Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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行事報告

< 2019年6月:月別アーカイブ >

「第1回北海道の応用生態工学 掲載論文の解説と展望(2019年5月31日)」参加&発表報告

会場の様子

  2019年5月31日(金)、『第1回北海道の応用生態工学 ~掲載論文の解説と展望~』が「小さな自然再生」と「きっと役立つ省力化のモニタリング技術」 をテーマに札幌にて開催され、JRRN事務局からも小さな自然再生に関する話題を提供させて頂きました。

 本行事は、応用生態工学会誌に掲載された論文から選ばれた研究・事例について、著者・連名者自身が論文の解説と展望について掘り下げて講演することで、応用生態工学への理解を深め、さらなる研究や現場への展開を図ることを目的に開催され、応用生態工学会では全国初の試みでした。

 本行事の参加報告は、「JRRNニュースレターvol.144(2019年6月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。

参加報告はこちら(JRRNニュースレター2019年6月号 vol.144)

プログラムはこちら

2019.5.28 香港特別行政区政府渠務署(DID)との都市河川再生に関わる技術交流

講演会の様子(土屋信行・JRRN代表理事)

終了後の記念撮影

  2019年5月28日(火)、香港の河川及び下水道の管理全般を担う香港特別行政区政府渠務署(DSD: Drainage Services Department)を訪問し、河川行政に携わるDSD職員約50名を対象とした技術交流会において、日本の都市河川再生の歩みや事例を紹介させて頂きました。

 これまで香港では、河川を雨水排水路(Drainage)と位置づけ、洪水を海へと速やかに流下させる整備を行ってきましたが、この排水路を都市域における貴重な水と緑の河川空間へと再生していく事業に着手しております。

 今回の訪問では、日本における経験を広く共有するとともに、具体の現場を視察しながら、河川再生を担う行政職員やコンサルタントチームと技術交流を行いました。

 2009年より始まった香港政府とJRRNとの技術交流も11年目に突入し、双方の経験や教訓の共有を通じ、地域に親しまれる豊かな川づくりに貢献してまいります。

 なお、本技術交流の詳細は、「JRRNニュースレターvol.144(2019年6月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。

詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.144 2019年6月号)

秋田県建設部河川砂防課主催「多自然川づくりiRIC研修会」(2019年5月23日)運営協力

開会挨拶

研修の様子

  2019年5月23日(木)、秋田県建設部河川砂防課が主催する「多自然川づくりiRIC研修会」が開催され、JRRN及び「小さな自然再生」研究会が運営協力させて頂きました。

 秋田県を流れる斉内川沿いの道の駅に隣接した水辺のエコアップと賑わい創出を目的に、2018年2月のワークショップ成果に基づき2018年10月に県職員や地元業者で手づくりのバーブ工を設置しております。

 この度の研修会では、このバーブ工の水理的影響を評価する手法を習得することを目的にiRICでのシミュレーション方法を学び、18名の秋田県職員が挑戦しました。

 座学とフィールド演習で構成される多自然川づくりのアクティブラーニング型研修プログラムの試行として、こうした研修が全国で活発に取組まれることを目標に今後も協力してまいります。

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行事報告

このページでは、JRRNやARRNによる主催・共催行事の開催報告及び関連資料等を掲載しています。

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