Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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「ミツカン水の文化センター第24回里川文化塾『丘陵地を水田にした熱意の結晶「二五穴」』(2016年7月31日)」ご案内

第24回里川文化塾『丘陵地を水田にした熱意の結晶「二五穴」』 案内ページ

 ミツカン水の文化センター第24回里川文化塾『丘陵地を水田にした熱意の結晶「二五穴」-100年経っても現役のトンネル用水路を巡る』のご案内を、本プログラム・リーダーを務める前川太一郎様(JRRN会員)より頂きました。

※詳細はこちら→ http://www.mizu.gr.jp/bunkajuku/yokoku/024_20160731_nigoana.html

(以下、案内文)

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  ミツカン水の文化センター 第24回里川文化塾

   丘陵地を水田にした熱意の結晶「二五穴」

  ――100年経っても現役のトンネル用水路を巡る

       7月31日(日)開催決定!

http://www.mizu.gr.jp/bunkajuku/yokoku/024_20160731_nigoana.html

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ミツカン水の文化センターでは、「使いながら守る水循環」を学ぶ「里川文化塾」を開いています。

第24回目となる今回は、房総丘陵の小櫃川周辺に今も残るトンネル状の用水路「二五穴」に着目しました。

二五穴は江戸時代後期から明治時代初期にかけてつくられたので、すでに100年以上使いつづけられています。

「米」をつくるために昔からさまざまな工夫がなされてきました。

丘陵地にトンネル状の水路を使って灌漑する水田は全国的にさまざまな形態のものがつくられてきましたが、二五穴のように現在も活躍している灌漑用水路はそれほど多くありません。

二五穴は、川と耕作地の標高差が大きく、目の前を流れる川の水は用水として使えなかった房総丘陵の地形から生み出された知恵です。耕作したい土地よりも高い場所にある遠くの川から取水し、自然流下で水を運ぶために微妙な傾斜を維持しつつ、山までくり抜いて二五穴をつくったのです。

当時の人たちの米づくりにかける熱意を窺い知ることができます。

二五穴の名の由来は、幅二尺×高さ五尺(およそ60cm×150cm)の大きさ。

長いトンネルは200~700mあり、これをつないで用水路を形づくっています。

今回は、全長7kmの「大戸用水」と全長10kmの「平山用水」の一部を見学します。

房総の人々の知恵と工夫の結晶ともいえる二五穴を調査した国立歴史民俗博物館研究部 教授の西谷 大(にしたに・まさる)さんと千葉県立中央博物館主任上席研究員の島立理子(しまだて・りこ)さんを講師に迎え、先人たちの苦労と技術を学びます。

【日時・会場】

◇ 日時 : 2016年7月31日(日)9:00~17:00ごろ
       (小雨決行。荒天時の予備日=8月3日(水))

◇ フィールド : 千葉県君津市・小櫃川(おびつがわ)周辺

◇ 座学会場 : 君津市立久留里(くるり)城址資料館
        (千葉県君津市久留里字内山)

◇ 集合・解散場所 :

       [集合]9:00 JR総武線「津田沼駅」南口→貸切バスで 「君津市立久留里城址資料館」へ移動

       [解散]17:00ごろ JR総武線「津田沼駅」南口 (交通状況により遅延の可能性あり)

◇ 募集人数 : 20名程度
       ※ 応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
       ※ 参加決定者には7月20日に事務局よりご連絡いたします。

◇ 参加費 : 無料

◇ 主催:ミツカン水の文化センター

【講師】

◇ 西谷 大(にしたに・まさる)さん

   国立歴史民俗博物館 研究部 教授
   メタ資料学研究センター長
   1959年京都府生まれ。1985年熊本大学文学研究科修士課程修了(考古学専攻)。中華人民共和国中山大学人類系に留学。専攻は中国考古学・東アジア人類史。2011年度より国立歴史民俗博物館と千葉県立中央博物館が実施する共同研究「日本の中山間地域における人と自然の文化誌」に島立さんと一緒に参画。

 

◇ 島立 理子(しまだて・りこ)さん

   千葉県立中央博物館 主任上席研究員
   専攻は民俗学・日本近代史。房総丘陵に生活する人々が、地域の自然とどのようにかかわりながら生活してきたのかを調査・研究。

【プログラム】

9:00 JR総武線「津田沼駅」南口集合→受付

9:15 貸切バスにて出発(所要時間:約75分)

10:30 「君津市立久留里城址資料館」到着

10:40 主催者あいさつ

10:45~12:15 講義「二五穴の成り立ちと房総丘陵部の里山文化」
        講師:西谷 大さん、島立理子さん

12:15~12:30 ミニ講義「久留里発祥の上総掘りについて」
        講師:布施慶子さん (君津市立久留里城址資料館 主査)

12:30~13:20 昼食
        (座学会場および資料館周辺で飲食可。付近に飲食店やコンビニエンスストアなどはありませんので、昼食はJR津田沼駅集合前に各自ご用意ください)

13:30 「久留里城址資料館」を出発

13:40~15:40 二五穴が見られる「大戸用水」と「平山用水」を西谷さんと島立さんの案内で見学

15:40 大原神社付近で講師のお二人と質疑応答

15:50ごろ 貸切バスでJR津田沼駅へ移動

17:00ごろ JR津田沼駅南口で解散

※ それぞれの時刻はおおよその予定です。海水浴シーズンのため、帰路は予想以上に時間がかかる場合があります。

※ プログラムは、天候等の事情により予告なく変更する場合があります。

【当日の持ち物】

昼食、飲み物、帽子、着替え(長袖の上着、長ズボン)、首に巻くタオル、軽登山靴もしくはウオーキングシューズ(長靴持参でも可)、雨具、筆記用具、健康保険証

【注意事項】

※ 小雨決行です。荒天の場合は8月3日(水)に順延します。
  延期の場合は前日の17時までに決定し、参加者にお電話でご連絡いたします。

※ この時期はヒルに遭遇する可能性があります。帽子、長袖の上着、長ズボン、首に巻くタオルなどをご用意ください。ヒル除けのスプレーはセンターでご用意します。

※ 当日は徒歩で巡るコースがあります。上記のようにヒルと遭遇する可能性もありますので、軽登山靴やウオーキングシューズでお越しください。長靴持参でも結構です。

※ 昼食は座学会場および資料館周辺で飲食できます。ただし、付近には飲食店やコンビニエンスストアなどはありませんので、昼食はJR津田沼駅集合前に各自でご用意ください。

※ お預かりした個人情報は、本イベントの目的のみに使用させていただきます。

※ お預かりした個人情報は、弊社のプライバシーポリシーに則り、適切な取扱を行います。

[ミツカングループプライバシーポリシー]

http://greek-ex.jp/L17662/c629/1311

 【募集締切】

2016年7月18日(月・祝)

 【お申込み方法】

下記お申し込みフォームにてお名前・ご連絡先などの情報と、「お問い合わせ内容」欄に次の項目を記入し、お申し込みください。

[お問い合わせ内容欄への記入事項]

・参加ご希望のイベント名「二五穴」

・参加動機

・プログラムへの期待

 

[お申込みフォーム]

http://greek-ex.jp/L17662/c629/2311

※ メール受領後3日以内に、受領通知メールを返信します。受領通知メールが届かない場合には、恐れ入りますが、再送していただくか、「里川文化塾 参加受付係」までお問い合わせください。また携帯電話のアドレスをご使用の方は、mizu.gr.jp のドメイン解除をお願いいたします。参加方法等でご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。

【里川文化塾 参加受付係】

   TEL:03-3555-2607  FAX:03-3297-8578

    
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