Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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行事報告

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2008.6.26英国リーズ大学環境学部研究員 ウルリカ・オーベリー氏との意見交換

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意見交換会の様子


 2008年6月26日(木)、ARRN事務局と英国リーズ大学環境学部研究員ウルリカ・オーベリー氏との意見交換を行いました。ウルリカ・オーベリー氏は、河川再生事業の日本とヨーロッパの比較に関する研究に取り組み、日本に短期滞在しながら、日本のフィールド調査や事例・情報収集を行っています。
 今回の意見交換では、ARRN事務局より日本の河川環境行政の変遷、主な施策や事例、河川再生事業の進め方、これまでの事業に関する評価などについて概要を説明し、英国における河川再生事情に関する情報も提供いただきました。こうした意見交換を通じて得た情報は、今後積極的に本ホームページを通じて発信していきたいと思います。

2008.6.4-8韓国河川協会視察団の来日支援

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前川水郷のまち景観保全地区 串民俗資料館


 2008年6月4日(水)~8日(日)にかけて、韓国河川協会の海外視察団(41名)が石川県を中心に北陸地方の河川・水辺の視察を目的に来日し、「アジア河川再生ネットワーク(ARRN)」事務局として国内受入機関(加賀市、石川県土木部、小松・加賀水郷再生協議会、北陸応生態工学会等)との調整役を担うとともに、金沢市内を流れる犀川視察では、ARRN玉井会長(金沢学院大学教授)が視察団に同行しました。
 今回の視察研修は、昨年12月に大分県別府市で開催された第一回アジア・太平洋水サミットにおいて、今回の視察先の加賀市と韓国河川協会の意見交換をきっかけに実現し、「アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)」が仲介役として双方交流の窓口を務めました。
 北陸地域の河川や水郷再生事例の視察を通じ、河川環境再生分野での意義ある日韓交流となりました。

詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.13)
韓国河川協会ホームページ(韓国語)

2008.5.28韓国・水生態復元事業団との意見交換

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意見交換後の記念撮影


 2008年5月28日(水)、韓国よりCenter for Aquatic Ecosystem Restoration(水生態復元事業団)の方々が来日され、JRRNが事務局を置く財団法人リバーフロント整備センターの活動内容の説明と伴に、ARRNやJRRNの活動概要を説明し、日本の河川再生に関連する政策、研究、事業などに関する意見交換を行いました。
 水生態復元事業団は、2007年11月に韓国環境省により設立された事業団で、2014までの間に、水環境の再生に関する16のプロジェクトを実施し、各プロジェクトは公募により選ばれた「大学と民間企業のJVチーム」で構成されるそうです。今後も河川再生分野の情報交換に努めてまいります。

水生態復元事業団ホームページ(韓国語)

2008.2.22 JRRNがNARBO(アジア河川流域管理機関ネットワーク)加入

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NARBO総会の様子 参加者全員での集合写真


 2008年2月22日(金)にインドネシア国スラカルタ市において第3回NARBO (アジア河川流域機関ネットワーク)総会が開催され、JRRNがNARBOに加入することが正式に承認されました。

   →NARBOとは? http://www.narbo.jp/index.htm

 JRRNが目指す河川・水辺の再生は、行政や地域住民等の連携により適正な水の管理が為された結果として達成されるものであり、その意味でNARBOが推進する統合的水資源管理と大いに関連があります。
 よって、国内外の河川再生に関わる人や情報の循環の際の貴重な情報源として、NARBOの活動を通じJRRNの活動の幅を更に広げていきたいと思います。
 なお、NARBO新規メンバーは2年に一度開催される総会にて承認され、今回の総会では、日本より財団法人水資源協会や水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)など4団体、またアジア諸国からマレーシア国立水文研究所やインダス川流域機関など、合計9団体が新たに加入致しました。
 JRRNとNARBOとの今後の活動については、本ホームページで発信していきます。

JRRN講演発表資料(PDF 883KB)

JRRN主催「河川再生に関わるミニワークショップ」開催報告

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講師 李建華 教授 プレゼンテーションの様子


 2008年1月21日(月)、JRRN主催で河川再生に関わるミニ・ワークショップ「中国の河川再生と河川環境保全」が開催され、中国の水資源や水環境の現状を踏まえた中国河川再生の最新の話題をご提供頂くと伴に、参加者との活発な意見交換が行われました。

