Asian River Restoration Network (ARRN)

アジア諸国における河川再生に関する情報交換を目的とした組織として、2006年11月ARRNが設立されました。日本におけるARRNの活動は、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)が担います。

Go to ARRN website

行事報告

< 行事報告 トップページ >

「2011年度・河川技術に関するシンポジウム」発表報告

01-0198a.jpg
発表の様子
01-0198b.jpg
会場の様子


 2011年7 月23 日(土)~24日(日)に「新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術」をテーマとした「2011年度・河川技術に関するシンポジウム」が開催され、「国内外における河川再生事例の情報整備の現状及びその共有と活用に向けた検討」と題して、JRRNが現在取り組む河川再生事例整備活動を中心にJRRN事務局より発表させて頂きました。
 また、発表を通じ、シンポジウム参加者の方々より今後の活動に向けた貴重なご意見を多数頂くことができました。

「国内外における河川再生事例の情報整備の現状及びその共有と活用に向けた検討」論文はこちら(PDF 753KB)
「国内外における河川再生事例の情報整備の現状及びその共有と活用に向けた検討」ポスター発表資料はこちら(PDF 689KB)
「2011年度・河川技術に関するシンポジウム」ホームページはこちら(社団法人土木学会)

2011.5.30 世界銀行主催・地方政府リーダーシップ研修の支援

01-0092-1.JPG
研修様子
01-0092-2.JPG
海外の研修会場が映し出されたモニター


 2011年5月30日(月)、世界銀行等が主催するアジア途上国の地方政府職員のスキル向上を目的とした研修行事が「都市部水辺の再開発」をテーマに開催され、JRRN事務局が日本における河川再生事例の講演を担いました。

<研修概要>
・研修名: 地方政府指導者育成研修(都市の水辺再開発コース)
・主催団体: 世界銀行、シンガポール政府外務省、シンガポールLee Kuan Yew大学
・研修方式: シンガポールを主会場としてアジアの9都市を結ぶテレビ会議方式(150分間)
・研修参加国: 中国、インドネシア、ラオス、フィリピン、ベトナムの5カ国7都市
・講師参加者: ※クリックすると講演資料が閲覧できます
  Dr. Kim Woonsoo(韓国) – 韓国・清渓川再生
  橋本徹 (日本) – 横浜みなとみらい21プロジェクト (PDF 11.5MB)
  Kevin Whittle (イギリス) – イギリス・テムズ川再生
  伊藤将文 (日本) - 北九州・紫川再生 (PDF 990KB)
  和田彰 (日本) – 東京・隅田川再生 (PDF 570KB)

※なお、「横浜みなとみらい21プロジェクト」講演資料は横浜市政策局共創推進室国際技術協力課よりご提供頂きました。

 日本からの講演は、世界銀行東京事務所を会場にテレビ回線を通じて行われ、はじめに横浜市政策局共創推進室国際技術協力課より「横浜みなとみらい21(MM21)」事業の講演、続いてJRRN事務局より北九州市を流れる紫川の再生事例、また東京都を流れる隅田川の再生事例について、再生前後の様子や再生に至る経緯等について説明を行いました。

 本研修行事支援の詳細は、「JRRNニュースレターvol.49(8月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。
  →詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.49)

 また、研修の様子は以下の世界銀行東京事務所でも公開されています。
  →世界銀行東京事務所 TDLC掲載ページ

ECRRとARRN/JRRN交流に関するインタビュー結果ご紹介(日本語版)

01-0189ECRRexchange.jpg
「ECRRからのアンケート形式インタービュー問答(日本語版)」(PDF219KB)


 ECRR(ヨーロッパ河川再生センター)事務局スタッフ(インターン研修学生)より、ARRN及びJRRNの運営面に関するインタービュー(アンケート形式)を受けました。  先方からの質問内容および各質問に対するARRN/JRRN事務局回答を参考までにご紹介させて頂きます。

 →「ECRRからのアンケート形式インタービュー問答(日本語版)」はこちら (PDF 219KB)

