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開会挨拶(愛知県建設局河川課・岡島課長)

矢田川バーブ工プロジェクト紹介(愛知県建設局河川課・川瀬課長補佐)

午前の座学講義(岐阜大学・原田先生)

午後の事前調査モニタリングの様子(運営:原田研究室)

午後の事前調査モニタリングの様子
午後の事前調査モニタリングの様子

研修会終了後の集合写真
2020年11月13日(金)、第9回「小さな自然再生」現地研修会を愛知県名古屋市にて開催致しました。
地元の矢田川バーブ工プロジェクト関係者や自治体職員、実務者など計37名に参加いただき、「事前モニタリングで学ぶ土砂移動」をテーマに、午前の座学及び午後の矢田川での現地調査の充実した研修会となりました。(令和2年度河川基金助成事業)
【日時】令和2年11月13日(金)10:00~15:30
【主催】愛知県建設局河川課、矢田・庄内川をきれいにする会、「小さな自然再生」研究会、日本河川・流域再生ネットワーク(JRRN)
【会場】ウィルあいち 3階 会議室5番(名古屋市東区上竪杉町1) 及び 矢田川現地
【対象】小さな自然再生に関心のある方々
【参加者】37名
【参加費】無料
【プログラム】
(10:00-12:00) 河道内地形の事前モニタリングを学ぶ座学研修
- 矢田川を対象した『川の見方』について(原田守啓:岐阜大学 流域圏科学研究センター)
- 矢田川の本来の姿と現在の姿/洪水頻度や土砂移動の分析方法
- iRICによる河道内地形の変化予測 等
(12:00~12:40)昼食
(12:40~13:30)矢田川へ移動
(13:30~15:30)事前モニタリングの現地調査
調査指導:原田守啓(同上)、岩瀬晴夫(株式会社北海道技術コンサルタント)
※矢田川バーブ工設置前の事前モニタリング調査(地形,水深,流速,河床材料、生物調査等)を実施。
(15:30)閉会
本研修会を共催頂いた愛知県建設局河川課及び矢田・庄内川をきれいにする会の関係者各位、座学から現地調査までご指導頂きました原田守啓先生、岩瀬晴夫様、原田研究室学生チーム、また当日参加頂きました皆様、どうもありがとうございました。
※研修会の概要報告は、12月上旬発行のJRRNニュースレター 2020年12月号にてご紹介します。
→JRRNニュースレター2020年12月号はこちらから
※研修会の詳しい成果報告は、年内を目標に、開催報告書として本ホームページでご紹介致します。
→JRRN主催・共催行事報告書のバックナンバーはこちらから
※参考:「第9回現地研修会」参加者募集案内ページ
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日時: 2020年11月16日 17:39

旧中川にて

江戸川区役所前の水位表示板

一之江境川親水公園にて

和泉川・二ツ橋の水辺にて
2020年2月1日(土)、国立台北大学都市計画研究所・廖桂賢副教授が来日され、都市河川再生に関わる技術交流を行いました。
廖副教授は、治水と環境が共生するまちづくりを専門とし、都市河川再生の研究に携わりながら台湾河川ネットワークの窓口も担っています。2019年7月に香港大学で開催された「水の持続性に関する国際シンポジウム」においてJRRNと交流したご縁で、今回の技術交流となりました。
午前中は東京都江戸川区や江東区の親水河川、またゼロメートル地帯を高潮水害から守るための治水施設を視察し、午後からは横浜の和泉川を訪問し、ふるさとの川モデル事業から30年が経過した和泉川の現在の様子を案内し、合わせて和泉川をフィールドに環境保全に取り組む市民団体との交流を行いました。
台湾との河川再生の技術交流に今後も努めてまいります。
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日時: 2020年02月03日 08:28
首都圏外郭放水路管理支所での意見交換
江戸川区親水河川の視察
神田川・環状7号線地下調節池の視察
渡良瀬遊水地の視察
隅田川の賑わい再生に向けた取組の視察
高潮対策センターでの意見交換
江東内部河川の視察
2020年1月14日(火)~18日(土)の五日間、香港の河川・下水道事業を担う香港特別行政区政府渠務署(DID: Drainage Service Department)の技術視察団が、首都圏の洪水・高潮対策や河川環境改善の経験を学ぶことを目的に来日し、関係する河川管理者との技術交流を行いました。
本視察団の技術交流を受け入れて頂きました国土交通省江戸川管理事務所、江戸川区、東京都建設局、東京都港湾局の方々に厚く御礼申し上げます。
本視察団との技術交流の詳細は、「JRRNニュースレターvol.152(2020年2月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.152 2020年2月号)
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日時: 2020年01月26日 23:04
日本からの講演(JRRN土屋代表理事)
シンポジウムでの記念撮影
2019年12月4日(水)に台湾・台中市の逢甲大学において、自治体職員や一般市民、学生等を対象とした都市河川再生をテーマとするシンポジウムが開催され、講演及び意見交換を通じて日本の経験を紹介させて頂きました。
■行事名: 大台中河川復育論壇
■開催日時: 2019年12月4日(水) 13:30~18:00
■開催場所: 逢甲大学(台湾・台中市)
■主催・共済: 台中市政府水利局、逢甲大学水利発展中心
■プログラム:
・来賓挨拶: 逢甲大学・黄副学長、台中市政府水利局・韓副局長、JRRN・土屋代表
・講演1: 全国の水環境改善計画~台中市における取組紹介(台中市政府水利局 林科長)
・講演2: 都市河川の荒廃と再生の歴史 ~東京都江戸川区を例に~(JRRN 土屋代表)
・講演3: 日本における市民参加による都市河川再生と河川の啓発・教育の歩み(JRRN 和田事務局員)
・パネルディスカッション
台中市では、都市部河川の賑わいや自然環境の再生を目的とした事業が続々と始まっており、技術的課題の克服や地域住民との合意形成など試行錯誤しながら様々な挑戦を続けています。
本シンポジウムの参加は、昨年8月の台中市政府水利局の東京視察支援の技術交流をきっかけとし、今後も台中市と日本の河川再生の経験の共有を通じ、双方の安全で豊かな川づくりの実現に貢献してまいります。
なお、本行事と合わせて実施された台中市内の河川再生現場での交流結果は、JRRNニュースレター2020年1月号にて詳しくご紹介させて頂きます。
◆JRRNニュースレター vol.151(2020年1月号)
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日時: 2019年12月06日 19:36

