「河川の管理と空間利用―川はだれのものか、どうつき合うか」書籍案内
JRRN会員である日本大学理工学部・吉川勝秀教授ご執筆の書籍をご紹介させて頂きます。
- 著者名:吉川勝秀(JRRN会員)
- 出版社:鹿島出版会
- 判型:A5判192頁
- 定価:3,570円(本体3,400円+税)
内容:
河川管理の実務的ノウハウを踏まえ、これからの河川の管理・整備、そして河川空間の利用についての全体像を述べた解説書。
河川の管理は河川の整備を含むもので、河川管理の経過を振り返りつつ、これからのあり方についての基本的な事項を提示している。河川空間の利用では、健康・福祉・医療と教育の視点での利用、川のユニバーサルデザイン、都市再生における河川空間の活用事例を多数紹介している。
これからの時代は、河川整備の時代から河川の管理、河川の利用の時代である。しかし、河川の管理に関する本は、本書の著者が編集関係者代表となっている「改定 解説河川管理施設等構造令」など、極めて専門的なものがあるのみであり、その全体像を述べたものはなかった。著者は河川管理の実務経験も豊富であり、河川の管理に携わる国、都道府県の河川行政関係者、河川空間を生かしつつまちづくり、都市整備等を行う市区町村の都市行政関係者、河川について学ぶ学生や教員等にとって、必読の書といえる。
主要目次:
第1章 河川の整備と管理、利用の経過
第2章 河川の整備、管理の実態
第3章 河川利用のルール
第4章 優れた河川利用の事例
第5章 川のユニバーサルデザイン
第6章 今後必要なこと
By JRRN事務局 | カテゴリー: 会員からの書籍・資料案内 | コメント(0) | トラックバック(0)
|
日時: 2010年08月12日 18:51
Tweet |
コメント投稿(承認後公開)