「ミツカン水の文化センター第11回里川文化塾『演習林で学ぶ〈森と水〉』(2013年5月11日)」ご案内
ミツカン水の文化センター第11回里川文化塾『演習林で学ぶ〈森と水〉』のプログラム・リーダーをお務めの前川太一郎様(JRRN会員)より、イベント情報をご案内頂きました。
(以下、案内文)
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ミツカン水の文化センター 第11回里川文化塾
「演習林で学ぶ〈森と水〉」
5月11日(土)開催決定!
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ミツカン水の文化センターでは、「使いながら守る水循環」を学ぶワークショップ「里川文化塾」を開いております。
12回目となる今回は、東京農業大学の協力を得て、同大学の奥多摩演習林を訪れます。
実際に行われている森林保全の研究および作業の一端を体験し、「森と水の関連性」について学びます。
http://www.mizu.gr.jp/bunkajuku/yokoku/012_20130511_ensyurin.html
東京農業大学の奥多摩演習林は、都内にある唯一の大学演習林です。
面積は約156ha。秩父多摩甲斐国立公園内にあり、東京都の奥座敷として親しまれている奥多摩町に位置しています。
スギ、ヒノキ、カラマツ、サワグルミなどの植林地もありますが、大半はミズナラ、クリ、シデ類、カエデ類などからなる天然性の森林です。
東京農業大学はここで森林のしくみや動植物との関係、森林の環境的機能のしくみ、造林や間伐の方法、作業道の実証的な設計などについて研究しています。
演習林は想像以上に険しい場所です。急な斜面に足がすくんで最初は立てない大学生もいるそうです。日本の森林が荒廃するのは厳しい場所の維持管理が不適切だからです。
そこで森林を維持する難しさも体験していただきたいと思います。
森林とそれを支える土壌は「緑のダム」と呼ばれる高い水源涵養機能をもちます。
演習林を実際に歩き、森林蓄積量の簡易調査、間伐体験、土壌観察、動物の食痕観察などを通じて、「森と水の関連性」をぜひ学んでください。
【日時・会場】
◇ 日時 : 2013年5月11日(土)10:00~15:30
(小雨決行。荒天時の予備日=5月18日(土))
◇ 会場 : 東京農業大学・奥多摩演習林および演習林研修センター
[集合]10:00 JR青梅線「奥多摩駅」改札口
(マイクロバスで演習林に向かいます)
[解散]16:00ごろ JR青梅線「奥多摩駅」
(15:30閉会後、マイクロバスで駅までお送りします)
※ 当日は急な斜面(傾斜角25度程度)を昇り降りするため、
参加は「脚力に自信のある方」に限らせていただきます。
ご了承ください。
◇ 主催 : ミツカン水の文化センター
◇ 参加者 : 20名程度
※ 応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
※ 参加決定者には4月下旬に事務局よりご連絡
差し上げます。
◇ 参加費 : 無料
【ナビゲーター】
◇ 菅原 泉さん(すがわら いずみ)
東京農業大学地域環境科学部森林総合科学科教授
奥多摩演習林長
1977年、東京農業大学農学部林学科卒業。
森林開発公団(現・独立行政法人 森林総合研究所)、
1985年東京農業大学農学部奥多摩演習林助手などを経て、
2012年に森林総合科学科教授、奥多摩演習林長に就任。
専門分野は造林学、多様な森林の造成、立木配置の最適化など。
【プログラム・リーダー】
◇ 前川 太一郎(ライター・編集者)
【プログラム】
※ 小雨決行(荒天時は中止。5月18日(土)に順延します)
10:00 JR青梅線「奥多摩駅」改札口集合
受付終了後、マイクロバスで演習林に向かいます
10:30 演習林の研修センターで開会式
演習林での諸注意
ヘルメット装着など身支度して演習林へ
11:00 フィールドワーク
◇ 森林蓄積量(立木の材積)を計算しよう
