Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

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会員からのお知らせ

< カテゴリー: 会員からのその他案内 >

「五大湖における外来種駆除に関する報道記事(続編)」のご紹介

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The Wall Street Journalのウェブ記事(2010年2月17日)

 JRRN個人会員より、アメリカとカナダに位置する五大湖における外来種駆除に関する報道記事の続編を御提供頂きました。

 本記事を扱った英文ホームページは以下よりアクセス可能です。(言語:英語)
 →http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704479704575061964066905730.html?mod=WSJ_hps_sections_news#

 また、上記英文記事の日本語仮訳資料も情報提供者より頂きましたので、参考情報として以下にご紹介いたします。(言語:日本語)
 →日本語仮訳「コイの脅威の最中に、フックをはずす呼び掛け」(PDF 237KB)

「五大湖における外来種駆除に関する報道記事」のご紹介

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The Washington Postのウェブ記事(2010年1月31日)

 JRRN個人会員より、アメリカとカナダに位置する五大湖における外来種駆除に関する報道記事情報を御提供頂きました。

 本記事を扱った英文ホームページは以下よりアクセス可能です。(言語:英語)
 →http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2010/01/30/AR2010013000939.html?hpid=moreheadlines

 また、上記英文記事の日本語仮訳資料も情報提供者より頂きましたので、参考情報として以下にご紹介いたします。(言語:日本語)
 →日本語仮訳「困難な選択が外来種の軌跡の後から続いている」(PDF 175KB)

「アメリカにおける大規模ダム撤去に関する報道記事」のご紹介

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San Jose Mercury Newsのウェブ記事(2010年1月12日)

 JRRN個人会員より、アメリカ・カリフォリニア州におけるこれまでで最大規模のダム撤去に関する報道記事情報を御提供頂きました。

 本記事を扱った英文ホームページは以下よりアクセス可能です。(言語:英語)
 →http://www.mercurynews.com/top-stories/ci_14168415?nclick_check=1

 また、上記英文記事の日本語仮訳資料も情報提供者より頂きましたので、参考情報として以下にご紹介いたします。(言語:日本語)
 →日本語仮訳「ダムの撤去に所有者と州が合意~カリフォリニア州で過去最大規模」(PDF 133KB)

「アメリカにおける最近の河川自然再生の取組みの新聞記事」のご紹介

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USA Todayのウェブ記事(2009年10月5日)

 JRRN個人会員より、アメリカにおける河川自然再生に向けた最近の取り組みを紹介した記事情報を御提供頂きました。

 本記事を扱った英文ホームページは以下よりアクセス可能です。(言語:英語)
  →http://www.usatoday.com/news/nation/environment/2009-10-05-river-restore-work_N.htm

 また、上記英文記事の日本語仮訳資料も情報提供者より頂きましたので、参考情報として以下にご紹介いたします。(言語:日本語)
  →日本語仮訳「より多くのプロジェクトがアメリカの河川をそれらの自然の状態に戻している」(PDF 109KB)

韓国における河川再生の専門家(KICT李参熙博士)が大統領より国民褒章を受章

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李参熙博士とキム夫人

 JRRN会員で、ARRN技術委員会の委員も務められている中村圭吾さんより御提供頂いた情報です。

 2008年6月に、ARRNの韓国窓口機関であるKICT(韓国建設技術研究院)に所属する李参熙博士が、河川再生分野での数々の功労が認められ、李明博大統領より国民褒章を受章されました。
 李参熙博士は、韓国最初の河川再生事業であるヤンジェ川の再生計画に携わり、その後も多くの事業に関わりながら韓国国内の河川環境改善に貢献されています。
 また、日本との関りも深く、つくばの土木研究所で河川環境技術を学ばれるなど、長年にわたり日韓の河川環境分野での橋渡し役も務められています。
 JRRNでは、本年12月頃を目標に、李参熙博士に韓国の河川再生についてご講演を頂ければと考えておりますので、詳細が決まりましたら本ホームページでご案内させて頂きます。

多摩川ニュース「多摩川天然アユ、春一番遡上開始!」の記事紹介

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若アユのジャンプ

 

 JRRN会員で、淡水魚類研究家の山崎充哲さんより御提供頂いた「多摩川アユ最新ニュース」を紹介致します。

多摩川ニュース配信 平成20年3月18日

「多摩川天然アユ、春一番遡上開始!」
 毎年続けています多摩川天然アユの遡上調査にて、今年の一番遡上を確認しました。 体調6~8センチ程度の若アユがジャンプを始めました。(写真)
 昨年は大きな台風が多摩川を襲い、増水と濁り水のため産卵が危惧されましたが、春を迎え無事に元気な姿を見せてくれました。例年なら一番河口に近い調布取水堰での確認が早いのですが、今年は冬の間から堰が開放されていたためその姿を見ることができません。今年は上流の二ヶ領上河原堰にて初ジャンプを確認しました。
 現在工事で魚道が使用できず、若アユが堰下に滞留したために確認が容易になったものと思われます。18日現在二ヶ領宿河原堰下に数千匹の群を確認しており、漁協と協力し引き続き観察と調査を続ける予定です。秋の産卵場や流下稚仔調査に続き、春の遡上調査も実施し多摩川天然アユの生態を解明したいと思います。
 今後は水温の上昇に伴い遡上数は増えてくるものと思われ、ピークは4月半ばくらいかになると思われます。順調に遡上が続けば今年も昨年に引き続き豊漁になるものと期待されます。 
 清流を取り戻した多摩川に毎年アユが戻り、命をつなぐ産卵や稚仔魚が育つ河口も良好な環境になった多摩川を皆様にお伝えいたしました。
 今後も自然環境に関わる情報があれば漁協ニュースとして発信いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

