Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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受賞記念「流域圏からみた日本の環境容量」新刊書籍&謝恩案内

謝恩割引案内チラシはこちら(PDF 791KB)

 大西文秀様(JRRN個人会員)より、全国109水系の流域を対象にした『流域圏からみた日本の環境容量』の出版及び謝恩割引のご案内を頂きました。

●書名: 流域圏からみた日本の環境容量-日本のバイオリージョン・全国109流域 3D-GIS MAP-
●著者: 大西文秀
●判型: B5、上製本
●頁数: 222、オールカラーページ
●ISBN: 978-4-907209-08-7 C3051
●定価: 本体価格3,200円 + 税
●出版社:大阪公立大学共同出版会・OMUP

 →謝恩割引案内チラシはこちら(PDF 791KB)

 (以下、詳しい案内文です)

■受賞記念出版 『流域圏からみた日本の環境容量 』の謝恩案内

 先般の、第12回環境情報科学センター賞の受賞書籍『環境容量からみた日本の未来可能性』の謝恩案内におきましては、たくさんのお問い合わせやお祝いの言葉をいただきありがとうございました。

 この度受賞記念として、『流域圏からみた日本の環境容量』を上梓いたしましたので、謝恩案内をさせていただきます。

 本書は、わが国の109の一級水系の流域における、地勢・標高、水系、森林面積率、年平均降水量、人口密度、立地都市など12項目の環境概要や、環境容量を市区町村単位で5つのエコモデル(CO2固定容量、クーリング容量、生活容量、水資源容量、木材資源容量)と地理情報システム(GIS)を用い試算し、流域圏の潜在性を三次元GIS画像により可視化した、オールカラーの環境ガイドブックです。各流域を見開きの2ページ、あるいは1ページで分かりやすく掲載しています。

 全国109の一級水系の流域環境をすべてカラーで掲載した初の書籍として、また流域圏の生態系サービスの視点からも、国土交通省や環境省でもお褒めいただいています。

 「流域圏の環境容量」が未来をひらく低炭素・低リスク社会へのスタートラインになろうとしています。宇宙船地球号と同じ半世紀近く前に生まれたこの概念は、地球の環境や資源・エネルギー、さらに災害リスクが高まり、私たちの生活や社会、また政策に対する意識や価値観の変化が急務な現代において、その重要性が再認識されつつあります。

 バイオリージョン(自然生命圏)としての流域圏という自然空間単位と、ヒトと自然のバランスをはかる環境容量という指標を活用し、地理情報システム・GISの助けをかり、日本の適正ラインやライフスタイル、さらに社会のあり方を探り、未来可能性を高めましょう。

 明日の地球と子どもたちの未来に寄与することを願ってやみません。

【書籍概要】

書名:『流域圏からみた日本の環境容量』-日本のバイオリージョン・全国109流域 3D-GIS MAP-
英名:GIS Map Book for Japanese River Basin
著者:大西文秀
発行:大阪公立大学共同出版会・OMUP、2013年
体裁:B5判、222ページ、上製本、オールカラーページ
価格:本体価格3,200円 + 税
ISBN:978-4-907209-08-7 C3051
HP: http://www.omup.jp/modules/tinyd1/index.php?id=117

 【謝恩割引価格】

●一般の方:2,600円(税、送料、振替手数料込み)
●学生の方:2,200円(税、送料、振替手数料込み)

【申し込み方法】

★お名前、部数、郵便番号、ご住所、電話番号を明記の上、下記アドレスまでメールでお願いいたします。
★全国47都道府県レクチャー行脚実施中:環境容量に関した講義や講演を進めております。ご関係先で機会がございましたら、お問い合わせいただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
★★申込みアドレス: f-onishi@m3.kcn.ne.jp

【目次】

はじめに

本書によせて ジャック デンジャモンド

本書の使い方

第1章 バイオリージョン・流域圏とエコモデル

1. もうひとつの宇宙船としての流域
2. 日本の流域・全国109の1級水系
3. ヒト・自然系のエコモデル
4. CO2固定容量
5. クーリング容量
6. 生活容量
7. 水資源容量
8. 木材資源容量
9. 環境情報科学の役割

第2章 全国109流域圏の環境容量

全国109の一級水系の流域

1. 北海道地方の流域環境容量(石狩川、十勝川、天塩川、釧路川、常呂川、尻別川、渚滑川、湧別川、網走川、留萌川、後志利別川、鵡川、沙流川)

2. 東北地方の流域環境容量(北上川、最上川、阿武隈川、雄物川、米代川、岩木川、馬淵川、高瀬川、鳴瀬川、名取川、子吉川、赤川)

3. 関東地方の流域環境容量(利根川、那珂川、荒川、相模川、久慈川、多摩川、鶴見川)

4. 中部地方①北陸・甲信越の流域環境容量(信濃川、阿賀野川、九頭竜川、神通川、荒川、関川、姫川、黒部川、常願寺川、庄川、小矢部川、手取川、梯川、北川)

5. 中部地方②東海の流域環境容量(木曽川、天竜川、富士川、矢作川、狩野川、安倍川、大井川、菊川、豊川、庄内川、鈴鹿川、雲出川、櫛田川、宮川)

6. 関西地方の流域環境容量(淀川、熊野川、由良川、加古川、紀ノ川、大和川、円山川、揖保川)

7. 中国地方の流域環境容量(太田川、江の川、高梁川、吉井川、斐伊川、旭川、千代川、天神川、日野川、高津川、芦田川、小瀬川、佐波川)

8. 四国地方の流域環境容量(吉野川、四万十川、仁淀川、那賀川、土器川、重信川、肱川、物部川)

9. 九州地方の流域環境容量(筑後川、大淀川、球磨川、五ヶ瀬川、川内川、遠賀川、山国川、矢部川、松浦川、六角川、嘉瀬川、本明川、菊池川、白川、緑川、大分川、大野川、番匠川、小丸川、肝属川)

第3章 流域圏からみた日本の未来可能性

■都市域と自然域、流域の上流域、下流域、そして階層性
■宇宙船地球号とThink Globally, Act Locally、そして流域
■地球と地域をつなぐ流域
■環境容量と流域圏から見た低炭素・低リスク社会

参項文献

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