2011.1.11~13 中国湖北省水利庁視察団との交流及び視察支援

01-0181-1.jpg 01-0181-2.jpg
JRRN意見交換会後の記念撮影
((財)リバーフロント整備センター会議室)
綾瀬川及び桑袋浄化施設見学
(あやせ清流館)
01-0181-3.jpg 01-0181-4.jpg
(社)日本河川協会との意見交換
((社)日本河川協会会議室)
池田名誉教授との意見交換
((株)建設技術研究所会議室)
01-0181-5.jpg
下水処理施設の見学風景
(東京都下水道局落合水再生センター)


 日本の河川・水環境管理全般に関わる先進的な理念と技術の習得を目的に、中国湖北省水利庁の副庁長を団長とする河川視察団(8名)が来日し、2011年1月11日(火)~13日(木)の三日間、JRRN事務局及び国内関係機関・現地施設管理者・専門家との交流が行われました。各視察先では、河川管理や水環境改善の取組みを中心に視察団と受入先関係者との活発な意見が交わされ、JRRN事務局が各視察先との調整役を担いました。

<交流行事の概要>
 ・1/11(火)午後:JRRN事務局との意見交換(河川環境改善全般について)
 ・1/12(水)午前:綾瀬川及び桑袋浄化施設見学(河川水質浄化・ビオトープについて)
 ・1/12(水)午後:社団法人日本河川協会との意見交換(河川管理全般について)
 ・1/13(木)午前:池田駿介・東京工業大学名誉教授との意見交換(ダム管理について)
 ・1/13(木)午後:東京都下水道局落合水再生センター見学(下水処理及び再生水利用について)

 なお、今回の交流に際し大変お世話になりました国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所調査課、足立区土木部みどりと講演推進室公園整備課、あやせ清流館、社団法人日本河川協会、池田名誉教授及び東京都下水道局落合水再生センターの関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

 今回の来日支援の詳細報告は、「JRRNニュースレターvol.44(2011年2月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。

 →詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.44)

JRRN主催 第7回JRRN河川環境ミニ講座「台湾の河川事情~台風被災からの教訓と治水対策」開催報告

01-0076.jpg
講演会の様子


 2010年12月21日(火)午前に、JRRN主催「第7回JRRN河川環境ミニ講座」を開催しました。今回は、莊曜成・台湾経済部水利署河川海岸部科長を講師としてお招きし、「台湾の河川事情~台風被災からの教訓と治水対策」をテーマにご講演頂きました。

 ○講  師: 莊 曜成 氏 (台湾・経済部水利署 河川海岸部科長)
 ○開催日時: 平成22年12月21日(火) 10:00~11:00
 ○開催場所: 財団法人リバーフロント整備センター会議室

 講演では、はじめに台湾の河川や水問題全般に関わる特徴や河川管理の仕組みなどについてご紹介頂きました。続いては、これまでの度重なる水災害から得られた教訓に基づく、異常気象下での河川計画や管理の考え方について、また今後の台湾が目指す治水対策の方向性について、現在推進中の事業の紹介と合わせて詳しくご説明を頂きました。
 今回のミニ講座は、台湾経済部水利署の方々の来日に合わせ、急遽ご講演を依頼して実現したため、皆様へのご案内が突然となりましたことをお詫びいたします。 JRRN事務局では、本日の講演の詳細を講演録として取りまとめ、来年1月を目処に本ホームページ上に掲載させて頂きますので、ご参加頂けなかった方々も講演録をご活用頂ければ幸いです。

 →当日の配布資料はこちらをクリック (PDF 4.2MB)
 →当日の講演録はこちらをクリック
 →講演会の様子の詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.44)
 →第7回 JRRN河川環境ミニ講座のチラシはこちら(開催趣旨等)

