Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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「GISで学ぶ日本のヒト・自然系」等の書籍案内

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 JRRN会員である大西文秀様より御提供頂いた書籍情報です。

 拙著のご紹介で恐縮に存知ますが、2点とも流域圏の環境容量を視点に流域管理をテーマにした書籍です。

  1. 書名:『GISで学ぶ日本のヒト・自然系』(2009、大西文秀著、弘文堂)
    http://www.koubundou.co.jp/books/pages/75012.html

  2. 書名:『もうひとつの宇宙船をたずねて』(2002、大西文秀著、遊タイム出版)
    http://www.u-time.ne.jp/bookshop/products/detail.php?product_id=291

どうぞよろしくお願い申しあげます。

※書誌データ、目次は以下のとおりです。

1.書名:『GISで学ぶ日本のヒト・自然系』
*****************************************************

書誌データ:

  • 書名:『GISで学ぶ日本のヒト・自然系』
  • 英名:- GIS Map Book for Japanese Humanity and Nature -
  • 著者:大西文秀
  • 刊行:弘文堂
  • B5版、168ページ、オールカラー、上製本
  • 価格:本体3500円+税
  • 2009年 3月刊
  • ISBN978-4-335-75012-0 C3051

目次:

第1章 ヒトと自然を学ぶキーワード

  1. 生態系のなかの「ヒト・自然系」
  2. 自然のまとまり「生態系・エコシステム」
  3. 環境をトータルにとらえる「流域」
  4. ヒトと自然の適正ライン「環境容量」
  5. 地球を救う「ライフスタイル」
  6. データと科学を統合する「地理情報システム・GIS」

第2章 ヒト・自然系を学ぶエコモデル

  1. 日本のCO2固定容量
  2. 日本の日本のクーリング容量
  3. 日本の生活容量
  4. 日本の水資源容量
  5. 日本の木材資源容量

第3章 日本のヒトと自然のキャパシティ

  1. 北海道地方を学ぶ
  2. 東北地方を学ぶ
  3. 関東地方を学ぶ
  4. 中部地方 ①北陸・甲信越を学ぶ
  5. 中部地方 ②東海を学ぶ
  6. 関西地方を学ぶ
  7. 中国地方を学ぶ
  8. 四国地方を学ぶ
  9. 九州地方を学ぶ

第4章 環境変動の舞台裏

  1. 1人当たり排出量や需要量の変化
  2. 変動パターン
  3. 環境容量の消滅年数の予測
  4. 環境容量の階層構成

第5章 環境容量から学ぶ未来へのメッセージ

  1. 都市域と自然域、流域の上流域、下流域、そして階層性
  2. 宇宙船地球号とThink Globally Act Locally、そして流域
  3. 環境性と資源性、環境は相互作用環
  4. 環境の変動パターン、新しいシナリオ、そしてゴール
  5. 地球と地域をつなぐ流域

付録 

  • 3D‐GISマップ 全国9流域 環境容量マップ
  • 環境学の著名人12人によるGIS Foreword、環境コラム
  • 環境エッセイ9本

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2.書名:『もうひとつの宇宙船をたずねて』
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書誌データ:

  • 書名:『もうひとつの宇宙船をたずねて』-ヒトと自然の環境ガイドⅠ-
  • 英名:Operating Manual for Spaceship River Basin by GIS 
  • 著者:大西文秀著、
  • 刊行:遊タイム出版、
  • A5版、160ページ、内32ページカラー
  • 価格:本体価格1800円+税
  • 2002年11月刊
  • ISBN4-86010-023-9 C0040  

目次:

PART:1遷り変わり
序章 社会的背景と研究の目的

  1. 社会的背景
    (1)自然生態系と人間生態系
    (2)環境計画手法の変遷
  2. 新しい環境計画手法への要請
    (1)生態学を基調とした環境認識と計画手法の流れ
    (2)ツールとしての地理情報システム
  3. 研究の目的と基本的枠組
    (1)研究の位置づけと目的
    (2)環境容量を基調とした研究の基本的枠組

PART:2 集水域という小さな宇宙船
第1章 環境容量の概念構成と定量化のための試算手法の検討

  1. 環境容量の概念構成 
  2. 定量化モデルの開発
    (1)エコフローモデルの考え方
    (2)環境容量の試算モデルの考え方

PART:3 集水域から見たヒトと自然
第2章 地理情報システム・GISによる環境容量の試算モデルのシステム化

  1. 試算地域と集水域の設定
  2. データベースの構築
  3. 環境容量の試算式の構成 
  4. 地理情報システム・GISによるデータの統合と表示

PART:4 大都市圏の環境容量
第3章 三大都市圏における環境容量の試算と比較分析

  1. 地域環境の基本データの解析
  2. 環境容量の試算
  3. 環境容量の階層構成
  4. 環境容量の三大都市圏比較
  5. 考察と提言

PART:5 住む環境の変化を知ろう
第4章 環境容量の変動構造に関する分析と予測試算

  1. 琵琶湖・淀川水系、大和川水系での環境容量の変動解析
  2. 変動構造の解明
  3. 考察と提言

PART:6 エコロジカルライフ入門
結章 ライフスタイルや環境計画への還元と課題

  1. 集水域による環境容量の試算より
  2. 大都市圏での環境容量より
  3. 環境容量の変動構造より
  4. 新たなライフスタイルと環境計画の実現に向けて

参考文献リスト/図表リスト
VIEW POINT:環境エッセイ

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