問い合わせ

  • 〒214-0038 川崎市多摩区生田7-25-1
  • 電話 044-933-3220
  • 携帯 090-3209-1390
  • 川崎河川漁業協同組合 総代 山崎充哲
  • メールアドレス MLC54407@nifty.com
  • ホームページ http://homepage2.nifty.com/gasagasaaqua/
  • 漁協ホームページ(試験運用) http://b5.spline.tv/kwski/

多摩川ニュース「本年の多摩川アユ調査の中間報告」

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シラスアユ(天然アユの稚仔魚)

 JRRN会員で、淡水魚類研究家の山崎充哲さんより御提供頂いた「多摩川アユ最新ニュース」を紹介致します。

多摩川ニュース配信 平成20年2月7日

「多摩川天然アユの赤ちゃん、今年も多摩川河口で確認。」
 毎年続けています多摩川天然アユの稚魚調査は順調に回を重ね、今年も多摩川河口にてシラスアユ(天然アユの稚仔魚)を確認しました。
 体調3センチ程度の透き通った魚体はガラス細工のように繊細です。(写真)
 昨年は大きな台風が多摩川を襲い、増水と濁り水のため産卵が危惧されました。平年より少し遅れた12月には親アユが大挙して産卵をし、例年よりも多くのアユの産卵が見られました。川崎河川漁協でもアユの産卵場の調査と保全、カワウによる食害の防止活動などを実施。
 19年11月18日には漁協のイケスにて飼育していた、多摩川天然アユの人工授精をし、50万粒の発眼卵放流をしました。孵化した稚アユたちは順調に河口付近まで下り、水の暖かな河口や付近の東京湾で育っているものと思われます。
 シラスアユはまとまった数の確認ができましたので、今年の春も多摩川に天然アユが多数遡上してくるものと予想されます。清流を取り戻した多摩川に毎年アユが戻り、命をつなぐ産卵や稚仔魚が育つ河口も良好な環境になった多摩川を皆様にお伝えできればと思います。


問い合わせ

  • 〒214-0038 川崎市多摩区生田7-25-1
  • 電話 044-933-3220
  • 携帯 090-3209-1390
  • 川崎河川漁業協同組合 総代 山崎充哲
  • メールアドレス MLC54407@nifty.com
  • ホームページ http://homepage2.nifty.com/gasagasaaqua/

※参考資料
調査方法:多摩川に生息している全ての魚類を1ヶ月に1~2回、当漁協の管轄内と河口までを調べています。混獲されたアユをピックアップし統計を取っています。

1回目 11月中旬

北原式定量ネットを用い、下記の6カ所にてアユの流下稚仔調査を実施しました。

  1. 多摩川河口ゼロキロメートル付近
  2. 多摩川河口大師橋上流付近
  3. 中原区調布取水堰下
  4. 高津区二子新地地先
  5. 多摩区宿河原堰魚道と堰越流部
  6. 多摩区上河原堰魚道と堰越流部

1.2.6の地点では稚仔魚の確認はできなかった。
3.4.5の地点は稚仔魚が確認された。産卵場付近のみの確認となった。

2回目 12月後半

北原式定量ネットを用い、下記の6カ所にてアユの流下稚仔調査を実施しました。

  1. 多摩川河口ゼロキロメートル付近
  2. 多摩川河口大師橋上流付近
  3. 中原区調布取水堰下
  4. 高津区二子新地地先
  5. 多摩区宿河原堰魚道と堰越流部
  6. 多摩区上河原堰魚道と堰越流部

全ての地点でアユの稚仔魚を確認。 調査地点上流部にあたる4.5.6では小さい個体が多く、流下途中と思われる。
1.2で確認された稚仔魚は大きさにばらつきがあった。11月に流下した稚魚が成育しているものと思われる。

3回目 1月後半

北原式定量ネットとすくい網を用い、下記の6カ所にてアユの流下稚仔調査を実施しました。

  1. 多摩川河口ゼロキロメートル付近
  2. 多摩川河口大師橋上流付近
  3. 中原区調布取水堰下
  4. 高津区二子新地地先
  5. 多摩区宿河原堰魚道と堰越流部
  6. 多摩区上河原堰魚道と堰越流部

調査地点3.4.5.6では確認できなかった。
1.2で確認された稚仔魚は大きさにばらつきがあり、少し色の付いた少し大きい稚魚が見られ、順調に生育しているものと思われる。

4回目 2月7日

手網にて河口部で調査を実施した。
シラスアユ稚仔魚は大きさにばらつきがあり、少し色の付いた稚魚が見られた。
5回目は2月中頃に実施予定。
途中経過ではあるが、上記のことより本年も多摩川河口には多くの稚アユが生息しているものと思われます。
調査規模と調査回数が少ないため、前年との比較は現状では厳しいところです。
今後において回を重ねることにより、流下稚仔と河口域の稚アユの関係、春に遡上してくるアユの遡上量などが解明されるものと思わる。

 

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