Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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行事報告

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『第20回「小さな自然再生」現地研修会 in新潟県魚沼市・只見川水系北ノ又川(2023年11月3日)』開催報告

開会挨拶

奥只見の魚を育てる会の取組紹介 (中島代表)

イワナの生態を知る(河口先生)

渓流の瀬淵構造を知る(権田先生)

バーブ工による淵づくりの挑戦(岩瀬講師)

バーブづくりの様子

ユンボも大活躍

終了後の記念撮影

 2023年11月3日(金・祝)に、第20回「小さな自然再生」現地研修会を新潟県魚沼市を流れる阿賀野川流域只見川水系北ノ又川にて開催致しました。

 本研修会では、ここ数年の大雨で埋まりつつある大イワナの大切な生息場である淵(宮の淵)の復活を目指して、参加者とともにイワナの生態や淵の構造等を座学で学び、現地において3基のバーブ工を設置する挑戦を行いました。(令和5年度河川基金助成事業)

【日時】令和5年11月3日(金・祝) 9:00~16:00

【主催】奥只見の魚を育てる会、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク

【協力】新潟県魚沼地域振興局、魚沼市、魚沼漁協銀山分会、徳島大学大学院社会産業理工学研究部 河口研究室、公益財団法人リバーフロント研究所

【会場】新潟県魚沼市<座学:銀山平温泉「白銀の湯」/現地:只見川水系北ノ又川>

【対象】小さな自然再生に関心のある方々

【参加者】43名

【参加費】無料

【プログラム】   

(9:00~10:20イワナの淵づくりに関わる座学研修 @銀山平温泉「白銀の湯」

- 開会挨拶
- 奥只見の魚を育てる会の取組 (中島 典則:奥只見の魚を育てる会)
- イワナの生態を知る(河口 洋一:徳島大学大学院社会産業理工学研究部)
- 渓流の瀬淵構造を知る(権田 豊:新潟大学農学部農学科)
- バーブ工による淵づくりの挑戦(岩瀬 晴夫:株式会社北海道技術コンサルタント)

(10:40~12:00食 及び 移

(12:00~16:30大イワナの淵づくりの実践 @北ノ又川

-  イワナの淵を復活させるためのバーブ工・3基を制作・設置しました。
   ■現地技術指導:岩瀬 晴夫(同上)、河口 洋一(同上)、権田 豊(同上)

(16:30)閉会 

 なお、本研修会は、「奥只見の魚を育てる会」が4日間をかけて3基のバーブづくりに取組む中で、中日の一日だけ公開型研修行事としてコラボさせて頂き、貴重な学ぶ機会を提供頂いたものです。事前準備から当日の運営までご協力頂きました「奥只見の魚を育てる会」の皆様に感謝申し上げます。

※研修会の概要報告は、12月上旬発行のJRRNニュースレター 2023年12月号にてご紹介します。

JRRNニュースレター2023年12月号はこちらから

JRRN主催・共催行事報告書のバックナンバーはこちらから

※参考:「第20回現地研修会」参加者募集案内ページ

    
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