓国・慶州市にて開催)
第11回国際フォーラム(2014年)の結果報告はこちら(オーストリア・ウィーン市にて開催)
第10回国際フォーラム(2013年)の結果報告はこちら(中国・成都市にて開催)
第9回国際フォーラム(2012年)の結果報告はこちら(中国・北京市にて開催)
第8回国際フォーラム(2011年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)
第7回国際フォーラム(2010年)の結果報告はこちら(韓国・ソウル市にて開催)
第6回国際フォーラム(2009年)の結果報告はこちら(韓国・ソウル市にて開催)
第5回国際フォーラム(2008年)の結果報告はこちら(中国・北京市にて開催)
第4回国際フォーラム(2007年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)
第3回国際フォーラム(2006年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)

『第22回「小さな自然再生」現地研修会 in滋賀県東近江市・愛知川流域農業排水路(2023年11月12日)』開催報告

IHIによる小さな自然再生の挑戦(IHI 吉田公亮さん)

川ガキ育成に向けた取組(遊林会 熊木香さん)

愛知川における小さな自然再生の取組(愛知川漁業協同組合 村山邦博さん)

森里川湖をつなぐ愛知川について(東近江市 丸橋裕一さん)

排水路を歩きながら小さな自然再生を学ぶ

 

 

たくさんの種類の魚類や水生昆虫を発見

 座学と現地を踏まえてこれからできることを意見交換

 2023年11月12日(日)に、第22回「小さな自然再生」現地研修会を滋賀県東近江市を流れる愛知川に注ぐ農業排水路にて開催致しました。

 本研修会では、どこにでもある小さな水路をエコアップし、さらには地域の子どもたちの水辺の環境教育の場にできないものか、民間企業が担える小さな自然再生でできることを座学と現場にて参加者とともに考えました。(令和5年度河川基金助成事業)

【日時】令和5年11月12日(日) 9:30~16:00

【主催】株式会社IHI、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク、滋賀県立大学環境科学部・瀧研究室

【後援・協力】滋賀県、東近江市、特定非営利活動法人里山保全活動団体 遊林会、愛知川沿岸土地改良区、 公益財団法人リバーフロント研究所

【会場】滋賀県東近江市建部北町 <座学:河辺いきものの森ネイチャーセンター/現地:水路>

【対象】小さな自然再生に関心のある方々

【参加者】35名

【参加費】無料

【プログラム】   

(9:30~11:00小さな自然再生の座学研修 @ネイチャーセンター

- 開会挨拶

- IHIによる小さな自然再生の挑戦(吉田公亮:株式会社IHI 技術開発本部 技術企画部)

- 川ガキ育成に向けた取組(熊木香:特定非営利活動法人 里山保全活動団体 遊林会)

- 愛知川における小さな自然再生の取組(村山邦博:愛知川漁業協同組合)

- 森里川湖をつなぐ愛知川について(丸橋裕一:東近江市 環境部 森と水政策課)

(11:00~12:00食 及び 現地移動

(12:00~14:30) 小さな自然再生の実践 @愛知川に流入する水路

-  愛知川合流点から河辺いきものの森までを遡上しながら、小さな自然再生の見試しを学びました。

 ■現地講師:瀧健太郎(滋賀県立大学環境科学部)、岩瀬晴夫(株式会社北海道技術コンサルタント)、白尾豪宏(公益財団法人リバーフロント研究所)

(14:30~16:00小さな水路でできることを考える座学研修 @ネイチャーセンター

(16:00)閉会 

※研修会の概要報告は、12月上旬発行のJRRNニュースレター 2023年12月号にてご紹介します。

 → JRRNニュースレター2023年12月号はこちらから

 → JRRN主催・共催行事報告書のバックナンバーはこちらから

※参考:「第22回現地研修会」参加者募集案内ページ

『第20回「小さな自然再生」現地研修会 in新潟県魚沼市・只見川水系北ノ又川(2023年11月3日)』開催報告

開会挨拶

奥只見の魚を育てる会の取組紹介 (中島代表)