2010.10.25 台湾屏東県政府視察団との技術交流

01-0171-1.JPG
屏東県知事による挨拶
01-0171-2.JPG
技術交流の様子


 2010年10月25日(月)、台湾の最南端に位置する屏東県政府関係者20名が来日し、河川整備全般に関わる意見交換を行いました。

<プログラム>
- 台湾屏東県知事より、視察団構成と視察目的の概要説明。
- 日本側より、(財)リバーフロント整備センター及びARRN/JRRNの概要説明。
- 日本側より、日本における河川整備(特に洪水対策)に関わる施策や事例紹介。
- まちづくりと一体となった河川整備全般の意見交換。

 屏東県は、昨年9月に50年に一度という規模の大水害、また本年9月にも甚大な台風被害に見舞われ、水害に強い街づくりを今後目指していくための事例や技術の調査を目的に来日されました。
 意見交換では、日本におけるまちづくりと一体となった河川整備に関する計画や技術・事例について、また地球温暖化に伴う異常気象、海水面上昇等に対する具体適応策などに関する質問がなされました。

台湾屏東県政府ホームページはこちら(日本語ページ)

「第13回国際河川シンポジウム International Riversymposium」(豪州・パース) 参加報告

01-0169-1.JPG
開会式
01-0169-2.JPG
会場の様子


 2010年10 月11 日(月)~14日(木)にかけて、オーストラリア・パース市のBurswood Entertainment Complexを会場に「第13回国際河川シンポジウム(International Riversymposium)」が開催されました。
 JRRN事務局では、分科会「都市を流れる水(Moving water through cities)」において「情報共有を目的としたアジア河川・流域再生ネットワークの発展について」と題した発表を行いました。  本行事への参加報告(日本語)及びシンポジウムで発表された論文概要一覧(英語)を以下でご紹介させて頂きます。

参加報告目次>
 1. はじめに(参加目的)
 2.「国際河川シンポジウム(International Riversymposium)」とは?
 3.「第13回国際河川シンポジウム」の討議テーマ
 4. 主要行事 及び 主なセッションの参加報告
 5.“Riverprize”の概要 及び 2010年の受賞河川
 6.. 展示ブースの紹介
 7. シンポジウム運営面のノウハウ紹介

「第13回国際河川シンポジウム」参加報告(PDF 3.9MB)
JRRN講演発表資料(PDF 1.2MB)
「第13回国際河川シンポジウム」論文概要集(PDF 3.2MB)
「第13回国際河川シンポジウム」ホームページはこちら
詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.41)

ARRN主催「アジアの河川再生技術共有に向けたラウンドテーブル会議」開催報告

01-0166-1.jpg
会議の様子
01-0166-2.jpg
終了後の記念撮影


 2010年9月14日(火)、アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)主催『アジアの河川再生技術共有に向けたラウンドテーブル会議』が韓国・ソウル市のCOEX国際会議場にて開催されました。
 本行事は、「第8回生態水工学国際シンポジウム(ISE2010)」の特別セッションとして第7回ARRN国際フォーラムに引き続いて開催され、「ネットワーク通じ、河川再生の技術と技術指針を如何に向上させるか?」をテーマに、ECRR(ヨーロッパ河川再生センター)会長や日中韓の有識者をパネラーに招き公開形式での活発な討論を行いました。

○日時 : 平成22年9月14日(火) 16:00 – 17:30
○会場 : COEX会議場(韓国・ソウル市)
○主催 : アジア河川・流域再生ネットワーク (ARRN)、韓国河川再生ネットワーク(KRRN)
○共催 : 日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)、中国河川再生ネットワーク(CRRN)

○司会進行:
 ・玉井信行氏(ARRN会長、IAHR会長、東京大学名誉教授)
 ・BongHee Lee氏(韓国河川再生ネットワークKRRN事務局長)
○パネリスト:
 ・Bart Fokkens氏(ECRR:ヨーロッパ河川再生センター会長)
 ・Dongya Sun氏 (中国水利水電科学研究院、CRRN事務局長)
 ・白川直樹氏 (筑波大学、ARRN技術委員)
 ・Sukhwan Jang氏 (韓国Daejin 大学、ARRN技術委員)

 本会議の講演録は以下よりダウンロード可能です。

 →ARRNラウンドテーブル会議録(日本語仮訳版)ダウンロードはこちら (PDF 715KB)
 →ARRNラウンドテーブル会議録(英語版)ダウンロードはこちら (PDF 699KB)