Suk Hwan JANG教授による進行 
土屋信行・JRRN代表理事の講演
フォーラムの様子 
終了後の集合写真
2019年10月22日(火)、ARRN主催『第16回ARRN水辺・流域再生にかかわる国際フォーラム』を、第22回国際河川シンポジウム(22nd International Riversymposium)の特別セッション“Asian River Restoration Network”として開催しました。
(1) 日時: 2019年10月22日(火) 13:30-17:00
(2) 場所: オーストラリア国ブリスベン・Brisbane Convention & Exhibition Centre
(3) 主催: アジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)
(4) コーディネーター:
Suk Hwan JANG教授, 前・ARRN会長 / 韓国KRRN会長 / Daejin University, Korea
和田彰, JRRN事務局 / 公益財団法人リバーフロント研究所
(5) プログラム:
13:30-14:45 研究発表 計5発表
14:45-15:00 総合討論
15:00-15:30 休憩
15:30-16:45 研究発表 計5発表
16:45-17:00 総合討論
17:00 閉会挨拶
※プログラムの詳細は第22回国際河川シンポジウムウェブサイトをご覧ください。
https://riversymposium.com/
なお、本フォーラムの開催報告は、JRRNニュースレター2019年11月号で詳しくご紹介させて頂きます。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.149-2019年11月号)
<過去の国際フォーラムはこちらから>
→第15回国際フォーラム(2018年)の結果報告はこちら(東京にて開催)
→第14回国際フォーラム(2017年)の結果報告はこちら(マレーシア・クアラルンプール市にて開催)
→第13回国際フォーラム(2016年)の結果報告はこちら(韓国・仁川市にて開催)
→第12回国際フォーラム(2015年)の結果報告はこちら(韓国・慶州市にて開催)
→第11回国際フォーラム(2014年)の結果報告はこちら(オーストリア・ウィーン市にて開催)
→第10回国際フォーラム(2013年)の結果報告はこちら(中国・成都市にて開催)
→第9回国際フォーラム(2012年)の結果報告はこちら(中国・北京市にて開催)
→第8回国際フォーラム(2011年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)
→第7回国際フォーラム(2010年)の結果報告はこちら(韓国・ソウル市にて開催)
→第6回国際フォーラム(2009年)の結果報告はこちら(韓国・ソウル市にて開催)
→第5回国際フォーラム(2008年)の結果報告はこちら(中国・北京市にて開催)
→第4回国際フォーラム(2007年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)
→第3回国際フォーラム(2006年)の結果報告はこちら(日本・東京にて開催)
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日時: 2019年10月28日 06:02
発表要旨とポスター(PDF 1MB)
ポスター発表の様子
2019年9 月27日(金)~30日(月)に「応用生態工学会 第23回大会(広島大会)」が開催され、JRRN事務局より「水辺の小さな自然再生の普及による地域に根差した多様な川づくりの推進」と題したポスター発表を行いました。
本発表は、小さな自然再生の全国への普及と技術向上を目的に、JRRNが幹事を務める「小さな自然再生」研究会とともに取り組んできた成果を紹介したものです。
ポスター発表を通じては、小さな自然再生の取組に際しての市民や行政との連携の仕方、活動財源、またその効果などに関わる質問を頂戴し、今後の小さな自然再生の推進に向けた意見交換をすることができました。
ポスター発表を通じて頂戴した助言を今後の活動に反映してまいります。
→「水辺の小さな自然再生の普及による地域に根差した多様な川づくりの推進」発表要旨及びポスター発表資料はこちら(PDF 1MB)
→「応用生態工学会 第23回大会(東京大会)」ホームページはこちら(応用生態工学会)
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日時: 2019年09月30日 13:21