イワナの生態を知る(河口先生)

渓流の瀬淵構造を知る(権田先生)

バーブ工による淵づくりの挑戦(岩瀬講師)

バーブづくりの様子

ユンボも大活躍

終了後の記念撮影

 2023年11月3日(金・祝)に、第20回「小さな自然再生」現地研修会を新潟県魚沼市を流れる阿賀野川流域只見川水系北ノ又川にて開催致しました。

 本研修会では、ここ数年の大雨で埋まりつつある大イワナの大切な生息場である淵(宮の淵)の復活を目指して、参加者とともにイワナの生態や淵の構造等を座学で学び、現地において3基のバーブ工を設置する挑戦を行いました。(令和5年度河川基金助成事業)

【日時】令和5年11月3日(金・祝) 9:00~16:00

【主催】奥只見の魚を育てる会、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク

【協力】新潟県魚沼地域振興局、魚沼市、魚沼漁協銀山分会、徳島大学大学院社会産業理工学研究部 河口研究室、公益財団法人リバーフロント研究所

【会場】新潟県魚沼市<座学:銀山平温泉「白銀の湯」/現地:只見川水系北ノ又川>

【対象】小さな自然再生に関心のある方々

【参加者】43名

【参加費】無料

【プログラム】   

(9:00~10:20イワナの淵づくりに関わる座学研修 @銀山平温泉「白銀の湯」

- 開会挨拶
- 奥只見の魚を育てる会の取組 (中島 典則:奥只見の魚を育てる会)
- イワナの生態を知る(河口 洋一:徳島大学大学院社会産業理工学研究部)
- 渓流の瀬淵構造を知る(権田 豊:新潟大学農学部農学科)
- バーブ工による淵づくりの挑戦(岩瀬 晴夫:株式会社北海道技術コンサルタント)

(10:40~12:00食 及び 移

(12:00~16:30大イワナの淵づくりの実践 @北ノ又川

-  イワナの淵を復活させるためのバーブ工・3基を制作・設置しました。
   ■現地技術指導:岩瀬 晴夫(同上)、河口 洋一(同上)、権田 豊(同上)

(16:30)閉会 

 なお、本研修会は、「奥只見の魚を育てる会」が4日間をかけて3基のバーブづくりに取組む中で、中日の一日だけ公開型研修行事としてコラボさせて頂き、貴重な学ぶ機会を提供頂いたものです。事前準備から当日の運営までご協力頂きました「奥只見の魚を育てる会」の皆様に感謝申し上げます。

※研修会の概要報告は、12月上旬発行のJRRNニュースレター 2023年12月号にてご紹介します。

JRRNニュースレター2023年12月号はこちらから

JRRN主催・共催行事報告書のバックナンバーはこちらから

※参考:「第20回現地研修会」参加者募集案内ページ

2023.10.23-25 韓国河川協会視察団の河川管理に関わる技術交流

寝屋川南部地下河川

淀川・城北ワンド

琵琶湖河川事務所・アクア琵琶

宇奈月ダム

黒部川

 2023年10月23日(月)~25日(水)の3日間、韓国河川協会の視察団(自治体職員14名、民間企業1名、河川協会職員2名の計17名)が近畿及び北陸の河川管理者との技術交流を目的に来日し現場を視察しました。韓国河川協会は「アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)」の韓国窓口組織KRRNの事務局組織でもあり、本年もJRRNが視察先の事前調整及び現地案内等を担いました。

 今回の視察に際し現地を丁寧にご案内頂きました大阪府都市整備部河川室、国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所及び琵琶湖河川事務所、また国土交通省北陸地方整備局黒部河川事務所の皆さま、誠にありがとうございました、

 日韓の河川技術交流を通じて、両国のさらなるいい川づくりに発展していくことを願います。

 なお、技術交流の詳細は、「JRRNニュースレターvol. 187(2023年12月号)」でもご紹介させて頂きます。

詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.187 2023年12月号)

 

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行事報告

このページでは、JRRNやARRNによる主催・共催行事の開催報告及び関連資料等を掲載しています。

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