○講師: 李 建華 同済大学教授(中国・上海)
   長江水環境教育部重点実験室副主任、上海市科学委員会崇明水環境実験室主任
○日 時:平成20年1月21日(月)15:00~17:00
○会 場:(財)リバーフロント整備センター

 李教授は、河川や湖沼の水環境をご専門とし、かつて(旧)建設省土木研究所に研究員として7年間お勤めになるなど、日本の水環境の事情、技術、法制度にも精通され、現在は上海を中心に水環境改善の研究やプロジェクトでご活躍されています。
 前半の講演では、中国全土の水環境とその保全、また河川再生の取り組みに関する現状について、様々な事例や国家計画の話題を交えてご説明頂くと伴に、李教授が拠点とされている上海における水資源問題や水環境改善事業に関してご紹介頂きました。
 また後半では、講演内容や中国の水環境全般に関する質疑応答と意見交換が行われ、今後の中国の河川環境政策や日本への技術面での期待などについて意見が交わされました。
 JRRNとして今後も李教授と中国の河川再生に関する情報交換を行いながら、国内外の河川再生の生きた情報を蓄積していければと思います。

    →当日の配布資料はこちらをクリック(PDF 213kb)

2008.1.9 NARBO(アジア河川流域管理機関ネットワーク)事務局との意見交換

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意見交換の様子


 2008年1月9日(水)にARRN/JRRN事務局とNARBO(アジア河川流域管理機関ネットワーク)事務局の意見交換を行いました。NARBOは統合水資源管理(IWRM)の推進を主な目的として2004年に設立された国際ネットワークです。河川再生を目的としたARRN/JRRNと協働できる事柄も多いと思われ、今後も継続的に意見交換を行いながら、水環境改善やネットワーク運営に関わる有意義な情報と経験の共有を図っていきたいと思います。
NARBOホームページはこちら

2008.1.9 PEMSEA(国連東アジア海域環境管理局)事務局との意見交換

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意見交換後の記念撮影


 2008年1月9日(水)にARRN/JRRN事務局とPEMSEA(国連東アジア海域環境管理局)事務局の意見交換を行いました。PEMSEA は、世界最大の環境基金GEFのプロジェクトを国連開発計画(UNDP)の管理のもとに実行する国際機関で、東アジア各地でのプロジェクト実施に対する技術支援や知識の普及などを行っています。沿岸域管理には内陸側の流域管理も不可欠であり、河川・流域再生を目的に活動するARRN/JRRNと共有できる情報もあることから、今回の貴重な意見交換となりました。
PEMSEAホームページはこちら

2007.12.17 韓国・河川表示や情報提供に関する調査団との意見交換

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意見交換後の記念撮影


 2007年12月7日(金)、韓国建設技術研究院や韓国水団体総連合会の専門家の方々が来日され、河川における表示や利用、情報提供などに関する意見交換とともに、ARRNの活動概要を紹介させていただきました。

2007.12.4 「生態系と発展のための水~日本の経験とアジア・太平洋地域での展開」参加報告

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総合討論の様子


 2007年12月4日(火)、第一回アジア太平洋水サミットが開催された大分県別府市ビーコンプラザにおいて、シンポジウム「生態系と発展のための水~日本の経験とアジア・太平洋地域での展開」が関連行事として開催されました。このシンポジウムは、アジア・太平洋水フォーラムの優先テーマである「発展と生態系のための水」に関連する国内優良事例とそのアジア・太平洋地域への展開可能性について参加者を交えて意見交換を行うことを目的とし、ARRN(アジア河川・流域再生ネットワーク)関係者も本イベント開催に協力させて頂きました。

2007.11.29 韓国・東豆川市関係者との河川再生事例に関わる意見交換

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意見交換会の様子


 2007年11月29日(木)に、韓国・東豆川市より河川再生現場の視察目的で調査団が来日し、ARRN/JRRN事務局関係者との河川再生に関する意見交換を行いました。日本における河川環境改善の取り組みや、JRRNが事務局を置く財団法人リバーフロント整備センターの活動内容の説明と伴に、ARRNの活動概要を説明させて頂き、韓国の自治体レベルでの河川再生のニーズ等に関するお話を伺うことができました。

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このページでは、JRRNやARRNによる主催・共催行事の開催報告及び関連資料等を掲載しています。

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