日本からの講演(JRRN土屋代表理事)

パネルディスカッションの様子

現地視察での記念撮影
2019年7月11日(木)~13日(土)、香港大学・社会科学院において、一般市民や専門家を対象とした「水の持続性に関する国際シンポジウム」が開催され、講演及び意見交換を通じて日本の経験を紹介して参りました。
このシンポジウムは、香港の公益財団Jockey Clubをスポンサーとした3年間のJC-WISEプロジェクト(水分野の持続性と住民参加戦略)の総括行事として開催され、本プロジェクトの最終年度に当たる本年は、JRRNが事務局を担うアジア河川・流域再生ネットワーク(ARRN)会員のJRRN、KRRN(韓国)、マレーシアの関係者も招待され、河川再生や住民参加に関わる各国の知見を共有する機会となりました。
◆JC-WISEプロジェクトホームページ(言語:英語): http://www.jcwise.hk/
◆シンポジウムホームページ: http://www.jcwise.hk/symposium/2019/#
日本(JRRN)からは、「都市河川再生」及び「水の持続性に向けた教育」の二つのセッションで日本の経験を発表させて頂き、パネルディスカッションや香港の河川再生現場視察を通じて各国の河川再生の担い手と交流を行いました。
本行事の概要はJRRNニュースレター2019年8月号にて詳しくご紹介させて頂きます。
◆JRRNニュースレター vol.146(2019年8月号)
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日時: 2019年07月16日 05:30
会場の様子
2019年5月31日(金)、『第1回北海道の応用生態工学 ~掲載論文の解説と展望~』が「小さな自然再生」と「きっと役立つ省力化のモニタリング技術」 をテーマに札幌にて開催され、JRRN事務局からも小さな自然再生に関する話題を提供させて頂きました。
本行事は、応用生態工学会誌に掲載された論文から選ばれた研究・事例について、著者・連名者自身が論文の解説と展望について掘り下げて講演することで、応用生態工学への理解を深め、さらなる研究や現場への展開を図ることを目的に開催され、応用生態工学会では全国初の試みでした。
本行事の参加報告は、「JRRNニュースレターvol.144(2019年6月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。
→参加報告はこちら(JRRNニュースレター2019年6月号 vol.144)
→プログラムはこちら
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日時: 2019年06月03日 12:17
講演会の様子(土屋信行・JRRN代表理事)
終了後の記念撮影
2019年5月28日(火)、香港の河川及び下水道の管理全般を担う香港特別行政区政府渠務署(DSD: Drainage Services Department)を訪問し、河川行政に携わるDSD職員約50名を対象とした技術交流会において、日本の都市河川再生の歩みや事例を紹介させて頂きました。
これまで香港では、河川を雨水排水路(Drainage)と位置づけ、洪水を海へと速やかに流下させる整備を行ってきましたが、この排水路を都市域における貴重な水と緑の河川空間へと再生していく事業に着手しております。
今回の訪問では、日本における経験を広く共有するとともに、具体の現場を視察しながら、河川再生を担う行政職員やコンサルタントチームと技術交流を行いました。
2009年より始まった香港政府とJRRNとの技術交流も11年目に突入し、双方の経験や教訓の共有を通じ、地域に親しまれる豊かな川づくりに貢献してまいります。
なお、本技術交流の詳細は、「JRRNニュースレターvol.144(2019年6月号)」で詳しくご紹介させて頂きます。
→詳しい記事はこちら(JRRN Newsletter vol.144 2019年6月号)
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日時: 2019年06月03日 12:02
開会挨拶

研修の様子
2019年5月23日(木)、秋田県建設部河川砂防課が主催する「多自然川づくりiRIC研修会」が開催され、JRRN及び「小さな自然再生」研究会が運営協力させて頂きました。
秋田県を流れる斉内川沿いの道の駅に隣接した水辺のエコアップと賑わい創出を目的に、2018年2月のワークショップ成果に基づき2018年10月に県職員や地元業者で手づくりのバーブ工を設置しております。
この度の研修会では、このバーブ工の水理的影響を評価する手法を習得することを目的にiRICでのシミュレーション方法を学び、18名の秋田県職員が挑戦しました。
座学とフィールド演習で構成される多自然川づくりのアクティブラーニング型研修プログラムの試行として、こうした研修が全国で活発に取組まれることを目標に今後も協力してまいります。
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日時: 2019年06月03日 11:39