< カテゴリー: JRRN技術交流会 >
2010年9月3日(金)、英国リーズ大学地理学科のポール・ウェイーリー教授が来日し、日英における河川再生の取り組みや住民参画などの話題を中心に、JRRN事務局及び4名のJRRN会員の方々を交えて意見交換を行いました。
<プログラム>
- 財団法人リバーフロント整備センター、及びJRRN/ARRNの概要説明(JRRN事務局より)
- 日本における最近の河川再生に向けた取組みや課題(JRRN事務局より)
- ポール教授の研究内容や日本との関わり等の紹介(訪問者より)
- 意見交換
ポール・ウェイーリー教授と日本との関わりは30年以上に渡り、英字新聞記者時代に日本の都市河川を取材され、また社団法人日本河川協会が発行する機関誌「河川」の2007年9月号において「イギリス人の地理学者が見る日本の川の再生」という記事も執筆されています。現在も、都市計画、まちづくり、風景、多自然川づくり等の視点から都市河川再生や特に地域との関わりについて日英の比較研究をされています。
本意見交換を通じ、多くの発見と今後の活動の参考となる知見を共有でき、引き続きJRRNとの交流を通じ日英交流の成果をJRRN会員皆様へ発信して参りたいと思います。
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日時: 2010年09月06日 16:31
2010年8月16日(月)、台湾から川と街づくり視察団(約40名)が来日し、河川環境再生や水辺からのまちづくりの取組みを中心に意見交換を行いました。
<プログラム>
- 台湾側より、視察団と構成メンバーの自己紹介。
- 日本側より、(財)リバーフロント整備センター及びARRN/JRRNの概要説明。
- 日本側より、川と地域が一体となった街づくりの施策や事例紹介。
- 川人街に関わる河川整備全般の意見交換。
本視察団一行は、台湾で川を軸とした街づくりに携わる地域活動団体、全国規模の市民ネットワーク、民間企業、学術団体、行政関係者、公益法人等で構成され、日本における最近の河川整備の取り組みや、特に市民の関わりなどを学ぶことを目的に来日されました。
意見交換を含む約3時間半に及ぶ活発な交流が実現し、特に台湾関係者からは街や地域が抱える課題に対し自分たちができることを見出そうとする強い使命感と情熱を感じることができました。
今回の意見交換の詳細報告は、「JRRNニュースレターvol.39(2010年9月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.39)
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日時: 2010年08月16日 16:30
2010年7月6日(火)、韓国の民間水資源政策シンクタンク「未来資源研究院」所属の研究員1名が来日し、河川再生や異常気象への取り組みを中心にJRRN事務局との意見交換を行いました。
<プログラム>
- JRRN事務局より、ARRN/JRRN及び(財)リバーフロント整備センターの概要説明。
- JRRN事務局より、日本における気候変動に関わる取組みの話題提供。
- JRRN事務局より、日本における多自然川づくりや自然再生事業の概要説明。
- 韓国側より、未来資源研究院の紹介及び河川再生や水資源管理に関わる話題提供。
→プレゼン資料「未来資源研究院紹介」(PDF 900KB)
- 河川再生や水資源管理全般に関わる意見交換。
「未来資源研究院」は、前身の「未来水資源環境研究所」を2008年に現在の名称に改め、気候変動適応策、水資源を含む資源管理政策、流域総合管理、環境管理などを研究するシンクタンクとして設立された民間組織です。河川・水分野に関わる環境施策、管理、気候変動への対処などについての情報収集と意見交換を目的に来日し、日本の複数の関連機関を訪問されるとのことでした。
今回の意見交換の詳細報告は、「JRRNニュースレターvol.38(2010年8月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.38)
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日時: 2010年07月06日 16:28
2010年6月11日(金)、中国遼寧省大連市水務局・大連市水利計画設計院・大連理工大学で構成する河川視察団(13名)が来日し、河川環境再生の取り組みを中心に意見交換を行いました。
<プログラム>
– JRRN事務局より、ARRN/JRRN及び(財)リバーフロント整備センターの概要説明。
– JRRN事務局より、日本の河川整備の歩み、最近の河川整備の考え方、事例説明。
- 中国側より、遼寧省大連市の概要、河川の現況と課題、河川環境改善に向けた最近の取組み紹介。