ARRN主催「第7回水辺・流域再生にかかわる国際フォーラム」開催報告

01-0165-1.jpg
玉井信行ARRN会長による開会挨拶
01-0165-2.jpg
ECRR会長の講演の様子


 2010年9月14日(火)、アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)主催『第7回水辺・流域再生にかかわる国際フォーラム』が韓国・ソウル市のCOEX国際会議場にて開催されました。  本年の国際フォーラムは、「第8回生態水工学国際シンポジウム(ISE2010)」の特別セッションとして開催され、世界各国より参加された河川環境分野の関係者にARRNのPRと本分野の情報交換を行うことができました。

○日時 : 平成22年9月14日(火) 14:00 – 15:30
○会場 : COEX会議場(韓国・ソウル市)
○主催 : アジア河川・流域再生ネットワーク (ARRN)、韓国河川再生ネットワーク(KRRN)
○共催 : 日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)、中国河川再生ネットワーク(CRRN)

各講演の発表資料は以下からダウンロード可能です。
     ※各講演タイトルをクリックすると講演資料を閲覧いただけます。

<プログラム>

・司会進行: 白川直樹氏(筑波大学)、SukHwan Jang氏(韓国Daejin 大学)

・講演1: Bart Fokkens氏(ECRR:ヨーロッパ河川再生センター会長)
River Restoration in Europe and the European Centre for River Restoration

・講演2: Wang Xingong氏(黄河水資源保護科学院)
Study on Environmental Flows and Eco-restoration Practice in Yellow River Delta

・講演3: 傳田正利氏(土木研究所河川生態チーム)
Improvement of Individual-based models by using GIS and a Wild Animal Auto-tracking System

・講演4: Sunok Jeon氏(韓国Eco‐STAR Project)
Development of Technology for Aquatic Ecosystem Restoration in Korea

・講演5: Weon Jae Kim氏(韓国建設技術研究院)
A Prototype of Decision Support System for Ecological Urban River Restoration

 なお、本フォーラムの開催報告は、「JRRNニュースレターvol.40(2010年10月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。

詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.40)
本行事のチラシはこちら
第6回国際フォーラム(2009年)の結果報告はこちら(韓国・ソウル市にて開催)
第5回国際フォーラム(2008年)の結果報告はこちら(中国・北京市にて開催)
第4回国際フォーラム(2007年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)

「第8回生態水工学国際シンポジウムISE2010」(韓国・ソウル) 参加報告

01-0164-1.JPG
開会式でのIAHR/ARRN玉井会長挨拶
01-0164-3.JPG
JRRN事務局講演の様子
01-0164-2.JPG
ARRN展示ブース


 2010年9 月13 日(月)~16日(木)にかけて、韓国・ソウル市のCOEX国際会議場を会場に「第8回生態水工学国際シンポジウム ISE2010」が開催されています。
 JRRN事務局では、分科会「河川再生(River Restoration)」において「日本における河川再生の特徴と事例紹介」と題した発表をJRRN事務局・後藤が行いました。
 また展示コーナーでは、JRRNが事務局を務める「アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)」としてネットワークや日中韓の河川再生事例を紹介しています。ARRNを構成するJRRN、KRRN(韓国)、CRRN(中国)事務局が交代で展示説明を担当し、ISE2010参加者の方々と河川再生に関わる技術交流を行っています。
 本行事の概要や日本の河川再生に向けて参考となる事例等をJRRN事務局で整理したのち、本ホームページにて後日ご紹介させて頂きます。

→ 「第8回生態水工学国際シンポジウム ISE2010」ホームページはこちら
詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.40)

 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15  


行事報告

このページでは、JRRNやARRNによる主催・共催行事の開催報告及び関連資料等を掲載しています。

過去記事検索

カレンダー

2024年3月
« 11月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近のコメント

>> 行事報告 トップに戻る

>> RSS


運営方針・個人情報保護方針