Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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「米国フロリダ州のエバーグレーズ復元事業の進捗報告書公開」に関するご案内

ダウンロード先(National Academy of Sciencesウェブサイトへ)

 

 JRRN個人会員の(株)日建技術コンサルタント・益倉克成様より、「米国フロリダ州のエバーグレーズの復元事業の進捗に関する報告書の公開」に関する話題を御提供頂きました。

 ※ご提供頂いた情報はPDFでもご覧になります(97KB)

  →「米国フロリダ州のエバーグレーズの復元事業の進捗に関する報告書の公開」について

 

(以下案内文)

  2012年6月22日に、エバーグレーズの復元の計画が、米国環境保護庁(EPA)によって承認されたとの報告を致しましたが、これとは別の動きとして、National Research Council(全米研究協議会)による、復元事業の進捗のレビューの報告書が公開されました。

 National Research Councilは、National Academies(全米アカデミー)を構成している組織の一つで、政府事業などのレビューをよく行っています。日本学術会議と同じような機能があると思われます。

 エバーグレーズの復元事業に関しては、連邦議会からの委託を受けて、隔年に進捗状況のレビューを行ってきました。今回の報告書は4回目のものとなっています。

 この報告書の概要は、以下の通りです。

  •  全体的には、僅かの進捗しか見られないが、部分的に進捗した部分もある。
  • 進捗した部分は湿地周辺の事業にみられ、その結果リンの濃度が安定的になった場所がある。
  • エバーグレーズの中央部の事業は進捗がはかばかしくなく、その結果、エバーグレーズ独特の生態系(ridge and slough、tree islands)の劣化が進捗している。
  • エバーグレーズの中央部の事業(水の流れの復元、水量と水質のコンフリクトの解消等)に集中すべきである。
  • 州と連邦の予算付けのアンバランスがある。連携を強化すべきである。
  • また、報道では今後の予算付けが課題であるとも述べられています。

 先に公開された新しい計画を含めて、流入水のリン濃度の改善は、期待できそうですが、生態系は、水量と流れの復元が必要と思われますので、改善のために長期間が必要と思われます。報道でも、十年から世紀オーダーの期間が必要と委員が述べていると書かれています。

■報道のサイトは以下参照

http://enr.construction.com/yb/enr/article.aspx?story_id=174027401

http://enr.construction.com/yb/enr/article.aspx?story_id=174032859

 ■報告書本文(無料でダウンロード可能:英語版)

 Progress Toward Restoring the Everglades: The Fourth Biennial Review, 2012

 http://www.nap.edu/catalog.php?record_id=13422

 以上

    
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