- 河川管理全般に関わる意見交換。
本視察団一行は、日本における最近の河川整備の考え方や事業事例の習得を目的に、九州や近畿の自治体が管理する河川を視察するとともに、国内関連機関との技術交流を行うために来日されました。中国遼寧省では2009年より3ヶ年事業として「河道生態建設工程」が100河川で開始されたこともあり、河川環境改善のための技術、施策、事例等について活発な意見交換を行いました。
今回の意見交換の詳細報告は、「JRRNニュースレターvol.37(2010年7月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.37)
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日時: 2010年06月11日 16:25
2009年12月21日(月)、韓国建設技術研究院(KICT)の安主任研究員が来日され、日韓の河川環境再生事業に関する話題交換を行うとともに、東京都内の河川再生現地視察(荒川、旧中川、隅田川等)に関わるサポートをJRRN事務局が担いました。
安主任研究員は、ARRNの韓国窓口機関であるKRRN(韓国河川再生ネットワーク)事務局の担当窓口も担い、ARRN設立前に開催された「第2回水辺・流域再生にかかわる国際フォーラム」(2005年10月東京開催)において「韓国における河川再生事例について」という演題で講師も務められています。
今後も日韓交流を進めながら、ニュースメールやニュースレター等を通じ様々な話題をご提供して参ります。
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日時: 2009年12月24日 16:18
2009年11月30日(月)、中国政府派遣訪問研究員の2名がJRRN事務局を訪問し、中国東北地方の水環境問題や解決が求められている諸課題に関する意見交換を行いました。
○意見交換日時: 2009年11月30日(月) 13:00~15:00
○場 所: JRRN事務局(財団法人リバーフロント整備センター)
○訪問者:
・大連理工大学 環境・水資源研究所 許所長
・内蒙古大学社会学学部民族学・社会学学院 ムンへウリジ準教授
○意見交換内容: 都市の水問題、水循環、水資源と水環境対策、自然環境保全等
訪問した両研究員は共に中国東北部で活動され、地理的に寒冷地に属することから、意見交換を通じ中国南部や内陸部と異なる水環境に関する諸課題を抱えていること印象を受けました。特に異常気象や急激な開発による水不足が深刻で、水利用を目的とした水質改善をはじめとする都市水問題の解決が急務であり、半年~1年間の日本での研究活動を通じ、水資源や水環境管理の思想、また具体技術に関する日本の先進的知見を習得されるそうです。 JRRN事務局としては、引き続き両研究員と交流を深めながら相互の情報交換を行い、JRRNホームページ等を通じてその内容をご紹介していきます。
→大連理工大学ホームページ(英語)
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日時: 2009年11月30日 16:16
意見交換会の開会挨拶(JRRN事務局長) |
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終了後の記念撮影 |
2009年11月13日(金)、中国湖北省水利庁の副庁長を団長とする河川視察団(7名)が来日し、JRRN事務局と河川環境改善の取り組みを中心に意見交換を行うとともに、水環境改善事例として東京都足立区を流れる綾瀬川の視察支援を担いました。
<意見交換及び現地視察の概要>
●午前:
- JRRN事務局より、ARRN/JRRN及び(財)リバーフロント整備センターの概要説明。
- 中国側より、湖北省水利庁の業務内容及び水資源・河川分野の現況と課題説明。
- 水資源及び河川管理全般に関わる意見交換。
●午後:
- 綾瀬川における水質改善の取り組み全般、綾瀬川清流ルネッサンスII事業の概要説明 (国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所より)
- 桑袋ビオトープ公園・桑袋浄化施設・あやせ川清流館の概要説明 (東京都足立区あやせ清流館より)
- 綾瀬川及び桑袋浄化施設等の見学
本視察団一行は、日本及び韓国の河川再生に関わる関係機関との意見交換及び関連施設見学を目的とし、ARRN/JRRN事務局が日本国内の現地視察を支援するとともに、ARRN韓国窓口機関である韓国河川再生ネットワーク(KRRN)事務局を担う韓国河川協会(KRA)を紹介することで、日中韓連携の河川視察が実現致しました。