※ 簡単な測定器を使用
◇ 森を維持するための間伐体験
※ ヒノキの若木をノコギリで伐採。
間伐材でコースターづくり。
◇ 土壌の断面から、土の保水力を感じる
※「標準土色帖」を用いた土の観察
12:00 演習林で昼食&休憩
※ 雨天の場合は研修センターに戻って食事
12:45 さらに演習林の奥へ移動
◇ シカなどの食害の現場を見る
◇ 木材運搬用道路の現場見学
◇ 造林中の森の見学と群状間伐、列状間伐などの説明
14:30 研修センターに戻り、菅原先生による「まとめのセミナー」
※ 質疑応答、資料館の見学など
※ 時間があれば顕微鏡で「木の葉」を観察
15:30 閉会。マイクロバスでJR青梅線「奥多摩駅」までご案内
※ それぞれの時刻はおおよその予定です。
※ プログラムは、天候等の事情により予告なく変更する場合がございます。
【交通案内(ご参考まで)】
[往路]
◇ JRホリデー快速おくたま3号(新宿→奥多摩行)
新宿駅(始発)8時19分 発→奥多摩駅 9時50分 着
※ 中野、三鷹、国分寺、立川、西立川、拝島、福生、青梅、御嶽の
各駅に停車します
[復路]
◇ JRホリデー快速おくたま4号(東京行)
奥多摩駅 16時23分 発→新宿駅 17時50分 着→東京駅 18時03分 着
◇ JRホリデー快速おくたま6号(東京行)
奥多摩駅 16時58分 発→新宿駅 18時22分 着→東京駅 18時36分 着
【当日の持ち物と注意事項】
◇ 携行品
昼食、軽食(歩行中のエネルギー補給のため)、敷物(昼食時に必要)、飲み物、タオル、雨具(レインウエア)、水筒、作業用手袋(もしくは軍手)、トレッキングシューズ、筆記用具、健康保険証
◇ 注意事項
※ 当日は急な斜面(傾斜角25度程度)を昇り降りするため、参加は 「脚力に自信のある方」に限らせていただきます。ご了承ください
※ 小雨決行です。荒天の場合のみ5月18日(土)に順延します。
※ 必ずトレッキングシューズ(踵がしっかりしていて足首も保護できる、 滑りにくい靴底の登山用シューズ)でお越しください。急斜面があるので、スニーカーやジョギングシューズは不可です
※ 動きやすい服装でお越しください。
なお、黒っぽい服装はハチが寄ってくる可能性がありますので避けてください。
※ 入山時は万が一のことを考えてヘルメットを着用します。
※ 昼食は、奥多摩駅付近では購入場所が少ないため、到着前に準備することをお勧めします。
※ 研修センターには自動販売機が1台ございます。また伏流水を引いた水道もあります、
※ お預かりした個人情報は、本イベントの目的のみに使用させていただきます。
【募集締切】
2013年4月27日(金)
【お申込み方法】
下記お申し込みフォームにてお名前・ご連絡先などの情報と、「お問い合わせ内容」欄に次の項目を記入し、お申し込みください。
[お問い合わせ内容欄への記入事項]
・参加ご希望のイベント名(演習林で学ぶ〈森と水〉)
・参加動機
・プログラムへの期待
・年齢
[お申込みフォーム]
https://www2.mizkangroup.co.jp/customer/group/mizu.asp
※ メール受領後3日以内に、事務局より受領通知メールを返信します。
受領通知メールが届かない場合には、恐れ入りますが、再送していただくか、「里川文化塾 参加受付係」までお問い合わせください。また携帯電話のアドレスをご使用の方は、mizu.gr.jp のドメイン解除をお願いいたします。
【里川文化塾 参加受付係】
TEL:03-3555-2607 FAX:03-3297-8578
By JRRN事務局 | カテゴリー: 会員からのイベント案内 | コメント(0) | トラックバック(0)
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日時: 2013年04月15日 13:46
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