なお、午後の綾瀬川視察に際し大変お世話になりました国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所調査課、足立区土木部みどりと講演推進室公園整備課、及びあやせ清流館の方々に厚く御礼申し上げます。
今回の来日支援の詳細報告は、「JRRNニュースレターvol.30(2009年12月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.30)
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日時: 2009年11月13日 16:13
2009年7月8日(水)、台湾政府経済部水利署の実務者一行が研修プログラムで来日し、日本の河川環境改善に向けた取組みについて、JRRN事務局及び財団法人リバーフロント整備センターが研修を担いました。
また、今回の研修受け入れに際しては、JRRN初の試みとしてJRRN会員限定の公開行事とさせて頂き、1名の方にご参加を頂きました。JRRN会員と台湾関係者の交流の機会にもなりました。
<研修概要>
- 日本の河川環境改善に向けた取組の概要
- 地球温暖化が河川・流域環境に及ぼす影響
- 多自然川づくり
- 自然再生事業
- 河川事業の住民説明ツール紹介
- ARRN/JRRN紹介 - 意見交換
台湾では、河川再生情報を扱った公的機関によるホームページが先日公開されるなど、台湾全土で河川環境再生を目的とした事業が実施されつつあるとのこと。そのため、多自然川づくりや自然再生事業など、河川環境分野の最新の日本の施策等を学ぶよい機会になったことと思います。 本研修の詳細は、「JRRNニュースレターvol.26」で詳しくご紹介させて頂きます。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.26)
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日時: 2009年07月08日 16:06
2009年6月10日(水)~12日(金)にかけて、韓国河川協会の海外視察団(53名)が札幌市を中心に北海道の河川改修、治水事業、河川環境についての視察を目的に来日しました。韓国河川協会は「アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)」の韓国窓口組織KRRNの事務局組織でもあり、JRRN事務局として視察先の河川管理各機関とのスケジュール調整や説明資料の準備などの協力を担うと共に、恵庭市茂漁川、石狩川、豊平川、千歳川の視察などに同行いたしました。
日本の先進的な治水計画、都市河川の治水、親水計画の視察を通じて、国内の技術や施策のPR を行うとともに、河川再生に関わる日韓の意見交換を行うことができ、河川環境再生分野での今後の更なる日韓交流の契機になればと思います。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.25)
→韓国河川協会ホームページ(韓国語)
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日時: 2009年06月30日 16:05
研修の開会挨拶(JRRN事務局長) |
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河川環境に関する講義の様子 |
2009年5月20日(水)、JICA(独立行政法人国際協力機構)研修プログラムで来日しているパキスタン政府及び地方自治体関係者に対し、日本の河川環境改善の歩みや河川環境再生事例などの講義、及び現地視察の案内をJRRN事務局が担いました。
<研修概要>
●午前:
- ARRN, JRRN及び(財)リバーフロント整備センターの概要説明(JRRN事務局)
- 事業対象河川の概況説明(パキスタン側)
- 日本の河川環境改善の歩み及び河川再生の方策について講義(JRRN事務局)
●午後: 東京を代表する河川再生事例として「隅田川」を視察
本研修者一行は、「洪水危機管理実務」の習得を目的に来日されましたが、パキスタンではゴミの河川への投棄など河川環境面でも多くの問題を抱えるため、河川管理や社会啓発を行う際の留意事項として河川環境分野の話題を提供させて頂きました。
午前の室内講義及び午後の現地視察共に活発な質疑と意見交換が行われ、研修者とJRRN関係者双方にとって有意義な交流となりました。
本研修受入やパキスタンの河川事情については、「JRRNニュースレターvol.24」の中でも詳しくご紹介しています。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.24)
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日時: 2009年05月20日 16:03